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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

「episode31:暗黒のワルツ」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2025年2月号)感想

2025年02月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode31:暗黒のワルツ」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2025年2月号)感想

囚われのるきあさん。ローランにプロポーズされた挙句に謎の幻術にかかり、忘我の果てに飛び立っていきました。
そして始まる暗黒のワルツ。るんたったーるんたったー。小躍りしてるローランがいじらしい。

るきあさんが見ているのは、黒砂くんと踊る幻影とのこと。それでいいんだろうか、ローラン…。
自分に惚れさせるような洗脳術はなかったのか…。

その様子を見ていたイズールさん。

イズール:
「ローラン様はいったい何をお考えなのだ!?」

まぁそうだよな。何考えてるのか分からないもの。というか、見ちゃいけないものを見てる気がする。
想い人の幻覚を見せてる小娘と小躍りする様か…。痛ましすぎる。

尤もイズールはイズールで、ガクト様の子孫の存在を知り、小躍りなさってた。大変に痛ましい。
誰か一人くらい真っ当に幸せな人はいないのか…。

そんな目も当てられない中、ローランはダメ押しとばかりにるきあさんに接吻をなさ……ろうとして殴り倒された。気の毒。
正気に返ったるきあさんは、ダッシュで逃亡。走るんじゃない。るきあさんのアイデンティティは人なので、焦ると人間っぽい仕草が出るんだろうか。
あと、ローランは何気にショックだったようで、あからさまな逃走にも目をそらすばかり。気の毒。

とりあえずは逃げ出せたるきあさんですが、すぐにイズールに捕捉されました。
歌えばどうとでもなりそうな気はするものの、何せるきあさんだものな…。見敵必殺の精神に乏しいので先手を取れなさそう。

【今月の星羅】
1コマのみの登場です。台詞のみなら2コマ。

星羅:
「ローランは幻術が得意なの」
「相手の見たい夢を見せてまぼろしであやつるのよ…」

まるで自分もそれにやられてましたと言わんばかり。
どう見ても自由意志にしか見えませんでしたが、とにかく「操られてた」で押し通したいらしい。

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「episode30:ローランの策略」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2025年1月号)感想

2025年01月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode30:ローランの策略」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2025年1月号)感想

母親と人質交換の形になったるきあさんは、いきなりローランにプロポーズされていました。おモテになる。

一応は海の王を自称なされてるし、見た目も悪くなさそうだし、それなりにトキめいても良さそうなものですが、第一感想は「何考えてるの?」。
一連の様子を見ていた側近たちも嘆いたり、まぁ何かの作戦だろうと冷ややかだったり。
何か昔のことがフラッシュバックしたりと、ローラン本人も苦しそう。誰も幸せにならない戦いが、無益に続いてる感がある。

一方、地上に送り返されたマメプリの先輩方。
一瞬は心配したものの「信じて様子見しよう」と即断なされました。やる気になってるのは星羅だけか…。

また同時刻。るきあさんの想い人たる黒砂くんは、サーフィンをなされてた。
先日謎の男から聞かされた出自のことで悩んでいらっしゃる。悩んだらサーフィン。そういうものなのは分かりますが、敵らしき謎の男が海の生き物なのに、半裸で海に入れるのは尋常な感覚ではない。さすがパンタラッサの血脈。しかも背後に沙羅の守護姿まで見える。海は危険どころか、海では無敵だった。

その夜。囚われのるちあさんは、ちょっと人には話せないようなタイプの夢を見ていらっしゃった。大層トリップされてるところに、ローランが夜這いに。間が悪すぎる。そして何か洗脳的なものを仕掛けてきた。

思うにローラン一人で空回ってるというか、真面目に頑張ってるんだからマメプリさん達も真面目に向き合って上げて欲しい…。

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「episode29:全員集合!スペシャルショート」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年11月号)感想

2024年12月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode29:全員集合!スペシャルショート」ぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年11月号)感想


なかよし 2024年11月号 [2024年10月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

おそろしく間が開いてしまいましたが、遅ればせながら感想です。
といってもショート編なのでストーリー的には書くことがない。はずなのに恐るべき情報量を誇るショートでした。

星羅:
「オレンジパールボイス!」
「ホーリー・ピュア・ピッチ!」

何を言ってるんだこの子は。
およそ20年の時を経て、決め台詞が公表されました。なんなんだこの展開。

しかも「ホーリー」とか言っています。たぶん決戦が聖夜だったことに引っ掛けてるんでしょうけど、沙羅さんまで「ホーリー」。
そして二人とも敵サイドに寝返ってる。ホーリーってなんだ。

真ん中の「ピュア」は、まぁピュアピュアなので納得。納得するしかない。
そう思うと「ホーリー・ピュア・ピッチ」は20年前でも予想できなくはない範囲か。予想してても戯言だと一蹴されそう。

「aqua」が始まって早3年。考えてもみれば、第1期+第2期のアニメ放送期間よりも「aqua」連載期間が長い。
原作版も連載が3年半なので、そろそろ越えそうです。もはや「aqua」の方が本編とも言える。未来を歩んでる感が素晴らしい。

個人的に本放送中から今年に至るまでの20年、特定の誰かに絞って応援してきてはいなかったのですが、トロピカルフルーツサンデーにゴロンとやられ、星羅の旗を掲げることにしました。作品のファンになって20年後に推しに陥ることって、あるんだな…。
アニメでのピュアピュアな星羅さんも、不意打ちアタックで至近距離からお歌を浴びせかける星羅さんも、トロピカルフルーツサンデーしてるところを爆笑される星羅さんも、盛大に闇落ちなさって謎の誘惑ムーブしてくる星羅さんも、トロピカルフルーツサンデーされてあっさり無力化される星羅さんも大変に可愛いです。

今年もありがたいことに様々な企画や展開がありました。
情報面では先ほどの決め台詞の決定、そして星羅の誕生日も確定した(12月26日!おめでとうございます)。
イベントだと、家族で遊んだ八景島シーパラダイスでのコラボが特に思い出に残ってます。舞台が海辺で水族館なのは、ぴちぴちピッチにぴったり。あと屋外で、ぴっち目当てではない他の人たちの目にも触れているのが、何やら妙に嬉しかった。昔を思い出した大人や、これをきっかけに視聴するお子様がいたら良いな。謎の魚を持ちあげてる星羅も大層かわいかった。

あとスカイツリーでのライブ…!三人vsBBSの公式ライブは過去にもなかった。ありえない。素晴らしい。
イントロが流れ、何が歌われるのかを察知した瞬間に悲鳴がこだまする。あのイベントを20年以上も過ぎた今、実現してくれたことに感謝しかない。
幻のKODOUの振り付けとか、BBSとのシナリオパートとか、ちょっと言葉にまとめきれない。

「aqua」は来年も続いてくれるし、グッズも続々決まっています。感覚が麻痺しつつあるけど、このお祭り騒ぎは当たり前のことではない。
星羅のグッズなんて、放送当時から20年間、ほぼ何もなかったものな…。いや本当にありがたすぎる。
できることなんて特にはありませんが、せめてせっせと参加&購入するので、どうか来年もその次もこの勢いで進んで欲しいです。まさしく「夢のその先へ」。
「ぴっち」の全盛期は今だと思えることが、とても幸せです。

欲を言うなら「aqua」のアニメ化を切に希望。
Web公開のショートムービーとか新曲の作成とか、クラウドファンディングや注文制作でやってくれないかしら。
あと「aqua」もグッズ化して欲しいです。高校生版星羅とか、闇落ち星羅とか、いっぱい欲しい。
「ピュア」についても、中学制服の星羅とか、私服星羅とか、まだ出てないのが多数あると思う。いっぱい欲しい。

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「episode28:しのびよる魔の手」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年9月号)感想

2024年09月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode28:しのびよる魔の手」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年9月号)感想


なかよし 2024年9月号 [2024年8月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

母親を救出すべく敵地に乗り込もうとしたところ、他人様の家に勝手に上がり込んで、落ちてた菓子をむさぼり食った結果、動物に姿を変えられてピンチに陥りました。
一から十まで自業自得過ぎて、ピンチがピンチに感じられない。

とはいえ本当に一大ピンチです。かつての激戦を戦い抜いた水色と緑が完全に無力化。
それどころか星羅がぴょんぴょんと鳴く謎の生物に成り果ててしまった。
罠の主・キルケすごい。この子がいれば、ガクト様もミケル様もあんなに苦労しなかったのに。

嘆いていても仕方がない。唯一まともな理性があったおかげで無事だったので、るきあさんは単独変身。
事態が奇妙だろうと、やることは毎度同じです。歌おう。お唄は全てを解決する。

キルケ:
「効かぬ!効かぬわ!!」
「さすがのマーメイドプリンセスの歌も」
「これじゃまるで森の音楽会じゃな…!!」

なんたる屈辱。
彼女らのアイデンティティはもちろん海中生物でサカナですから、「森の音楽会」はなかなかに煽り度高い。
私らでいえば「まるでメダカの学校じゃな…!!」とかだろうか。
何というか近縁のサカナではなく、わざわざ陸上生物に変化させてるあたり、キルケさんの嗜好は相当に歪んでいらっしゃる。

絶望的な状況をヒッポがどうにかしかけたものの、ローランが出張ってきました。ボス枠なのに前線が大好きらしい。

マメプリの皆様は瓦解(盗み食いのせい)。るきあさんも変身解除。おまけに人質までいて、ついでにアクアレジーナも所在が判明して拘束済。
圧倒的な優位。それなのに、ローランは交渉を申し出た。
るきあが残ってくれるなら、母親も仲間もみんな無事に帰してあげるよ。

あまりに意味不明ですが、るきあさんは承諾。かくして星羅たちは強制送還されました。最強戦力だと思ったのに…。トロピカルフルーツサンデーのせいで…。

残ったるきあさんは真珠を握りしめ、いつお歌をぶちかますかと臨戦態勢。
だけどローランからは意外な一言。

ローラン:
「オレの花嫁になれ、るきあ」
るきあ:
(なにをたくらんでいるの…!?)

いや、普通に惚れているのでは…。
初接触時から雰囲気づくりに必死でしたし。
勝ちが確定している状況を手放してまでのプロポーズに、るきあさんももう少し真摯に向き合って欲しいです。

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「episode27:キルケの罠」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年8月号)感想

2024年08月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode27:キルケの罠」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年8月号)感想

長らく箱推し気味でしたが、aquaによって星羅支持に収まりました。星羅可愛い。そしてトロピカルフルーツサンデー万歳。
何かもう異常なまでに満ち足りた気分です。アニメ最終回の、あの名シーンが蘇る。ありがとうありがとう。


なかよし 2024年8月号 [2024年7月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさんは敵地攻撃に打って出ました。
頼れるマメプリのお姉さま方に黙って、こっそりと。だって頼りならないし。

それを聞いた星羅さん、同行を宣言なされた。

星羅:
「それならわたしも行くわ」
「ローランにあやつられてたとはいえ…」
「わたし今までずっとるきあのジャマばかりしてたもの」

操られてた…のでしょうか。割とノリノリだった気がしてならない。
前に波音さんも「星羅は操られてた!この話はこれでおしまい!」とばかりに強弁なさっていましたが…。
まぁ深入りすると誰も幸せになれないので、操られてたということにしよう。この話はこれでおしまい!

何にせよ、この生物が付いてきてくれるなら勝ったも同然。
というか「星羅と一緒に出撃」というピュアまでならありえないシチュエーションに胸が高まります。
これこそ続編の醍醐味。ありがたい。本当にありがたい。

るきあ:
「わたしたちふたりなら」
「どんな敵がきてもへっちゃらよ!」

るきあ:
「星羅が仲間になってくれたんだもん」
「わたしたちならだいじょうぶだよ!!

るきあさんからも絶大な信頼が寄せられています。大丈夫、間違ってない。

こうして二匹で泳ぎに泳ぎ、ようやく近場まで来たところで民家を発見。入ろう。そして食べ物を見つけた。食おう。むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃー!!

あまりにもあまりなマメプリムーブに、るきあさんもさすがにドン引き。
人様のお家に勝手に上がり込み、海中に放置されていた食べ物を、躊躇なく食いやがった。
しかも直前に「絶対に食うな」と忠告されていたのに。

星羅:
「ごめんつい…」
「わたし じつはトロピカルフルーツサンデーが大好物なの」

トロピカルフルーツサンデーなら仕方がない。
匙すら使わず、頭から突っ込んでむしゃむしゃやってる様が大変に可愛らしいです。
これが海中でもトロピカルフルーツサンデーを食べたいって想いなのね…。

が、当然ながら罠でした。食ったら動物に変化するキルケの罠。なんたることだ。最強のオレンジがあっさりと無力化された。トロピカルフルーツサンデーのせいで!

トロピカルフルーツサンデーなら、仕方がないか。

納得はしたもののいきなりの大ピンチです。
実はついてきていた先輩マメプリの皆様も、同じように勝手に菓子を食って、勝手に無力化されました。やっぱり頼りにならない…。
マメプリの皆様は、さすが海の絶対支配者なだけあって、民草の倫理が抜け落ちていらっしゃる。

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「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年7月号)感想

2024年07月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年7月号)感想


なかよし 2024年7月号 [2024年6月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさん、セイレーンと交戦…!黒砂君を巡って!

るきあさん:
「彼はわたしの!!」
「変身っ」
「ピンクパールボイス!!」

セイレーン:
「このマーメイド、彼女きどりだわ」
「コドモのくせにナマイキなっ」
「セイレーンコーラス!!」

何の戦いなんだろう、これ。
とりあえず「彼女きどりだわ」はけだし名言。
実際、まだ正式に「彼女」ではないんだっけか。
この子らの距離感はよくわかんない。

マーメイドとセイレーン。一斉にお歌の構えに入り、先手を取ったのはセイレーン。
歌合戦は基本的にイニシアチブ勝負…なのですが、セイレーンのお歌はあっさりと無効化されました。
ヒトデさんが耳栓さんになってくれたからです。ヒトデさん自身がどうやってお歌に耐えたのかはわからない。

るきあさん:
「ふっふっふっ」
「あんたたちかくごしなさい」

バキリ、ボキリ。
拳を鳴らし、るきあさんが死の宣告をなさる。
お歌を唄うのに何故拳で威嚇するのかはわかりません。わからないことだらけだ。。

るきあさん:
「彼女ヅラじゃなくて」
「わたしは彼女なのっ」
「ぴちぴちボイスで怒りの横どり禁止ライブだよっ!!」

そうか、彼女さんだったのか。先ほどの謎が一つ解けた。
そして怒りに任せて熱唱されました。

セイレーン:
「い~や~!!」
「心がおだやかになってきちゃう」

恐ろしいことに、この怒りに満ち満ちたお歌の追加効果は「心が穏やかになる」のようです。
どういう歌い方をしたらそんな怪奇現象を引き起こされるのか、本当にわからない。

こうしてセイレーンを一掃し、目覚めた黒砂君と、壊れたヨットで例によって例の如くいちゃつかれました。

るきあさん:
(わたしの気持ちを見ぬくように)
(マーメイドのわたしのことも見ぬいてほしいな…なんてね♡)

そういえば、まだマーメイドのことは秘密のままでした。黒砂君が人間かどうか、まだ確証を持てていなかったのか。
彼の視点では、今はどんな状況なんだろう…?
あれだけ色んなことに巻き込まれてるのに、るきあさんのことはただの人間だと認識してるんだろうか。早く真相を教えてあげて欲しい…。

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「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年6月号)感想

2024年06月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年6月号)感想


なかよし 2024年6月号 [2024年5月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

マメプリ7匹を捕まえるべく、ローランが本格的に動き出しました。
彼の呼び声に応えて終結するセイレーンたち。ローランはああ見えて慕われているようで何よりです。
居場所が分かってるんだから、前にやったようにローランが直接乗り込んだ方が早そうには思いますけれど。

事態の変化を察したるちあさんは、こっそりとヒトデらしき謎の生き物を呼び寄せると、娘へのメッセンジャーを頼みます。
隙間だらけの雑な警備のおかげで、ヒトデらしき何かは容易く脱出。
あまりにザルすぎますが、多分オキアミとかとも会話しかねないので、空気口(排水口?)がある限り、情報伝達は阻止できないのかもしれない。

それより問題は、るきあさんが内陸部にいた場合です。ヒトデの悲しさ。陸に上がられたらどうにもならない。
のですが、るきあさんは余裕で海辺にいました。マーメイドの本能に支配されていらっしゃる。

こうして果たされた伝言。「ローランが動き出したから気をつけて!」。
そんなことは言われなくても分かってる。宣戦布告されてるから襲われるのは織り込み済みだ。
ローランが放置するわけだ。どうせ状況は何も変わらない…。

それどころか、直後に黒砂君から海上デートに誘われて、ほいほいとOKを返しました。
狙われてると分かってて、何故に水面に行くのか。マーメイドとパンタラッサの血が、海に吸い寄せられていく。

貸し出しヨットに乗って海に出たものの、案の定というか罠でした。
敵の作戦は明快。女子を片っ端から海に叩き落とす。尾びれがぴちぴちしたら捕縛しよう。
力技ですが間違ってはいない。さあ落とそう。

るきあさん:
「マーメイド!?」
「なんでこんな人前に!?」
「ってふえてる!!?」

にょきにょきと生えてくるマーメイド。かと思いきや、よくよく見れば尻尾が鳥です。

るきあさん:
「マーメイドは人間をおそわない……!」
「じゃあ彼女たちは何者なの!?」

マーメイドは、人間を襲わない…?
どこかのオレンジマーメイドの一件を、るきあさんは知らないんでしょうか。知らない気がする。ならば仕方がない。
星羅のことも忘れ去ったんだろう。

悩んでる内に、鳥の尻尾持ちことセイレーンは唄う。
由緒正しきオデュッセイア。伝統に則り、帆に縛り付けて耐えようとしますが、所詮はじり貧。
本能の赴くままにわらわらと男に群がってくるセイレーンに、るきあさんも大ピンチ。

るきあさん:
「この歌…頭がボーッとしてなにも考えられなくなる…」
「このままじゃヨットも流星もおかしくなっちゃう」

ヨットがおかしくなるって何だろう?
いや変ではないんですが、ヨットは物理的に沈没しかけてるので、「おかしくなる」と言われても違和感が。
るきあさんの頭もおかしくなってるようなので、まぁやむなしか。

描写を見るにセイレーンは大量にいて、モブ的な輩まで歌えるようです。
BBSやみつかいほどの破壊力はなさそうですが、さすがは伝統あるセイレーン。
歌による幻惑に関しては、マーメイドよりも本家本元です。本家と亜種対決という意味では、ローランとパンタラッサにも通じるものがある。
何気に熱い戦いです。しかも海生生物バージョン。るきあさん単独で、どうこうできる気が全くしない。

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「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年5月号)感想

2024年05月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年5月号)感想


なかよし 2024年5月号 [2024年4月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

星羅がローランから離反してくれました。

マメプリ:
「それにしても」
「ローランの術がとけて」
「星羅がもどってきてくれてほんとうによかったわ!」
「ね!星羅!!」

星羅:
「まぁね…」

もう冒頭からおかしい。「それにしても」の語りだしで大事なことをさらりと。

星羅さんは腐ったマメプリのお姉さまに嫌気がさして、自発的にローランの元に行ったと思ってたのですが、操られていたことになったようです。
いや確かに、何か怪しげな囁きとかはされていましたけど。

「ね!星羅!!」のあたり、「そういうことにしておこうね!」的な圧をひしひしと感じます。
あれはローランのせい!ということにして水に流そう!
強い決意を感じます。発言者がはっきりしませんが、コマの絵と口調から波音さんと思われます。というか波音さんの笑顔っぷりが邪悪で良い。知らぬ間に全責任を押し付けられたローランの健闘を祈ろう。

さて星羅のことは片付きました。裏切り?あれは操られてただけ!

しかしながら、るちあさんは捕縛されてしまいました。そして暴れていました。
出せー!出せー!!!
下品だな…。見るにたえん。
先代のアクアレジーナ様もお休み中はこんな感じだったのかしら。

娘に置き去りにされた形ですが、るちあさんは娘を信じていました。
何せマメプリとパンタラッサの血を引くものです。ついでにアクアレジーナの血も引いてる。強い。

あとさりげなく実子だと判明しました。
るちあさん達が妙に若い事もあって、血がつながってないんじゃないか疑惑もありましたが、普通に子供のようです。

さて、信頼に応えて早速るちあさん救出に動くのかと思いきや、るきあさんは遊園地を貸し切って黒砂君とデートに行かれました。
貸切ったのは己に懸想するナム王子。同行するは、かつて黒砂君にアタックしてきた星羅。
この状況でデートを楽しむとは、凄まじい胆力の持ち主です。
「運命に立ち向かう勇気が欲しい」的なことをおっしゃっていましたが、こんな真似ができるなら大概のことはビビらずにできるんじゃないかな。

とりあえず星羅派としては、あっさりと身を引かれたのは大変に残念です。
油断させて背後から不意打ちBirthOfLoveするぐらいのアグレッシブな星羅が見たかった。

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「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想

2024年03月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想


なかよし 2024年 3月号 [雑誌]

るちあ&るきあさんの両名は、あっさりと捕縛されてしまいました。
波音&リナさんが助けようとするもローランに通用せず。
歌えない面々はそもそも戦力外。

そこに更には星羅さんまで現れました。これ、詰んでるのでは。

ところが唐突に沙羅さんと思しき幻影が現れ、星羅が暴走。るきあさんを救い出しました。
ローランの叫びが物悲しい。「星羅!?なにをしている!?」
本当に何をなさってるんだ、星羅さん…。

星羅さんの突然の行動に、るきあさんも応えた。よくは分からないけど、真珠が共鳴している!
そしてセルフ海苔で変身なされた。るきあさんも何をなさってるんだ…。

一緒に唄おうと手を差し伸べるるきあさんに、星羅も感激しきり。
まぁそもそもグレた発端は、お姉さま方が話を聞いてくれない事でしたから、対等に接してくれるるきあさんに心を開くのは自然な流れなのかもしれない。

かくして響き渡る「オレンジパールボイス!」の死の宣告。
つくづく何がどうなって、どうしてこんなことになった。

ピンクとオレンジ人魚が揃って歌うは「Blue Resonance」。
るちあと海斗をイメージして作られた曲ですが、「aqua」の星羅のイメージにも合ってるように感じていたので、星羅が歌ってくれるこの展開は個人的にはかなり嬉しい。

こうしてローランは敗北しました。気の毒でならない。
ついさっきまで勝ち確定だったのに、何でこんなことに。

あと、いまだに捕まったままのるちあさんが愉快なことになっています。
つい忘れがちですが、るちあさんはアクアレジーナ様でもあるんですよね。
捕まったままで「わぁ娘がすごい!」みたいな顔してますけど、何をなさってるんですかね、この海の女神さまは…。

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「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

2024年02月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

八景島やら何やらと派手なイベントに現を抜かしていて、1カ月遅れの更新です。


なかよし 2024年2月号 [2023年12月28日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

星羅さんは夢を見ていました。純真無垢だった、幼き頃のあの夢を。

星羅:
「もうっ!どうしてみんな信じてくれないの!?」
「ローランは強いし協力してくれるっていってるんだよ!?」

お姉さま方:
「もう星羅ったらお子ちゃまね~」
「そんなことばを真にうけてんのか?」
「星羅はピュアだから…」

こうして星羅さんはグレました。全てお姉さま方のせいです。
あのふざけ切った対応を思い出し、星羅さんも怒りを新たに…かとも思いましたが、リナの発した「ことばより行動だろ?」が妙にひっかかる。
ローランは平和を約束してくれた。でも陸も海も争いがたえない。

星羅:
「なぜ?」

ローラン一人では荷が重いだけではなかろうか。
マメプリの皆様が非協力的ですし。

しかしながらピュアな星羅さんはそんなことは露ほども思わず。
懐かしのココロのかけらが足りていない。そんな焦燥感に悩むことしきり。
本当にピュアな娘さんだ。お姉さま方はもうちょっとケアして欲しい。

一方その頃ローランは、黒砂くんにパンタラッサの紋章のことをレクチャーしてあげていました。丁寧で優しい。
ローランが言うには、黒砂くんは「ガクトの子孫」だそうです。

私の感覚だと「息子」を「子孫」とは呼ばないのですが、まぁサカナ的にはそうではないらしい。
それ以前に「息子」ではなく、数世代先なのかもしれない。サカナの世代交代は早い。
そんなわけで「ガクト様に子供がいたのか…?」については、一旦スルーしよう。踏み込むのが怖いので。

そこにるきあさん達が到着。
お歌を唄い、さっくりと黒砂くんを助け出します。

更にるちあさん達も到着しますが、ローランの見事な一本釣りにて、母娘ともども捕縛されてしまいました。
ほぼ見た目の変わらない母娘の人魚さんを並べて幽閉か…。またそういう黒砂くんの性癖を破壊するような真似を…。

気が付けば周りが下半身サカナの連中ばかりです。黒砂くんのメンタルが本当に心配だ。

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