20点
関東視聴率:19.3% 内容を知った段階でちょっとツライだろうなとは思ってましたが やっぱりツラかった。 こういう障害者モノはあざとい内容のものが多くて、 あまり好きじゃ無いのですが、これは特にヒドイですね。 (もちろん障害者モノでも名作はあります。最近では韓国映画の「マラソン」は素晴らしい作品でした。) まず話の内容が薄っぺらいし、今後の展開も読めるし、 一話見たらもう見ないという人が多いかも。 特に主人公と幼馴染の関係がイマイチ良く分からない。 香里奈が親身に草薙の面倒を見てるのですが これがどうにも不自然で、何故彼女がそこまでしてあげるのかが分かりません。 まあ、これは見続ければ分かるのかとは思いますが、 せめて第一話でもう少し描写して欲しいです。 とにかくものすごく退屈でした。 次は見ないかも…
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20点
関東視聴率:16.4% 頑張って二回目も見ました。 相変わらず単調で、予定調和で、面白味の無い内容でした。 なので次回からは見ません。 |
30点
関東視聴率:18.2% 一度リタイアしましたが、視聴率が良いので再チャレンジしました。 今回は普通に見れましたね。 リタイアするほどではないかも。 「僕」シリーズに対する期待が高かったので、辛口な評価になっていた部分もあるのかもしれません。 今後は出来るだけ先入観に左右されないようにしなければと反省しました。 「僕」シリーズという視点で見なければ、そこそこのドラマです。 面白くも、つまらなくも無い出来です。 良い意味でも悪い意味でも“普通”のドラマです。 ただ、スタッフが丁寧に作っている姿勢は感じられました。 全力で見るというよりも、何かをしながら見る位のスタンスがちょうど良いのかもしれません。 そういう意味では非常にテレビトラマ向きの内容です。 とりあえず、しばらくは見続けてみます。 ありがとう / SMAP |
50点
関東視聴率:17.9% 今回は面白かった。 内容がとても濃かったので。 回を追う毎に良くなってきています。 最初の頃の薄い内容が嘘のようです。 草剛はとても丁寧に輝明を演じていますね。 とても難しい役柄にも関わらず。 その姿勢にとても感銘を受けます。 それにしても、都古(香里奈 )という人間が理解できない。 元々、彼女があんなに親身に輝明の面倒を見ている理由が良く分かりませんでした。 幼馴染だからという理由だけではどうも納得いきません。 あんな天使みたいな人物は現実感がなくて共感出来ない。 それなのに、彼女は突然結婚をして、輝明と距離を置く決意をします。 なんか行動が終始一貫されていないような。 責任感があるのかないのか。 輝明の生活の一部になっていたのに… 彼にとって日常が変化することはかなりの苦痛です。 “一度深く関わったら一生付き合っていく” それ位の覚悟を持ってないのなら、最初からあそこまで親身に面倒見ない方が良かったのでは。 一体彼女は何を考えているのでしょうか。 見ていくうちに、このドラマは以前も書いた韓国映画「マラソン」をモデルにしていることが分かってきました。 映画では主人公の趣味は“マラソン”ですが、このドラマでは“自転車”に置き換えています。 そのためラストは大方予想出来ますね。 今後も内容の濃い展開を期待します。 ありがとう / SMAP |
50点
関東視聴率:16% 今回は結構動きがありましたね。 古賀年雄(小日向文世)の過去も明らかになったし。 輝明はなんとか都古(香里奈)の結婚を乗り越えようとしています。 彼が成長していく姿は見ていてとても好感が持てます。 草剛の好演のおかげでしょう。 ちょっと気になったのは、古賀の輝明(草剛)に対する態度が急に変わりすぎです。 突然親身になってしまい、見ていて違和感がありました。 自分の息子に重ね合わせているのは分かりますが。 せめてラストの号泣シーンをきっかけにして、輝明に対する態度が変わるという方が、流れが自然で良かったのでは。 この辺の古賀の感情の動きはもっとしっかりと描いて欲しかった。 ただでさえテンポの遅いドラマなのですから。 主人公はとても丁寧に描写しているので、脇役達ももう少し丁寧に描いて欲しいです。 “丁寧に描く”=“登場するシーンを増やす” ということではありません。 “丁寧に描く”ということは、それぞれの登場人物の行動や感情の動きを、自然な流れで描くということです。 これが出来ていれば登場する出番が少なくても、視聴者にはその人物像が見えてきます。 突然態度が変わったり、今ままではしなかったような行動をとったりする場合は、その必然性をしっかり視聴者に理解させなければいけません。 そうしなければ視聴者は登場人物の感情の動きについていけず、感情移入が出来ないのです。 せっかくゆったりとしたテンポで作っているので、細かい部分にもしっかりと気を配って欲しいですね。 ありがとう / SMAP |
50点
関東視聴率:15.9% 今回思ったのですが、このドラマはとても丁寧に作られていますね。 ただ、丁寧に作られている=作品のクオリティが高い ということではありませんが… スタッフも役者もとても真摯にドラマに向き合っています。 その姿勢は画面からしっかりと伝わってきます。 それにも関わらずどうも内容が面白くない。 見ていて歯痒くなってしまいます。 その丁寧な作りが逆効果になっているのかもしれません。 丁寧に作るがあまり、作品の面白みを排除してしまうことは良くあります。 今回もそれが感じられます。 作品のテーマはとても良くえがけています。 しかし、そのテーマをどう視聴者に面白がってもらえるか、その部分が足りないのだと思います。 テレビの連続ドラマに求められるのは“娯楽”だと思います。 それはシリアスなテーマの作品であっても同じです。 このドラマに足りないのはその“娯楽”だと思います。 まあテーマすらろくに描けていない“14才の母”に比べれば、格段にクオリティは高いのですが… この辺をもっと注意して制作すれば、かなりの名作なったと思うのでとても残念ですね。 ただ“癒し”の効果はとてもあるドラマなので、癒されたい方にはオススメです。 ありがとう / SMAP |
40点
関東視聴率:19.1% 今回は久保園長(大杉漣)の話です。 見るからに心無い園長の本心や欲望がさらけ出されました。 こういう話は昔のドラマでは多かったですね。 山田太一なんかが得意でした。 個人的には好きなタイプの話ですが、今回のドラマはあまり面白くなかった。 理由は、園長という人間に魅力を感じられなかったからです。 人物描写がしっかり出来ていないのもありますが、そもそもこのキャラクターが好きになれない。 別に良い人じゃなくても、その人物に共感したり、好きになったりすることが出来るのですが、今回の園長という人間にはなんの魅力も感じられなかった。 彼が古賀(小日向文世)に自分の気持ちを語るシーンでも、彼の言っていることに全然興味が持てなかった。 「自分は本当は偉くなりたくない。世間では男は偉くならなきゃいけないといわれている。だから偉くならなきゃいけない。」 こんなこと考えている男が今の世の中にいるとは思えません。 こんなリアリティの無い薄っぺらい「キャラを作られても全く共感できませんね。 魅力的なキャラクターを作成することはドラマの基本です。 その基本が出来ていないと、こういうシリアスなドラマの場合は特に楽しめないですね。 ありがとう / SMAP |
60点
関東視聴率:19.6% 相変わらず単調なドラマでしたが、ラストの“泣きのキッカケ”は非常に良く出来てました。 以前「虹の女神」の時にも書きましたが、視聴者を感動させるには必ず“キッカケ”が必要です。 例えばそれは“言葉”だったり“アイテム”だったり“景色”だったりします。 その“キッカケ”がとても秀逸でした。 今回は都古(香里奈)の話です。 河原(葛山信吾)と結婚したあとも都古の抱える孤独が癒されることはありませんでした。 両親にも愛されず、常に一人で生きてきた都古。 そんな彼女の心の闇を河原にも千晶(MEGUMI)にも理解されず、都古の孤独感は増すばかりです。 その孤独を紛らわすために都古は久しぶりに輝明の家に遊びに行きます。 輝明の前では明るく幸せな家庭を築いているフリをします。 輝明の家族もそんな幸せそうな都古を見て安心します。 翌日都古の輝明(草剛)からいつもの手紙が届きます。 その手紙には 「都古ちゃんが元気がなかったです。」 と最後に書いてあった。 誰も分かっていない自分の気持ちに輝明が気付いてくれたことに感動して、都古は泣いてしまいます。 この手紙が“泣きのキッカケ”としてとても良く機能しています。 さらにそれに畳み掛けるようにもうひとつの“キッカケ”が投入されます。 60万貯金して買った念願の新しい自転車に乗って、輝明が都古の家にやってきます。 新しい道を覚えるのも大変な輝明が、一生懸命自転車をこいでマンションの前に向かってきます。 この二つの“キッカケ”がとてもよく出来ています。 視聴者は自然と泣かされてしまったことでしょう。 ラストまでは非常に退屈でしたが、このラストの“キッカケ”に救われました。 まさに“終わりよければ総てよし”という感じの#9でした。 ありがとう / SMAP |
60点
関東視聴率:20.1% 今回も良かった。 ようやく都古(香里奈)の気持ちが理解できました。 結局、輝明(草剛)が都古の依存している以上に、都古が輝明を心の支えにしていたんですね。 彼女の唯一安らげる場所が輝明のところでした。 それは家に居場所が無かった少女時代からそうだったのでしょう。 ただ、都古本人もそれを忘れてしまい、輝明と距離を置いてしまいました。 今回の件でそれを再確認した都古は、輝明のもとで安らかな眠りに付きます。 その寝顔がとても印象的でしたね。 見ているこちらも都古と一緒に癒されました。 とても自然な流れで視聴者に都古の気持ちを伝えてくれました。 元々丁寧に作られているドラマでしたが、前回と今回はその中でも特にクオリティが高いですね。 ただ、ここまでくるのに時間が掛かり過ぎ。 途中の退屈なエピソードを見て脱落した人も多かったのでは。 もし全4話くらいの尺に収めたら、このドラマはもっと面白くなったかもしれません。 さすがに11話に引っ張るほどの話ではないので。 来週はよいよ最終回です。 輝明がレースに出場するという展開が、モデルとなっている韓国映画「マラソン」と殆ど同じなのがちょっと気になります。 正式なリメイクでは無いので、出来れば違うラストを期待していたのですが、これじゃあパクリと言われてもしょうがないですね。 都古のエピソードがとても良かっただけに残念です。 ありがとう / SMAP |
60点
関東視聴率:20.4% 相変わらず丁寧な作りです。 非常に納得のいく最終回でした。 輝明(草剛)が自立を決意する下りも十分過ぎる位自然でした。 都古(香里奈)とのデート・シーンで終わるラストも秀逸でした。 後味のとても良いドラマでしたね。 ただ欲を言えば、グループ・ホームのエピソードはもっと見たかった。 中盤の退屈なエピソードをやるくらいなら、この話をもっとしっかり描いて欲しかったですね。 ドラマ的にもかなり盛り上がる要素だと思うのですが… 全体を通して1番評価出来るのは出、演者を含めた制作スタッフ全員の作品に対する真摯な姿勢だと思います。 そのスタンスがこのドラマのクオリティを支えています。 他のドラマの制作スタッフも見習って欲しいですね。 そうすればドラマの視聴率も下げ止まるでしょう。 出演陣もみんな素晴らしかった。 特に主演の草剛はこの難しい役をとても丁寧に演じきりました。 決してやり過ぎてクドくなることはなく、とても良いバランス感覚で演じていました。 彼はどんどん良い役者になっていきますね。 途中でリタイアしそうになりましたが、最後まで見て良かったです。 大傑作ではないけれど、どこか心に残る佳作でした。 こういう良作がもっと作られるようになって欲しいですね。 ありがとう / SMAP |
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