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70点
関東視聴率：14.0% なんだか懐かしいテイストのドラマです。 怒れる若者の復讐劇という王道のストーリですが、最近ではあまりお目にかからなくなっていますね。 非常に丁寧に作られていて、わかり易いドラマになっています。 成瀬領（大野智）の動機と目的がハッキリと描かれています。 又、第1話で1人目の復讐が完了します。 これを来週に引っ張ってしまうと、第1話で脱落する人が増えてしまうでしょう。 最近の人達は飽きっぽいので、第1話でこのドラマの面白さや醍醐味をしっかりと伝える必要があります。 そこがしっかりと出来ているので、成瀬領と芹沢直人（生田斗真）の主人公二人への感情移入もしやすくなっています。 結果、視聴者は今後の二人の行方が気になってしまい、継続して視聴することになるのです。 ただ、1点気になったのはサイコメトラー少女咲田しおり（小林涼子）です。 このドラマに超能力は必要なのでしょうか。 今後の展開次第だとは思いますが、どうも蛇足に思えてしまいます。 せっかくのシリアスな雰囲気を台無しにしそうな予感がします。 ただ、小林涼子はとても良いですね。 独自のオーラを持った女優さんだと思います。 だからこそ、この役の今後が気がかりです。 主演の二人は素晴らしいです。 成瀬領を演じる大野智は初主演とは思えないほど、堂々とした演技を見せてくれました。 これくらい演技が出来るのであれば今までもっとドラマに出れば良かったのに。 又、芹沢直人役の生田斗真も「ハチミツとクローバー」のときとは打って変ってとても魅力的です。 いままでのドラマで一番のハマリ役かもしれません。 逆に脇の俳優陣はイマイチですね。 特に三宅裕司と劇団ひとりはこのドラマには合わないです。 あきらかにキャスティング・ミスですね。 二人が出てくるとあきらかに画面から浮いてしまっています。 色々と事情や狙いはあるのでしょうが、それでドラマをぶち壊しては本末転倒です。 今後もスリリングな展開が期待できるドラマですね。
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70点
関東視聴率：12.6% 丁寧に作られていますね。 内容も安定しています。 このドラマの醍醐味は誰が殺されるかだけではなく、誰が殺すのかという二つのミステリー要素が絡み合っているところだと思います。 浦沢直樹の「モンスター」の影響も感じられます。 今回もそれを堪能できました。 芹沢 栄作（石坂浩二）が殺されると見せかけて石本陽介（脇知弘）が殺される。 ベタな展開ではあるのですが、丁寧に作られているので十分楽しめました。 毎回必ず一人が殺される展開の早さも良いですね。 見ていて退屈しません。 大野智の悪役ぶりも大分板についてきました。 ドラマを見ていて成瀬が憎たらしくて仕方がありません。 それでも芹沢（生田斗真）では無く無意識に成瀬を応援してしまうのは、魅力的なヒールキャラだからでしょう。 このままのテンションで最終回までいって欲しいですね。 来週も楽しみです。
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50点
関東視聴率：9.2% ちょっとトーン・ダウンしましたね。 もっとテンション高いまま最後までいって欲しかったので残念です。 今回は咲田しおり（小林涼子）の事件との関わりが明らかになります。 そのネタに頼りきってしまい、他のエピソードの進行が止まってしまっています。 あくまでも咲田しおりの話はサブ・エピソードなので、本線である成瀬領（大野智）の復讐を次のターゲットに進めて欲しかったです。 その辺の立体構造がないと、この手のドラマはすぐに単調なものになってしまいます。 サスペンス要素がメインのドラマだと思うので、この辺の構成はしっかりと作って欲しいです。 このままでは視聴率もドンドン下がってしまうでしょう。 初回のテンションを取り戻して欲しいですね。
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４0点
関東視聴率：10.1% 展開が遅いですね。 この手のドラマでは致命的です。 何だか同じようなシーンというか芝居が多いです。 それはもう分ったよといいたくなります。 まあ分りやすくする為にしているのでしょうが、ちょっとやり過ぎ。 おかげでかなりのスローテンポになってしまい、ハラハラドキドキが薄れてしまっています。 最初の頃は面白かったのに残念ですね。 今後の建て直しに期待します。
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30点
関東視聴率：10.9% 予想通り芹沢直人（生田斗真）の殺人は意図的なものではありませんでした。 ありがちな展開過ぎてちょっとガッカリですね。 こういうドラマの場合、良い意味で期待を裏切って欲しいのですが、そうはいきませんでした。 それにしても本線の動きが皆無ですね。 脇のエピソードも良いですが成瀬（大野智）の復讐をもっと動かしてくれないと。 伏線ばかりでは見ていて退屈です。 池畑隆宏（六平直政）が成瀬を追い詰めていくのですが、本人のアクションを同時進行したほうが、ハラハラ度は増すのではないでしょうか。 最近は芹沢直人（生田斗真）の苦悩に時間を割きすぎです。 確かにこのドラマの重要な要素の一つですが、さすがに毎回見させられると飽きてしまいます。 スタッフ的にノッテ描いているのは伝わりますが。 やり過ぎは蛇足になりますよ。
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30点
関東視聴率：7.6% もういい加減脇のエピソードばかりでウンザリです。 主人公成瀬領（大野智）のエピソードも脇の話ばかりです。 本線である成瀬の復讐もちゃんと同時進行で進めて欲しいですね。 いくつものエピソードが同時進行しているので、立体構成にしているつもりなのでしょう。 しかし、総てが脇のエピソードなので、ただ色々な話が羅列された、煩雑な構成になってしまっています。 あくまで本線の話を主軸に脇のエピソードを絡めていくのが立体構成です。 本線を進めずに脇のエピソードのみで立体的に構成しても、話がただ横道にそれていくだけです。 池畑（六平直政）の話は決して本線ではありません。 あくまで脇のエピソードです。 もしこれを本線だと思っているのなら大いなる勘違いです。 まあ、その池畑も今回死んでしまったので、この挿話はもう終わりましたが。 ようやく邪魔者がいなくなって、来週以降はやっと本線の話が進みそうです。 次回以降の盛り返しに期待します。
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40点
関東視聴率：12.1% 相変わらず本線の進みが遅くてイライラとしましたが、見せ場がしっかりしていたのでそれなりに楽しめました。 今回は成瀬真紀子（優香）の話がメインでした。 ベタな展開ではありましたが、見ごたえの有るしっかりした内容でした。 彼女の気持ちが画面から伝わってきました。 今後は成瀬領（大野智）の葛藤がドラマの主軸になっていくと思います。 とはいえまだ話数はたくさん残っています。 それだけで話が持つのかはちょっと不安ですが。 最後に向けて更なる盛り上がりを期待します。
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30点
関東視聴率：11.5% やっと本線が動き出したのは良いのですが、相変わらずテンポが遅いですね。 何度も同じ様な芝居の繰り返しで見ていてイライラしてしまいます。 この手のドラマでテンポが悪いのは致命的です。 おかげで殆どハラハラドキドキしません。 ワン・クール引っ張るのならもっと話の密度が濃くないと。 ようやくラストで芹沢直人（生田斗真）が真犯人が成瀬領（大野智）であることを知ります。 今後は盛り上がりそうなので次回以降に期待です。
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40点
関東視聴率：12.3% 相変わらずテンポは悪かったですが、今回はそれなりに見れました。 特に芹沢栄作（石坂浩二）が良かったです。 成瀬領（大野智）の正体を知った後の芝居が深かったですね。 さすがに上手いです。 来週はいよいよ最終回ですね。
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50点
関東視聴率：14.1% 予想通りのラストでしたね。 そういう意味では上手くまとまった納得のいく終わり方でした。 テンポもとてもよく、初回の頃のテンションも戻っていました。 最初と最後だけではなく、全体を通してこのクオリティを保ってくれればもっと良いドラマになったと思います。 ただ一番最後のシーンはいただけない。 事件から数ヵ月後のシーンで終わるのは、良く使われる効果的なシーンなので、問題ないのですが… 何故に中西弘道（三宅裕司）をメインにしたのでしょうか。 正直ドラマを見ていてこの人物に何の興味も持てませんでした。 そんなキャラクターにドラマを閉められて、かなり興醒めしました。 せっかくのドラマが台無しです。 蛇足という言葉では足りないくらいヒドイ終わり方でした。 スタッフのセンスを疑います。 全体的に見ると、あと一歩なドラマでした。 面白くなりそうな要素がたくさんあっただけに残念です。
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