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「役者魂」#1
30点
関東視聴率:11.4%

キャスティングと企画が良いので期待してたんですがね…
正直がっかりです。

本能寺海造の隠し子登場は、もう少し後でも良かったのではないでしょうか。
こういう“揺さぶり系”のキャラクターは、登場人物の設定や世界観の確立をある程度行った後の登場の方が効果があります。
主人公二人の関係性どころか、キャラクター設定も定まっていないうちに、“揺さぶり系”が登場してしまい、とても煩雑な内容になってしまっています。
まあ、わざとそれを狙ってやっているのでしょうが、視聴者は完全に置き去りです。

もうちょっと落ち着いた感じの大人のコメディを期待してたんですが、まさかこんな落ち着きの無い内容だとは。

烏山瞳美(松たか子)と本能寺海造(藤田まこと)の二人の関係をもっと丁寧に描いて欲しかった。
それだけでも十分面白いドラマになるのに。
何事も詰め込み過ぎは良くないですね。


みんなひとり / 松たか子
【2006/10/26 00:00】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#2
20点
関東視聴率:8.4%

君塚良一はもう終わりましたね。
「容疑者 室井慎次」を見たときから感じていましたが、もう確信に変わりました。

独りよがりというか、やりたい放題というか、視聴者を無視したお遊びが多すぎます。
しかも本筋の話も全然盛り上がらない。
決めゼリフを多用すれば面白くなるとでも思っているのでしょうか。
これじゃあ、視聴率が悪いのもうなずけます。
(#1 11.4% #2 8.4%)

特に相変わらずの小ネタがウザイ。
妄想壁のある主人公が、通りすがりの人の人生を想像し、その再現ドラマが毎回挿入されます。
これが全く面白くない。
しかも1話当たり4,5回挿入される。
せめて1回位なら鼻につかないのですが…。
制作サイドは本当にこのネタが面白いとでも思っているのでしょうか?

又、主人公がお得意の妄想癖を駆使して、他の登場人物の気持ちを代弁します。
「この人は今こう思っている」
「この人は…だから、こんなことするんだ」
みたいな感じで。
主人公の主観(想像)で語られているので、視聴者から見ればその人が本当にそう思ってるとは思えません。
もし本当に相手の気持ちが分かるという設定だとすれば、主人公は超能力者になってしまいます。
もうメチャクチャ。

この人は「踊るシリーズ」で勘違いしちゃったのでしょうか。
まあもともとバラエティ出身(萩本欽一の座付き作家)の人なので、どうしても小ネタに走りすぎる傾向は昔からありましたが…
明石屋さんまの“心はロンリー気持ちは「…」”などのようなドタバタ・コメディの場合は小ネタ満載でも良かったのですが、
今回のように本筋をしっかり楽しませるタイプのコメディの場合には、小ネタが本筋のジャマになってしまう場合が多いです。
そうとう考えてやらないと、今回のようにただの“蛇足”になってしまいます。
まあ、その辺のバランス感覚やセンスがある脚本家は日本には少ないのですが…

基本的な企画やキャラクター設定はとても魅力的です。
松たか子、藤田まことなどのキャスティングもとても良いと思います。
それだけに脚本のせいでドラマが台無しなってしまっているのがとても残念です。


心はロンリー 気持ちは「・・・」1~3BOX 心はロンリー 気持ちは「・・・」1~3BOX
明石家さんま (2004/11/17)
ポニーキャニオン

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【2006/10/26 20:15】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#3
20点
関東視聴率:11.8%

今回もヒドイですね。

松たか子のナレーションで何でも説明するのは止めて欲しい。
ナレーションやセリフで状況を説明するのは、最低レベルの手法です。
君塚良一ほどのベテランが書いた脚本とは思えません。

今回はラストに弁護士が瞳美を訪ねてくるのですが、
「忠太の父親の代理人がやってきた。彼は忠太を迎えに来たのだった」
こんな感じで、彼女がナレーションで状況を説明してしまう。
彼がまだ挨拶しかしてないうちに。
来週のフリなんだからせめて「私、忠太君のお父様の代理人をしております」みたいなセリフを本人に言わすぐらいで良いのに。
なんで瞳美が全部説明しちゃうの。
「弁護士は何しにきたのか?」と視聴者に思わせた方が、次回へのフックになるのに。

なんかあまりに低レベルで呆れてしまいます。

あと、本当の父親が海造じゃないと知った忠太が「僕の本当の父親は誰なの?」とみんなに詰め寄る場面もヒドイです。
海造は忠太に「お姉ちゃんとお前で扱いを変えたりはしない。パパと呼んでもいいぞ」と言います。
それを受けて忠太は大喜びし、元気を取り戻します。
でも、ちょっと待って、まだ何も解決してないですから。
忠太は“本当のお父さんが誰かを知りたい”のであって、
“海造にお父さんになって欲しい”と頼んでいるんじゃありません。
それなのに忠太は元気になっちゃいます。
もう何がなんだか…

矛盾点を挙げるとキリがありません。

例の妄想癖から出るおもしろくない小ネタも相変わらずあります。
(まあ回数は減りましたが…)

見たこと無い人は是非一度みてください。
ある意味貴重なドラマです。

みんなひとり / 松たか子

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【2006/11/01 00:35】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#4
10点
関東視聴率:9.2%

このドラマはどういうスタンスで見れば良いのでしょうか。

スタート前はベテラン俳優と女性マネージャーの確執を描いた、業界ネタ満載のコメディだと思っていました。
イメージとしては三上博史がベテラン・ロッカー、西田ひかるがマネージャーを演じたCXのドラマ「チャンス」みたいな感じ。

でも、どうやら実際は“ホーム・ドラマ”だったようです。
今回を見てそう思いました。
以前子供達を“揺さぶり系のキャラ”と書きましたが、私は間違っていました。
“ホーム・ドラマ”なので子供達は“メイン・キャラ”だったのです。
本当に悪い意味で視聴者の期待を裏切り続けるドラマです。

それにしても、この企画やプロモーション展開で誰が“ホーム・ドラマ”を予想したでしょうか。
もしこれが脚本家の暴走では無く、最初から決まっていたなら、ドラマの打ち出し方がかなり間違っています。
それに始めから“ホーム・ドラマ”をやるつもりなら企画、キャラクター設定等が根本的に間違っています。

仮に“ホーム・ドラマ”という視点で見ても、このドラマの出来は最悪です。
泣けない、笑えない、ほのぼの出来ない。
三拍子揃った駄作です。
“ホーム・ドラマ”の醍醐味が一切味わえません。

そのくせ、相変わらずつまらない小ネタは満載です。
まさに制作者のオナニー・ドラマ。

藤田まこと、松たか子などの出演者の魅力も引き出せてません。
一体このドラマの売りは何なのでしょうか。

展開もメチャクチャです。
里奈(加藤ローサ)と護(森山未來)の関係が突然“ロミオとジュリエエット”になりました。
お互いの父親がライバル同士のデパートの社長だそうです。

女優と経理マンというかけ離れた設定の二人だからこそ、面白い展開が期待できたのに。
お互いの立ち位置を揃えたことにより、面白さが半減しました。

この設定は別にいらなかったのでは。
こんなところだけシェイクスピアをなぞらなくても。
古典をなぞるなら「タイガー・アンド・ドラゴン」くらい徹底してやって欲しいです。

そもそも大手デパートの御曹司がなんで芸能事務所の経理なんかやってるんでしょうか。
まあ、この辺は今後明らかになるのでしょうが。

このドラマも「鉄板少女アカネ」同様、あまりの出来の悪さに最後まで見ることにしました。
不満ばかりで見苦しいレビューになってしまうかもしれませんが、ご了承ください。


みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/11/08 18:00】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#5
5点
関東視聴率:8.2%

横道に逸れたまま、どんどん突き進んでいってしまい、二度と本線に戻ってこない。
そんなドラマなんですね、これは。

もはや「役者魂」ではないです。
タイトル変えた方が良いんじゃないですか。

内容に関してはヒド過ぎてコメントする気にもなりません。

ここまで悪い意味で視聴者の期待を裏切り、置き去りにしてしまうドラマも珍しい。
しかもまったく見所がありません。

これじゃあ視聴者も離れていきますよ。

一番かわいそうなのは出演している役者陣ですね。
藤田まこと、松たか子、森山未來といった、しっかりした演技の出来る人達なのに、その能力が十分に発揮できない、まさに“役不足”状態。
もう運が悪かったとしか言いようがない。

個人的には悪い見本として見続けますが、人には決して薦められません。
唯一の楽しみは視聴率がどこまで落ちるかということくらいでしょうか。



みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/11/15 10:45】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#6
5点
関東視聴率:9.9%

完全に“ホーム・ドラマ”ですね。
子供中心に話も展開していくし。
もしそうするのならもう少し人気の有る子役を使うべきだったのでは。
桜子役の川島海荷と忠太役の吉川史樹の二人はててもかわいらしく、演技も上手いのですが、如何せん知名度が無さ過ぎです。

もはや役者とマネージャーという主人公二人の設定もドラマの本筋的には必要ないものになっていますね。
この内容なら
藤田まこと→老舗の和菓子職人
松たか子→和菓子屋の若女将
森山未來→修行中の和菓子職人
とかの設定でも成り立ちそうですね。
そういう意味でも“役者魂”ではなくなってしまいました。

護(森山未來)の態度の豹変ぶりも凄いですね。
前回はあんなに梓里奈(加藤ローサ)のことが好きだったのに、もう瞳美(松たか子)に気持ちが移ってしまっている。
これはちょっと軽すぎかと。

唯一の救いは恒例のつまらない小ネタが無くなったことです。
これじゃあ視聴率は取れないですね。
数字が悪いのは当然の結果です。

みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/11/22 11:31】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#7
5点
関東視聴率:9.1%


なんかもうコメントする気にもなれないですね。
制作サイドの意図は分かります。
笑わせるところ、泣かせるところもハッキリしています。
しかしその総てが的外れ。
思いっきり外してます。
これじゃあ視聴者は置いてけぼりです。
キャストの割には視聴率が一桁なのも頷けますね。


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松たか子 (2006/11/29)
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【2006/11/29 16:51】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#8
30点
関東視聴率:11.2%

相変わらずヒドイですが、このドラマにしては面白かったです。
適度に笑えたので。
相変わらず泣くことは出来ませんでしたが。

社長(香川照之)のキャラクターが気に入っているので、彼の心の叫びが聞けた今回は素直に楽しめました。
小手先の小ネタも最低限に抑えられていたので、普通のホーム・ドラマとしてちゃんと成立していました。

ただ、ツッコミ所は満載です。
一番引っかかったのは瞳美(松たか子)の行動です。
海造(藤田まこと)の家でみんなで暮らし始めた瞳美が何故か専業主婦になってしまいます。
先生と一緒に稽古場に行かず、家に残って家事をします。
これってさすがにおかしいのでは。
瞳美はマネジャーを辞めたわけではありません。
仕事に行かないのはとても不自然です。
あの社長がそれを許すとは思えません。
かと思えば、後半の稽古場には瞳美が先生と一緒に出かけます。
もうなにがなんだか分かりません。
こんな無茶苦茶の設定でドラマを作るとは、とてもプロの仕事とは思えません
ね。

あと護(森山未來)と 里奈(加藤ローサ)のキャラクターは相変わらず一貫性がない。
行動パターンがコロコロ変わりすぎ。
見ている方は、どんな人物像かつかめないですよ。

色々問題はありますが、今ままで一番面白かったのは事実です。
今後はこの位のレベルはキープして欲しいですね。


みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/12/06 10:29】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#9
10点
関東視聴率:10.1%

前回は面白かったのですが、またいつもクオリティに戻ってしまいました。
まあその方がこのドラマらしいですけど。
つまらない理由は今まで散々書いてきたことと同じなので敢えて書きません。
来週でやっと最終回です。
あと一回なので頑張って最後まで見ます。


みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/12/13 10:13】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#10
10点
関東視聴率:8.7%

勝手に今回が最終回だと思いこんでました。
もう1回あるんですね…
もう十分です。
これ以上何を描くんでしょうか。
今回が最終回のような作りだったので、来週の予告が出た時にはビックリしました。

相変わらずツッコミ所は満載です。
もうツッコム気力も失せてきました。
ただこれだけは言わせてください。
芝居の真っ最中に家族4人で毎日遊びに出かけるのは無理じゃないかと。
そんなに暇なわけないでしょう。
ちょっとご都合主義が過ぎて、見てて引いてしまいました。

予告を見る限り、最終回は色々と展開がありそうなので、頑張って次も見てみます。

みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/12/20 16:09】 | 役者魂 | page top↑
「役者魂」#11
5点
関東視聴率:8.0%

うーん。
前回で終わっても良かったのでは。
これといった展開が無い内容でした。
最初から最後までつまらないドラマでしたね。

出演者の皆さんには同情します。
このドラマの視聴率が悪いのは確実に脚本家を初めとする制作スタッフの責任です。
出演したキャストは決して責められません。
誰が出てもこの内容じゃ数字は取れないでしょう。

最後まで見た自分を褒めてあげたい。
そんなドラマでした。


みんなひとり みんなひとり
松たか子 (2006/11/29)
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【2006/12/27 10:36】 | 役者魂 | page top↑
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