60点
関東視聴率:23.2% 相変わらずコトーは手堅いですね、安心して見ていられます。 原作も読んでいるので、ストーリーを知っているのですが、それでもついつい見ちゃいますね。 蒼井優の役が原作とキャラが違ってビックリしましたが、これはこれで良いかも。 それにしても蒼井優は最近良いですね。 「フラガール」も良かったし、急成長してます。 初回の視聴率が23.6%と好調なのもうなずけます。 やっぱり幅広い層にアピール出来るドラマは強いですね。
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70点
関東視聴率:21.5% 相変わらず落ち着いて見れます。 今回特に思ったのが「このドラマはとてもテンポが良い」ということ。 テンポに関しては前にも書きましたが、決して「テンポが良い=展開が速い」ということではありません。 ドラマにはそれぞれ“最適のテンポ”があり、それが保たれているのが“テンポが良い”ということ。 構成的にいうと“無駄なシーン(セリフ)が少ない”ということだと思います。 「14才の母」の場合はドラマの尺を稼ぐためにこの“無駄”があり過ぎる。 だから見ててとてもテンポが悪いと感じてしまう。 もちろん味付けとして、話の展開に関係ないシーンやセリフ回しを入れることも必要。 これがないとドキュメンタリーのような味気無いドラマになってしまいます。 しかし、やり過ぎると「役者魂」のように全体に悪影響を及ぼします。 要は何事もバランスです。 上手く出来ているドラマはこのバランスが素晴らしいものが多い。 「コトー」はこのバランスが上手く保たれている。 だから視聴者は安心して最後まで見れる(見てしまう)のです。 最近の脚本家はセリフばかり重視して、構成を蔑ろにしている人が多いような気がします。 もちろんそう仕向けているプロデューサーが一番悪いのですが。 制作現場の奮起を期待します。
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70点
関東視聴率:21.6% しっかりとした作りで落ち着いて見てられます。 視聴率が良いのも分かりますね。 以前のブログで、“本筋”と“スパイス”の関係の話をしましたが、このドラマはその関係性が秀逸です。 基本的に一話完結なので“本筋”は毎回変わります。 今回で言えば小沢ヒナのエピソードです。 その“本筋”に“スパイス”として ・彩佳の病気 ・原親子の話 この二つのエピソードが毎回挿入されます。 このバランスが素晴らしい。 少なすぎず、多すぎず、決して“本筋”の邪魔をせずに、“スパイス”としての役割もしっかり果たしています。 又、この二つエピソードは連続モノです。 そのため、一話完結ドラマの弱点が補強されています。 ストーリーが連続しているドラマと違い、一話完結モノは視聴者の“毎回必ず見ないと”という欲求を起こしにくい。 そこに“スパイス”として、続きモノのエピソードを毎回入れることによって、その欲求を上手く起こさせています。 これは一話完結ドラマではよく使われる手法なのですが、今回はそれがとても上手くいっています。 これは上記の“バランスの良さ”以外にも、もう一つ要因があります。 それは、この二つのエピソードが“視聴者がもっとも見たいエピソード”である点です。 どちらのエピソードもシリーズのは主要人物の話です。 視聴者にとって、一番続きが気になる話なのです。 ドラマの構成という意味では非常に良く出来た作品です。 まあ、そんな難しいことを考えなくても十分楽しめますが… それにしても仲依ミナ役の蒼井優は凄く良い。 原作とは違ったキャラクター設定ですが、それが凄く彼女にハマっています。 テコ入れで入った新キャラのとても良く機能しているので、当分このシリーズは安泰でしょう。
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80点
関東視聴率:22.3% 今回は見ていて辛かったですね。 原剛利(時任三郎)がかわいそうで… 展開は読めてしまうのですが、それでも“そうならないで欲しい”と願いながら見てました。 完全に感情移入してましたね。 本当良く出来たドラマです。 なんかここまで登場人物の不幸が重なると、「北の国から」みたいですね。 吉岡秀隆が出ているの特にそう感じます。 4話目なのに中だるみすることなく、それどころかテンションが上がってきています。 視聴者の心を鷲掴みにしていると思うので、高視聴率も続くでしょう。 何度も書いてますが、このドラマの構成は本当無駄が少ないですね。 途中でだれることなく、最後まで集中して見れます。 基本をしっかりと抑えた良い脚本ですね。 同じようなテイスト「僕の歩く道」とのクオリティの差は、この構成の差だと思います。 次回も楽しみですね。
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70点
関東視聴率:21.9% 見ていて胸が痛くなりました。 原剛利(時任三郎)の苦悩が画面から伝わってきて… これだけ感情移入出来るドラマは久しぶりですね。 それだけよく出来ているということでしょう。 なんか徐々にテイストが「北の国から」に似てきましたね。 登場人物にどんどん災難が降りかかるところとか。 まあ、吉岡秀隆が出ているので、なおさらそう思います。 このドラマが完成度が高い理由について、以前に“構成に無駄がない”ということを書きました。 もう一つの理由として“登場人物が人間臭い”ということが挙げられます。 出ている人物総てが、とてもリアルに描かれています。 「14才の母」と違い、その人物の汚い部分にも踏み込んでいます。 だから視聴者は容易に感情移入することが出来、ドラマを楽しむことが出来るのです。 「14才の母」とのクオリティの差はこの点も要因でしょう。 それにしても時任三郎はかっこ良いですね。 さすが海燕ジョーです。 何度も男泣きさせられます。 本当に総ての人に薦められるドラマだと思います。 皆さんも是非見て下さい。
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80点
関東視聴率:19.1% もの凄く完成度が高いです。 今シリーズでは一番の出来ですね。 泣いたり、笑ったり、ハラハラしたり、感情のジェット・コースターを思う存分楽しみました。 内容がとても濃いですね。 ただ詰め込むだけではなく、総てのエピソードが消化不良にならずに、しっかりと描かれています。 しかも“静”と“動”の対比も素晴らしく、メリハリの効いた構成になっています。 これだけレベルが高ければ、視聴率がダントツNo.1なのも頷けます。 今回は重さん(泉谷しげる)の原剛利(時任三郎)に対する“ツンデレ”が炸裂していましたね。 いかにも不器用な島の男といった感じで。 そのうち二人を取り上げた同人誌が作られたりするかも。 奨学金を設立したり、組合のお金で船を買い戻したり、島の人みんなで原親子を助けようとします。 でもその行為がとても自然で、全く偽善的じゃない。 以前「14才の母」について“良い人ばかりだとドラマにリアリティが無い”と書きましたが、このドラマでは決してそうは感じない。 その違いは、登場人物がみんな人間臭いからだと思います。 「14才の母」と違い「Drコトー」では登場人物の悪い部分も、しっかりと描いています。 島の人達の持っている“欲望”“傲慢”などのダークサイドにも踏み込んでいます。 だからこそ、このドラマにおける“善行”は偽善的でもなく、リアリティに欠けるものでもないのです。 ストーリーももちろん大切ですが、ドラマの基本は“登場人物のキャラクター描写”だということを再確認させてくれる作品です。
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80点
関東視聴率:21.1% 今回もしっかりした作りで、最後まで楽しみながら見れました。 相変わらず構成が素晴らしい。 ・坂野ゆかり(桜井幸子)の病気 ・春江(高橋史子)の出産 ・彩佳(柴咲コウ)の病気 この三つのエピソードをうまく1話にまとめています。 無駄が無く、かといって物足りなくも無く、絶妙なバランス感覚で構成されています。 しかもそれぞれの話が巧みにクロスしています。 まるで一つのエピソードであるかのように、自然と三つの話が描かれています。 “個の為の全体”であり“全体の為の個”である。 そんなドラマの基本がしっかりと踏襲されています。 こんなに内容の濃いドラマは最近では珍しいですね。 昔はこれくらい当たり前だったのですが…
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60点
関東視聴率:21.8% 今回は普通でした。 エピソードが坂野ゆかり(桜井幸子)の話だけだったのでちょっと物足りなかったのかも。 ゆかりの癌が突然完治する流れもイマイチ感動出来ませんでした。 病気が治ったのにコトー(吉岡秀隆)が始終うかない表情をしているのも原因かもしれません。 自分の判断が間違っていたことを一人で悩む姿はコトーらしくて共感できるのですが、せっかく治ったのだからもう少し喜んでも良いのに。 せめてゆかりの前だけでも笑顔を見せて欲しかった。 本来なら彩佳(柴咲コウ)が相談相手なのに、今は誰もいないのでコトー的にも辛いのは分かりますが。 ちょっと中だるみ気味ですが、来週は仲依ミナ(蒼井優)のエピソードなので楽しみです。
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60点
関東視聴率:22% うーん面白かったんですがイマイチ物足りないですね。 このドラマに対する期待値が高いのがその理由です。 複数のエピソードを巧みに盛り込んでいた前半と違い、前回以降は1話につき1エピソードとなっています。 これが物足りない原因です。 長寿ドラマは人物描写の必要が無いので(すでに十分描かれているので)、その分多くのエピソードを詰め込む余地があります。 1話で多くのエピソードが楽しめるというのが、長寿ドラマの醍醐味の一つです。 「渡る世間は鬼ばかり」「ビバリーヒルズ高校白書」「ER」などがその良い例です。 今回の「コトー」も#7はその醍醐味が満喫できました。 それが#8以降は一つのエピソードで構成しれています。 それ自体は面白いのですが、#7までと比べるとやはり見劣りしてしまいます。 #7までがとてもよく出来ていたので、余計にそう感じてしまいます。 色々と不満を書きましたが、ある程度のクオリティはしっかりと維持しています。 その辺はさすがですね。 和田さん(筧利夫 )のミナ(蒼井優)への愛の告白シーン(かなり間接的ですけど)など見せ場も多かったです。 最終回に向けて来週以降は彩佳(柴咲コウ)が再び登場します。 今後の展開も楽しみですね。
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80点
関東視聴率:23.0% 相変わらず手堅い作りですね。 安心して見ていられます。 来週の最終回に向けて盛り上がってきました。 ラスト2回は彩佳(柴咲コウ)のエピソードです。 ・両親への告白 ・手術の決意 ・コトーの上京 など、盛り沢山の内容でした。 しかもそれぞれのエピソードがしっかりと消化されていて、かなり見ごたえがありました。 ドラマの醍醐味が満喫出来る内容でしたね。 又、重さん(泉谷しげる)や和田さん(筧利夫)など、それぞれの登場人物の魅力も十分に引き出されていました。 特に鳴海役の堺雅人が素晴らしい。 常に冷静沈着な医者のキャラクターを完全に自分のものにしています。 自分が病気になったらコトーよりも彼に診てもらいたいと思えるほど、魅力的な人物として演じています。 次回はコトーが彩佳の手術をします。 かなり盛り上がるエピソードなので、高視聴率が期待出来そうですね。
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60点
関東視聴率:25.9% 最終回も秀逸でした。 丁寧な作りで素直に感動出来ました。 鳴海先生(堺雅人)のエピソードもとても良かったです。 このドラマのテーマである“医療と人との関係”がとても良く描写されたエピソードでした。 ただ、とても残念だったのは放送時間拡大のために、全体的に間延びしてしまったことです。 もしこれが同じ内容で通常通りの1時間の尺だったら、かなりの傑作になっていたのに…。 視聴率の為とはいえ、最終回を延長スペシャルにする悪習はなんとかならないでしょうか。 とはいえ全体を通じてとても楽しく見させていただきました。 総ての世代が楽しむことが出来る、連続ドラマのお手本のような作品ですね。 必ず作られるであろう続編にも期待します。
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関東視聴率:8.2%
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関東視聴率:12.4%
今までの伏線を無視して、最後にとってつけたような人物を犯人にするのはちょっとどうかと思います。 まあこういう無駄に話を引っ張るドラマではありがちですけど。 意外性を突くだけではなく、もっと納得のいく最終回にして欲しかったですね。
テーマ:ゴンゾウ~伝説の刑事 - ジャンル:テレビ・ラジオ |
5点
関東視聴率15.6% 最終回が一番ヒドイ内容でした。 よくある展開なのですが、それまでの描写不足のせいで素直に見ていられませんでした。 何故生徒達や他の教師達は櫻井先生(織田裕二)あんなに慕っているのでしょうか。 その理由が全く分りません。 神谷理事長(小日向文世)との対決も櫻井先生が勝ったみたいな感じですが、ここもかなり描写不足です。 ものすごく大きな問題のように扱っていた履修不足もあっさり解決してしまうし。 これでは最終回でカタルシスを感じることは出来ません。 こんな内容のドラマを続けているようでは視聴者はどんどんドラマから離れていくでしょう。 怒りを通り越して呆れてしまいます。 |
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