30点
関東視聴率:12.8% 北川悦吏子らしいドラマです。 ただ、彼女はもう時代の流れにはついていけてないようです。 30代のオジサンから見てもそう思います。 まずキャラクターが古臭い。 若い人が見たら「今時こんな奴いねえよ」と思うんじゃないでしょうか。 セリフも凄く嘘くさいです。 又、設定も古臭い。 確かに現代は格差社会なので、階級の違う二人の出会いという設定は良いかもしれませんが、 このドラマの格差と今の格差はちょっと違います。 これはバブルの頃の格差ですね。 なので見てて違和感が拭えません。 全体的に完成度は高いとは思います。 でも時代遅れな内容なので、若者には訴求しないでしょう。 ターゲットは10代だと思うので、その意味では失敗作だと思います。 折角のキャストも台無しです。 北川さんには今後は大人の恋愛モノを書いてほしいと思います。 実力はある人なので。 |
20点
関東視聴率:10.4% このドラマに限ったことでは無いのですが、最近の恋愛ドラマは“主人公の二人が両思いになる”のが早すぎ。 好きになる過程をしっかり描いてないので、二人の想いも安っぽく見えてしまいます。 この過程を描くのが上手かった北川さんだけに、今回の作品にはガッカリです。 まあ、お互いに一目惚れという設定なのでしょうが、それならそれで初対面のシーンをもっと丁寧に描いて欲しいですね。 あれじゃあ一目で好きになったかどうか視聴者には分かりません。 視聴者が登場人物に感情移入して、誰かを好きになる気持ちをヴァーチャルに体験出来ることが、恋愛ドラマの魅力だと思います。 こんなに簡単に相手を好きになられてしまうと、視聴者の気持ちはついていけない。 これでは恋愛ドラマの醍醐味が味わえません。 “お洒落なセリフやシュチュエーションさえ与えていれば視聴者は納得するだろう”と思っている制作者がいる間は、良い恋愛ドラマは生まれないでしょう。 いい加減に主人公やヒロインが不治の病という設定は止めて欲しい。 さすがに食傷気味です。 |
20点
関東視聴率:12.2% 前回と変わらず、悪い意味で安定したドラマです。 今時このキャラクター&ストーリーじゃ視聴率が悪いのもうなずけます。 亀梨和也や綾瀬はるかという強力なキャストにもかかわらず低視聴率なのは、完全に制作サイドの責任です。 田中聖、平岡祐太などの脇役達も良い味出しています。 まあ、いくら頑張ってもこの脚本では無駄な努力ですが… 主人公と同世代の人達はこれを見てどう思っているのでしょうか。 こんな古臭い人物像に感情移入出来るのでしょうか。 彼らの感想を是非聞いてみたいです。 前回も書きましたが、主人公二人の感情の起伏についていけません。 ナオは「最初から好きだったんだよ」と言っていますが、ナオがヒロトのことをあんなに激しく好きになった理由が良く分かりません。 ルックスの良さ以外には思いつきません。 もしそれだけが理由という設定なら、あまりにも陳腐なドラマですね。 この辺をもう少し丁寧に描けないのでしょうか… 予告を見た感じでは、次回にはナオの病気が再発します。 “金持ちなナオ”と“貧乏なヒロト”、この二人の釣り合いを取るためにナオを病気だという設定にしたのでしょうが、あまりにも安直です。 まあ病気は北川悦吏子の十八番なのですが… こういう身分違いの恋の場合、お互いの釣り合いを取るための設定が多い。(病気、過去のトラウマ、突然の破産など) でもこれって必ずしも必要ではないのです。 例えば「ローマの休日」「プリティウーマン」「花より男子」など、そんな設定が無くても面白い作品はたくさんあります。 制作サイドはもう少し良く考えてからドラマを作って欲しいですね。
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20点
関東視聴率:13.6% 相変わらず盛り上がる気配が無いですね。 菜緒(綾瀬はるか)の病気の話も特に進展ないし。 弘人(亀梨和也)の昔の彼女(高橋真唯)もちょっとキャラが弱いし。 来週は“父親(財津和夫)の妨害”や“不良仲間によるチョッカイ”といういかにもありがちな展開らしいので、さらにあいりきたりな内容になりそうです。 草野甲(田中聖)と本宮裕子(戸田恵梨香)のエピソードもヒドイですね。 「カワイイだけで好きになったと思うなよ」とか、「そういうところが嫌いになれない」とか、上辺だけのセリフのやりとりだけじゃ、二人の感情の動きは表現出来てませんよ。 こんなに感情移入できないドラマも珍しいですね。 まだ、半分以上あるのでなんとかテコ入れしてもらいたいものです。 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
20点
関東視聴率:10.5% なんだかなといった感じです。 山下(ライオン丸こと波岡一喜)は何故あんなことをするのでしょうか。 昔の友達が金持ちの彼女と付き合っているからって、普通あんなことしないでしょう。 行動があまりにも幼稚過ぎです。 せめて弘人(亀梨和也)の秘密を握っていて、それをネタにユスリをするみたいな展開だったらリアリティあるのに。 いきなり菜緒(綾瀬はるか)を拉致しようとするとは… 下手したら誘拐罪ですよ。 そんなことしたらどうなるか山下だって分かるはず。 無理やり乱闘シーンをいれたかっただけとしか思えません。 裕子(戸田恵梨香)の行動もよく分からない。 いきなり甲(田中聖)と付き合い始めるし、菜緒(綾瀬はるか)の前で惚気たと思いきや、友達の前ではシカトするし。 裕子は本当に甲が好きなのでしょうか? どうも登場人物の行動や感情についていけません。 今作の北川さんの脚本は本当にヒドイですね。 あんなに才能のある人なのにどうしちゃったのでしょうか。 今後立て直してくれることを期待します。 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
20点
関東視聴率:10.3% 相変わらずつまらないですが、取り合えず惰性で見ています。 今回思ったのが、昔の恋愛ドラマでよくあった“不器用な恋人同士のすれ違い”という設定はもう通用しないということ。 ここ何年かで日本人のメンタリティは凄く変わりました。 “現代人の不器用さ”と“昔の人の不器用さ”はかなり違います。 そこを理解して作れないのなら、若者向けのドラマは制作するべきじゃない。 どうしても作りたいのなら時代設定を80年代にすれば良い。 この内容で現代の若者を描いているというのはちょっと勘違いし過ぎですね。 今回の話で甲(田中聖)と裕子(戸田恵梨香) が些細なことですれ違ってしまいます。 お互い正直に話せばそんなことにはならないのに。 最近の若者はこんなことはしないでしょう。 自分の言い分はしっかりと相手に伝えますよ。 どうも十年以上前の若者を見てるようで、キャラクターにリアリティが無い。 本当に古臭いドラマですね。 何度も書きますが、これを見てる若い人はどう思っているのでしょうか? 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
10点
関東視聴率:10.6% 予想通りお互いの両親による妨害が始まりましたね。 この障害をどうやって乗り越えるかが今後のドラマのキーポイントになっていくのでしょう。 とはいえ、主人公二人に感情移入出来ていないので、この障害もハラハラして見ることが出来ない。 なんとなく覚めた目線で見てしまいます。 そのため全然盛り上がってきたようには感じられない。 やはり人物描写がしっかり出来ていないとドラマは面白くないということでしょう。 いまさら手遅れかもしれませんが、もう少し人物をしっかりと描いて欲しいですね。 そうすればもっと面白くなるのに… 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
10点
関東視聴率:10.1% 予想通りの展開です。 お互いの家族のせいで弘人(亀梨和也)と菜緒(綾瀬はるか)は引き裂かれてしまいます。 普通ならそんな二人をかわいそうだと思えるのですが、今回のドラマではそれが出来ません。 何故なら主人公二人に全く感情移入出来ないから。 このドラマは登場人物に全く魅力が無い。 それだけじゃなくリアリティも無い。 せめてどちらかでもあればキャラクターに感情移入出来るのに。 特に亜裕太(平岡祐太) に関しては全くどんなキャラクターか分からない。 一応主要人物なのだからもっとしっかり描いて欲しかった。 “良い人キャラ”なのか“プレイボーイ・キャラ”なのか凄く中途半端。 だから今回のラストの亜裕太の行動も、ナンノコッチャ意味が分からないものになってしまっている。勿論制作サイドの意図は分かるのですが、正直しっかりと描ききれていません。 次回は3年後のエピソードになるそうですが、そんな小手先の設定だけでは盛り上がるとはとても思えませんが… 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
10点
関東視聴率:13.0% 相変わらず面白くないですね。 しかも今回は脚本上かなり大きなミスを犯しています。 ベテランの北川悦吏子らしくないミスですね。 何故彼女はそんなことをしてしまったのでしょう。 悲しい別れから3年後、弘人(亀梨和也)は菜緒(綾瀬はるか)と再会します。 菜緒は斉藤(池内博之)と一緒だった。 結婚式場に式の打ち合わせに来ていたのだった。 奈緒の口から二人が結婚することを聞かされて、ショックを受ける弘人。 気まずい空気が流れ、たいした話も出来ずに二人は別れてしまう。 その後、菜緒は裕子(戸田恵梨香)から弘人の近況を聞く。 工場が無くなることを知り、ショックを受ける菜緒。 久しぶりにマンションのベランダから工場を見ると、懐中電灯の明かりが見えた。 その光が弘人によるものだと思った菜緒は工場に向かって駆け出す。 真っ暗な工場に着くと、そこには懐中電灯を持った弘人がいた。 劇的な再会をする二人。 ここで今回は終了します。 制作サイドとしては最後の劇的な再会で盛り上げて、最終回に引っ張っていきたいのだと思います。しかし最後の再会はあまり盛り上がりません。 何故なら少し前に二人はもう会ってしまっているからです。 どうして工場での再会の前に二人を会わせてしまったのでしょうか。 3年振りの再会と数日振りの再会では重みが違います。 もしこのラストが3年振りの再会だったとしたら、ドラマは劇的に盛り上がったことでしょう。 こんな基本的なミスを何故犯してしまったのでしょうか。。 ベテランの脚本家の仕事とは思えません。 前半の二人の再会は絶対に蛇足です。 弘人が菜緒と斉藤を見かけるだけで良かった。 菜緒の結婚に関する詳しい話は、裕子(戸田恵梨香)から聞くという流れで、構成上はなんの問題も無かったはず。 ここで二人が会話する必要なんてありません。 ただでさえ盛りあっていないドラマなのに、今回のミスでさらにツマラナイものになってしまいました。 最終回もあまり期待出来ないですね。 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
10点
関東視聴率:12.6% もっと盛り上げられないのでしょうか。 せっかくの最終回なのに。 特に打ち切りになったわけでもないのに、エピソードをただ急ぎ足で羅列するだけの構成でした。 なんでこんなにバタバタしているのでしょうか。 視聴率が悪いので当初予定していた内容と変更でもしたのでしょうか? しっかりと描写すれば盛り上がりそうなエピソードも、時間をかけずサラっと描いてしまっています。 これでは盛り上がるものも、盛り上がりません。 ラストのハッピーエンドが台無しです。 特に斉藤(池内博之)のエピソードはもっとしっかり描いて欲しかった。 婚約解消も簡単に決まっちゃうし。 魅力的なキャラクターだっただけに残念です。 又、菜緒の家族も突然態度が変わり過ぎ。 あんなに束縛していたのに、急に菜緒のやりたいようにやらせてしまう。 婚約解消も、北海道への移住も、今までなら絶対に許さなそうなのに、簡単に認めてしまうし。 挙句の果てには弘人を部屋に呼ぶことすら許可します。 徐々にならともかく、こんなに急に態度が変わるととても不自然です。 家族の心境の変化もしっかりと描いて欲しかった。 主人公二人の復縁も、もっと劇的に盛り上げられなかったのでしょうか。 すれ違いの原因もたいしたこと無かったし。 入院していて合図を送れなかった事情はよくわかります。 でもどうして菜緒(綾瀬はるか)はその後何もフォローをしなかったのか。 例えば、その入院で病状が悪化してしまい、弘人(亀梨和也)に迷惑かけたくなくて、その後も連絡を取らなかった、とかなら分かるのですが。 病気が治ったにも関わらず、一年後にもう一度合図を送るまで何もしなかった。 それどころか斉藤と婚約してしまう。 この辺の菜緒の行動がどうにも不自然。 今どきの若者らしくないですね。 内容にに比例して視聴率も悪かったです。 まさか最終回なのに前回よりも下がるとは。 平均視聴率も11.61%という、土9枠としてはかなり低い数字となってしまいました。 この枠ではやはり恋愛物をやってはいけないということなのでしょうか。 僕らの街で (初回限定盤) / KAT-TUN |
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