10点
関東視聴率:7.5% かなりガッカリです。 “泣ける正統派恋愛ドラマをしずちゃんと河本主演で作る”というコンセプトが凄く面白かったので、結構期待してたんですけどね。 出来上がったのは泣けも笑えもしないドラマ・バラエティでした。 良い意味でも悪い意味でも“鈴木おさむ”のドラマですね。 ドラマというよりもバラエティに近いノリです。 水10のドラマ・パートを1時間に伸ばした感じです。 あの辺の感覚で見れば面白いのかもしれません。 斬新なドラマですが、いわゆるテレビ・ドラマには成っていません。 コントとドラマの中間といった印象です。 ただ、コントとしては笑いが少なく、ドラマとしては内容が軽い、非常に中途半端な作りです。 演出もダメダメです。 凝った演出をしようという気持ちがミエミエで、ちょっと引いてしまいました。 又、エルビス・コステロの“she”を効果的に使おうとしていましたが、これが特にヒドイ。 これは男が女性に向けて歌った歌です。 歌いだしもタイトルと同じ“she”です。 それなのに、しずちゃんが男に一目惚れするシーンで何度もかかります。 男性のイメージ映像のバックに“she~”で始まるこの曲がかかる違和感は相当でした。 いくら英語の歌詞だからといっても、こんなBGMの選び方はないでしょう。 視聴者を馬鹿にし過ぎです。 主演の二人もイマイチでした。 映画「フラガール」を見て女優としてのしずちゃんにとても魅力を感じていたのですが、今回のドラマではいつものお笑いのしずちゃんでした。 この二人の意外な面を出すことが、このドラマの一番の命題だと思うのですが、それがまったく出来ていない。 意外性を楽しむドラマとして企画されているのに… 敢えてもっとシリアスな作りにしたほうが面白くなったのでは。 最後に今回気付いたのですが“3枚目同士のツンデレ”は見ていて辛いですね。 まあ他では見れないという意味では貴重ですが。
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10点
関東視聴率:8.7% 前回も書きましたが非常に中途半端なドラマですね。 それが原因で笑うことも出来ず、泣くことも出来ません。 バラエティなのかとドラマなのかどっち付かずなのが原因です。 主人公二人のファンなら楽しめるとは思うのですが、そうじゃない人、特に普段お笑い番組を見ない人には、このノリはちょっと辛いですね。 又、エピソードをちょっと詰め込み過ぎなのも問題だと思います。 3話しかない短いドラマなのでもっと話を絞った方が良かったのでは。 詰め込みすぎな結果、主人公二人の人物描写やエピソードがかなり消化仕切れていません。 浮かんだアイデアを総て詰め込みたい気持ちは分かるのですが、ドラマには引き算も必要です。 バラエティの構成作家がドラマの脚本を書いた場合に陥りやすい失敗です。 “構成作家”というわりには“構成力”が無い人が多いのが今のバラエティ業界の現状です。 まあドラマの脚本家も“構成力”が無い人が多いですが… よく“エピソードを消化する”ということを書いていますが、これは決して“エピソードに時間を割く”ということとイコールではありません。 時間が重要なのではなく、“エピソードを視聴者に理解してもらう”ことが大事なのです。 これがしっかり出来ていれば、短い尺のドラマに多くのエピソードを入れた方がドラマは面白くなります。 ただ、最近のドラマはエピソードを消化出来ていないのに、多くの話を詰め込んでいることが多い。 結果消化不良で意味の分からないドラマになってしまっています。 この辺の感覚を理解している演出家、脚本家が本当に少なくなってしまいましたね。 ドラマが年々面白くなくなっている原因の一つです。 来週はもう最終回です。 ラストは大方想像できますが、このままでは感動出来そうにありませんね。 テーマ:笑える恋はしたくない - ジャンル:テレビ・ラジオ |
10点
関東視聴率:8.7% なんかもっと夢の有る内容に出来なかったのですかね。 3枚目二人は振られて、二枚目カップルのみが上手くいく。 これじゃあ現実と変わらないですよ。 そんなものテレビでまで見せられたくないです。 この手のドラマを見る人は、現実の自分には決して訪れない“愛の奇跡”を疑似体験したいと思っています。 あのシズちゃん、河本にも奇跡が起きるのなら自分も頑張ってみよう、そう思いたいから見るのです。 それなのにこんな夢の無い内容では…。 前回も書きましたが、コメディとしても中途半端だし、恋愛モノとしては最悪です。 これでは笑えないし、泣けません。 なんでこんなドラマになってしまったのでしょうか。 面白くなりそうな企画だったのに残念です。 テーマ:笑える恋はしたくない - ジャンル:テレビ・ラジオ |
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