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サクラクエスト #04 「孤高のアルケミスト」

大臣もそろって国が動き出す、「サクラクエスト」の第4話。

IT大臣、早苗も古民家を引き払って由乃達と同居することに。
その古民家の本格的な欄間の彫刻を見て驚く由乃、しおりが言うには欄間の彫刻は
間野山の地場産業のひとつとのこと。
20170426s_01.jpg
車の不調を「ドク」に見てもらうことに。
変形する自動販売機などいろいろと発明品を作るのが変わり者らしいが
引っ越しのために貸してくれたパワードスーツはなかなかの出来映えの様子。

由乃は間野山彫刻をウリにしていけないかと考える。
実は過去にも失敗しているらしいが丑松はゴーサインを出す。
20170426s_11.jpg
さっそく木彫り工房の集まった地域へ見学に来た由乃達。
そこで若手の木彫り師の「辰男」と兄弟子にあたる「一志」と出会う。
二人とも他の地域から間野山彫刻の伝統を引き継ぐために住んでいるという。
口数の多い辰男に対して無愛想で黙々と作業をする一志、しかし辰男が言うには
実力は本物らしい。

持ち帰りさらにいろいろと検討する由乃達。
20170426s_21.jpg
由乃はパワードスーツを木彫りで可愛くしてみようと考えて辰男の協力を得る。
しおりの父親がテスターとなり見た目とパワードスーツの性能はなかなか好評。
しかし木彫りの飾りははっきりいってジャマだった。

次の一手を思いつく早苗。
ドクのところにあった変形の自販機に木彫りを被せてみようというモノだった。
機械そのものは成功するが、辰男を叱りつける一志。
さらに伝統工芸の高尚性をそこなうと怒鳴りに入る千登勢。
20170426s_31.jpg
アイデアを出したことに責任を感じて由乃と謝罪に向かう早苗。
一志は木彫りの本質をなにも知ろうとせずに勝手な売り込みだけしようとした二人にチクり。
さらに早苗に対して東京から逃げてきたと指摘する。

帰宅の途、東京での自分の生活を由乃に話す早苗。
体を壊すまで働いたのに自分は会社にとって替えの効く部品だったことにショックを受け
田舎へ落ち延べてきたと、一志の指摘通りだと。
そして大臣を辞任すると先に席を立つ。
20170426s_41.jpg
次回 「ユグドラシルの芽生え」
早苗さん、ヒッキーになる?

自分の田舎も農家が多くて家はたいてい大きな木造建築、大座敷なんかもあって
仏壇や欄間とかに金をかけている家が多かった。
普通のスリット状の欄間もあったけど由乃が見たみたいな彫刻のもあって
わずか数センチの板を立体感のある立派な彫刻で飾ってあったりしました。

でもなかなか彫刻だけでってのは村おこしとしては難しいですよね。
職人がひとりふたり自らの食い扶持を稼ぐ分には単価が高くても美術的とか
工芸品として認めらさえしていればいいけど、それは個人の技能のモノであって
地域産業となるとね。

でもドクのパワードスーツがスゴいんですが・・・?
話の中で由乃が着たりしていたけど、煙を噴いたりするかと思っていたら普通に
安定して使えているし、一品モノかと思ったら二台あるし。w
老人達はともかくロボット農業とかの方が話題性があるんじゃないか?

語られた早苗の東京での生活、キャリアウーマンというと聞こえは良いけど
会社にすり潰されていたんだな。まぁ、良くある話というか・・・
自分が入院した時に誰かがちゃんと業務を引き継ぎ出来ていたということは
実は早苗がちゃんと仕事をしていたということなんだけどね。
でもやっぱり体調を崩すほど仕事をしてしまうのは現代病か。




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