こんにちは。今年31歳になる平成生まれの会社員です。先日、久しぶりに会った大学時代の友人に「お前って平成生まれなのに昭和を生きてるよな」と笑われました。最初は何を言っているのかピンときませんでしたが、家に帰って自分の生活を見直してみると、確かに時代に取り残されている部分が多すぎて愕然としました。
友人たちがPayPayやau PAYなどのキャッシュレス決済で会計を済ませる中、私だけが財布からお札や小銭を取り出して支払う「おじさん」状態。先日は1万円札しかなくて、後ろの行列から「すみません、電子マネーとかないんですか?」と店員さんに聞かれて恥ずかしい思いをしました。
QRコード決済なんて怪しい、クレジットカードは使いすぎる、ポイントシステムが複雑でよくわからない...と拒否してきましたが、どうやら今の20代はほとんど現金を持ち歩かないとか。マジですか?
仕事のToDo、買い物リスト、読んだ本の内容、年間スケジュール...全て紙のノートに手書きです。同僚たちはEvernoteやNotionなどのアプリでサクサク管理していますが、私は5年前から使っている同じノートに鉛筆で書き込んでいます。
「デジタル管理したほうが検索も効率的だし、クラウドで同期もできるよ」と何度も勧められていますが、「紙のノートの方が思考が整理される」と頑なに拒否。でも先日、大事なノートを電車に忘れて一日分の予定と連絡先を全て失ったときは本当に後悔しました...。
LINEですら「なんでメールじゃダメなの?」と思っていた私。InstagramやTikTokなんて「若い子がやる意味不明な遊び」くらいに思っていました。何かと理由をつけて新しいものから逃げ続けてきた結果、気づけば友人や同僚との会話についていけなくなっていました。
「あのミームみた?」「このインフルエンサーの動画ヤバくない?」という会話に「え?何それ?」と聞き返す私。若いはずなのに、新入社員からもデジタルに疎い「おじさん社員」として扱われるようになりました。これが平成生まれの末路か...。
飲食店の予約は絶対に電話。ホットペッパーやTableCheckなどのアプリ予約は「なんか信用できない」と避けてきました。美容院も病院も、全て電話予約。「電話恐怖症の若者が増えている」というニュースを見て「なんで電話くらいできないんだ」と思っていた自分が、実は時代遅れだったとは。
先日、友人との飲み会で「お前が予約してよ」と言われ、私が「了解、電話しとくわ」と答えたら「は?普通にネットでいいじゃん、電話とか面倒くさすぎ」と全員から白い目で見られました。そんなに電話って嫌われてるの?
「個人情報を晒すなんてあり得ない」「SNSなんて時間の無駄」と思い込み、Facebook、Twitter(X)、Instagram、全てやってきませんでした。その結果、クラス会のお知らせが来ず、大切な友人の結婚式に呼ばれなかったことも。
就活のときも「SNSでの発信や人脈が評価されます」と言われて焦りましたが、今更始めるのも恥ずかしくて放置。転職活動で「あなたのSNSを拝見してもいいですか?」と聞かれて冷や汗をかいたときは本当に後悔しました。
なぜ私はこんなにも時代遅れになってしまったのか。真面目に考えてみると、以下の理由があると思います。
1. 親の影響が強すぎた: 実家暮らしが長く、現金主義で「ネットは危険」という親の価値観をそのまま引き継いでしまった。
2. 変化への恐怖: 新しいものを取り入れるたびに「使いこなせなかったらどうしよう」「失敗したら恥ずかしい」という不安が先に立っていた。
3. 過度な慎重さ: 「個人情報流出」「詐欺」などのニュースを見るたびに「やっぱり従来の方法が安全」と思い込んでいた。
4. 同調圧力の欠如: 周りが皆スマホを見ている中で、あえて「俺は違う」と思いたい気持ちがあった(今思えば逆の同調圧力?)。
友人からの「昭和を生きている」という指摘から1週間、少しずつ変化を試みています。
この1週間で気づいたのは、自分が「面倒くさい」「危険かも」と思っていたことの多くが、実は単なる「慣れ」の問題だったということ。新しいものを拒絶する理由を並べていましたが、一歩踏み出してみれば意外と簡単に適応できるものなんですね。
「昭和」と「平成」と「令和」、どの時代の良さも取り入れながら生きていきたいと思います。
みなさんは自分が「時代遅れかも」と感じることはありますか?それとも常に新しいものを取り入れる方ですか?気づいたきっかけや克服方法があれば教えてください。
AI使いこなせてるやん
たし🦀