クルマの板金修理をすべく、PDRツールを揃えてみた
クルマを買い換えてから半年くらい経過した時点で、キズが増えてきた。えーっと、私がやったのではなく、長男、次男、三男がそれぞれ1箇所ずつ増やしてくれたわけで。

元々中古車なので、アチコチに小さなキズがあったんだけど、比較的目立つキズが増えてきて気分は沈みがち。

クルマにキズが増えてくると、洗車するのも気分が乗らなくなり、行き着く先はキズだらけでホコリまみれのクルマに。
特にこのキズは酷いな。歩道脇にあった石のポールに気が付かず、側面でガリガリと。

3つ目のキズは結構凹んでいるので、先ずはパテ埋めする必要があるのだけど、このくらいだと厚塗りパテが必要なのか、薄塗りパテでOKなのか微妙に判断に苦しむ。
で、考えたのは、凹みの引っ張り出しに挑戦してみるかと。
使うのは、バイクタンクの凹みを引っ張りだすために買った「ひっぱり君」なる道具。

中央のタブとボディーの凹みとを、超強力なホットメルトで接着し、両側の足で突っ張りながら、センタータブのネジを締め込むことでボディーの凹みを引っ張り上げるという、とても原始的な道具。
ただ、バイクタンクの板金は結構厚みがあって、引っ張りあげるのに苦労しました。というか、途中で中断したままです。
実は、専用のグルースティックが作業の途中で終わってしまい、新しいのをeBayにて購入したのだけど、待てど暮らせど届かない。結局、届かないまま終わってしまいました(お金払ったのに)。
ただ、クルマのボディーの板金は、バイクタンクよりは余程薄いんじゃないかなって思うので、今回はいけそうな気がしてるんですけど。
ま、やってみないと分からないけど、本当は「いけそうな気がする」くらいじゃなく、もしかしたら引っ張りすぎて逆に外側へと出っ張ってしまうんじゃなかって思ってるくらい。
そんなことを考えていたら、外側へと出っ張ってしまった状態を均すための工具を買っておこうかなって気になって(気が早過ぎる?)。

正式な商品名は知らないけど、この手の商品の英語の紹介文には、よく「PDR」という単語が使われています。
PDRというのは、「ペイントレス デント リペア」、あるいは「ペイントレス デント リムーバル」(Paintless Dent Repair/Removal)の略語ですね。
ヨーロッパの自動車メーカーで考案され、雹(ひょう)の降ることが多い欧米で、雹の被害にあった車を修復するのに適しているということで発展してきた自動車外板修理工法とのこと。
雹が当たって凹んだクルマのボディーは、単に凹んでいるだけで塗装が剥がれていないことが多いようです。そんな時、「ペイントレス」で板金修理をしようってのが、このPDRなんです。
なので、デントリペア工法では従来の鈑金塗装工法で不可欠であったパテ付けや再塗装などの作業は一切行わないのです。
この工具も、先に紹介した「ひっぱり君」もPDR用の工具で、クルマの板金を引っ張ったり、引っ張りすぎたところを少し戻したりしながら、元の塗装を傷めないように板金修理を行うのです。
使い方は単純で、右手にある “握り” に、状況に合わせて樹脂製の先端チップを装着し、ハンマーで握りのお尻を叩きながら、チップの先端で少しずつ少しずつ、板金の凸凹を補正していくだけ。
単純な作業だけに、仕上がり具合は作業者のスキルによって大きく左右されます。完璧な状態になることもあれば、誰が見てもまだ歪んでるだろって状態のまま終わることも。
ま、どんな作業でも、作業者のスキルに負うところは大きいと思いますが、特のこの手の単純な作業には “職人技” が必要なようです。
それを考えると、全くの素人の私が作業してもいいのかって思いも無くはないけど、まあ試しにやってみようかなって程度なんでね。
結果は追って紹介する予定です(あまり酷くなり過ぎなければね)。

元々中古車なので、アチコチに小さなキズがあったんだけど、比較的目立つキズが増えてきて気分は沈みがち。

クルマにキズが増えてくると、洗車するのも気分が乗らなくなり、行き着く先はキズだらけでホコリまみれのクルマに。
特にこのキズは酷いな。歩道脇にあった石のポールに気が付かず、側面でガリガリと。

先を見越して、(使えないかもしれない)工具を買ってみた
そろそろ重い腰を上げて、修理準備に取り掛かろうかなって気になってきたのがここ数日のこと。3つ目のキズは結構凹んでいるので、先ずはパテ埋めする必要があるのだけど、このくらいだと厚塗りパテが必要なのか、薄塗りパテでOKなのか微妙に判断に苦しむ。
で、考えたのは、凹みの引っ張り出しに挑戦してみるかと。
使うのは、バイクタンクの凹みを引っ張りだすために買った「ひっぱり君」なる道具。

中央のタブとボディーの凹みとを、超強力なホットメルトで接着し、両側の足で突っ張りながら、センタータブのネジを締め込むことでボディーの凹みを引っ張り上げるという、とても原始的な道具。
ただ、バイクタンクの板金は結構厚みがあって、引っ張りあげるのに苦労しました。というか、途中で中断したままです。
実は、専用のグルースティックが作業の途中で終わってしまい、新しいのをeBayにて購入したのだけど、待てど暮らせど届かない。結局、届かないまま終わってしまいました(お金払ったのに)。
ただ、クルマのボディーの板金は、バイクタンクよりは余程薄いんじゃないかなって思うので、今回はいけそうな気がしてるんですけど。
ま、やってみないと分からないけど、本当は「いけそうな気がする」くらいじゃなく、もしかしたら引っ張りすぎて逆に外側へと出っ張ってしまうんじゃなかって思ってるくらい。
そんなことを考えていたら、外側へと出っ張ってしまった状態を均すための工具を買っておこうかなって気になって(気が早過ぎる?)。
PDRツールとは、ペイントレス デント リペア用の工具のこと
で、購入したのがコレ。
正式な商品名は知らないけど、この手の商品の英語の紹介文には、よく「PDR」という単語が使われています。
PDRというのは、「ペイントレス デント リペア」、あるいは「ペイントレス デント リムーバル」(Paintless Dent Repair/Removal)の略語ですね。
ヨーロッパの自動車メーカーで考案され、雹(ひょう)の降ることが多い欧米で、雹の被害にあった車を修復するのに適しているということで発展してきた自動車外板修理工法とのこと。
雹が当たって凹んだクルマのボディーは、単に凹んでいるだけで塗装が剥がれていないことが多いようです。そんな時、「ペイントレス」で板金修理をしようってのが、このPDRなんです。
なので、デントリペア工法では従来の鈑金塗装工法で不可欠であったパテ付けや再塗装などの作業は一切行わないのです。
この工具も、先に紹介した「ひっぱり君」もPDR用の工具で、クルマの板金を引っ張ったり、引っ張りすぎたところを少し戻したりしながら、元の塗装を傷めないように板金修理を行うのです。
使い方は単純で、右手にある “握り” に、状況に合わせて樹脂製の先端チップを装着し、ハンマーで握りのお尻を叩きながら、チップの先端で少しずつ少しずつ、板金の凸凹を補正していくだけ。
単純な作業だけに、仕上がり具合は作業者のスキルによって大きく左右されます。完璧な状態になることもあれば、誰が見てもまだ歪んでるだろって状態のまま終わることも。
ま、どんな作業でも、作業者のスキルに負うところは大きいと思いますが、特のこの手の単純な作業には “職人技” が必要なようです。
それを考えると、全くの素人の私が作業してもいいのかって思いも無くはないけど、まあ試しにやってみようかなって程度なんでね。
結果は追って紹介する予定です(あまり酷くなり過ぎなければね)。
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