アクリル曲げヒーターで、 “美しい” 液晶モニター台を作る
上手く使えなくて、何となく面倒くせ!って思っていたアクリル曲げヒーターが、温度設定が全く間違っていたことが分かり、更にテフロンテープも貼って使用準備万端となったら、早く使いたい。
何を作ろうかと思案していたら、現在部屋の改造中の次男が、液晶モニターの台が欲しいと。同居人(?)の猫がいたずらするので、その台の中にキーボードを収納できるようにしたいらしい。
廃材としてたくさん余っているベニヤ板とSPFを使って作ろうかと言うので、「いやいや、それでは “スタイリッシュ” なモノは出来ないぜ!」と、設計と一部の加工を請け負うことに。
横幅はキーボードに合わせて45cm~50cm必要。奥行きは液晶モニターの足の大きさから20cm。高さはキーボードを楽に出し入れできればいいので、5cmくらいでいいかな。
使うのは、何度か紹介している「アクリル端材10kg入り」。でも、この中で1番大きいアクリルの横幅は30cm。ただ、複数枚あるので、これを組み合わせて作りましょう。
10cm×30cm×t3mmの黒のアクリル板4枚を使いますが、先ずは各々、片側5cmのところで直角に曲げて “足” を作ります。
アクリル曲げヒーターを使ってみたくて始めた工作ですが、実は使うのはこの場面だけ。ちょっと出番は少ないけど、美しい台を作るための最大の貢献をする場面でもあります。
上の写真で直角定規が写っていますが、(角度的にも寸法的にも)正確な曲げを得るには、この直角定規が必須。これのお陰で、驚くほど精度の高い工作が出来ました。
4枚のアクリル板のうち、2枚を曲げたところ。角度も90度だし、足の高さも2枚ともピッタリ同じ。
台に強度をもたらすと共に、4枚のアクリル板を一つに結合する役割も担うベニヤ板と、更に強度を高めるために、角材をベニヤ板に張り付けて、パーツは揃いました。
台の天井に張り付けるベニヤ板の断面の目隠し用に、高さ15mmのアクリル板を手前側に通すことで、アクリル板の内の2枚を接着剤で固定してるのが、横に長い黒のアクリル板です。
表側、後ろ側から見たところ。上から手で押してもビクともしません。強度的には万全でしょう。
そして、アクリル製スタイリッシュ(笑)モニター台の完成。
木ネジの頭が目立ったり、アクリル板の継ぎ目があったりと、完全にスッキリとはいきませんが、まあ悪くない出来だと思います。それもこれもアクリル曲げヒーターのお陰です。
今後も色々と活躍してくれることでしょう。
何を作ろうかと思案していたら、現在部屋の改造中の次男が、液晶モニターの台が欲しいと。同居人(?)の猫がいたずらするので、その台の中にキーボードを収納できるようにしたいらしい。
廃材としてたくさん余っているベニヤ板とSPFを使って作ろうかと言うので、「いやいや、それでは “スタイリッシュ” なモノは出来ないぜ!」と、設計と一部の加工を請け負うことに。
黒のアクリル板を前面に出そう
最初にイメージしたのは、コの字形の台。1枚のアクリル板の両端を曲げ、その曲げたところを足として、上に液晶モニターを置き、下にはキーボードを収納する構造に。横幅はキーボードに合わせて45cm~50cm必要。奥行きは液晶モニターの足の大きさから20cm。高さはキーボードを楽に出し入れできればいいので、5cmくらいでいいかな。
使うのは、何度か紹介している「アクリル端材10kg入り」。でも、この中で1番大きいアクリルの横幅は30cm。ただ、複数枚あるので、これを組み合わせて作りましょう。
10cm×30cm×t3mmの黒のアクリル板4枚を使いますが、先ずは各々、片側5cmのところで直角に曲げて “足” を作ります。
アクリル曲げヒーターを使ってみたくて始めた工作ですが、実は使うのはこの場面だけ。ちょっと出番は少ないけど、美しい台を作るための最大の貢献をする場面でもあります。
上の写真で直角定規が写っていますが、(角度的にも寸法的にも)正確な曲げを得るには、この直角定規が必須。これのお陰で、驚くほど精度の高い工作が出来ました。
4枚のアクリル板のうち、2枚を曲げたところ。角度も90度だし、足の高さも2枚ともピッタリ同じ。
補強用のベニヤの天井板を用意し
さて、厚さ3mmのアクリル板を使っているので、このアクリル板だけではモニターの重量を支えきれません。間違いなく撓んでしまいます。台に強度をもたらすと共に、4枚のアクリル板を一つに結合する役割も担うベニヤ板と、更に強度を高めるために、角材をベニヤ板に張り付けて、パーツは揃いました。
台の天井に張り付けるベニヤ板の断面の目隠し用に、高さ15mmのアクリル板を手前側に通すことで、アクリル板の内の2枚を接着剤で固定してるのが、横に長い黒のアクリル板です。
パーツを組み上げていきます
ベニヤの天井板に4枚のアクリル板を木ネジで固定しました。表側、後ろ側から見たところ。上から手で押してもビクともしません。強度的には万全でしょう。
そして、アクリル製スタイリッシュ(笑)モニター台の完成。
木ネジの頭が目立ったり、アクリル板の継ぎ目があったりと、完全にスッキリとはいきませんが、まあ悪くない出来だと思います。それもこれもアクリル曲げヒーターのお陰です。
今後も色々と活躍してくれることでしょう。
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