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ソーガイドをパイプの切断に使うための治具を考えてみた

岡田金属の「ソーガイド」を買いましたが、これを使う主目的は塩ビ管、アクリルパイプのカットです。

想定としてΦ40~50mm程度のパイプをカットするのですが、ソーガイド付属の「位置決めストッパー」では安定したカットが難しいように感じます。

考え方としては、位置決めストッパーを縦方向に拡大してあげればいいのですが、「まあ何とか切れない訳ではない」レベル。相手がパイプなのでどうしても保持が不安定になります。

ソーガイドでパイプ

それなら、この考え方を拡大して、下へと伸ばした位置決めストッパーとベース部材とを蝶番で連結し、ソーガイドのベースプレート下面、伸ばした位置決めストッパー、そしてベース部材の3点でパイプを包み込むように保持してあげればいいのではないかと。

まだイメージですが、それを下図のように設計してみました。

ソーガイドパイプ用治具設計図2

作るに際しては、ベースプレート、位置決めストッパー、ベースの3者の平行、垂直の精度が大切ですね。これがキチンと出ていないと “ガイド” の意味を成さなくなりますから。

逆にしっかりと精度良く作ることが出来れば、パイプをカットする際にも(構造的に)少ない力でしっかりと保持することができるので、とても楽に作業を進めることができる筈です。

パイプの(長手方向の)位置決め機構が必要かも

懸念点としては、一度カット位置を決めて保持したら、その状態で最後まで一気に切れればいいのですが、残念ながらそれが出来ないこと。

カットに使おうとしているパイプソーの刃幅(厚みではなく高さ)は32mmしかないので、頑張っても20mmくらいの深さまでしかカットできません(それ以上やると精度が出なくなる)。

円筒形なので、カットの途中で2~3回、回転させてあげればいいのですが、となるとパイプの位置決めを簡単に出来るような “当て” を作る必要がありそうです。

まあ、同じ長さの部材を切り出すことも十分に想定されるので、位置決め機構の存在は必須かもしれません。

位置決めブラケット

位置決めブラケットの下に定規を貼り付けて、簡単に位置出しができるようにすると余計に便利かな。ブラケットは、蝶ネジのようなもので簡単に外して移動できるようにして。


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