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自作を断念して買いました。岡田金属のソーガイド

以前、アクリルパイプや塩ビ管を直角にカットしたくて、ソーガイドなるものの自作にトライしたことがあります。

ガイドとなる板にマグネットシートを貼り付けただけのものですが、素材とガイドとの直角を出すのに失敗したり、アクリルの硬さにマグネットの吸引力が負けたりで、反省点をたくさん見つけたまま終了していました。

改善するためのアイデアもあり、その内に改良版を作る積りでいたのですが、いざ作ってみようとすると材料費だけでそこそこの金額になりそうです。

それならいっそ完成された商品を買って、それを自分の用途に合わせて改造しようかと。

岡田金属の「ソーガイド」

で、買いました。岡田金属の「ソーガイド」という商品。

ソーガイドパッケージ

もっと大きいものをイメージしていたので、届いたパッケージを見てちょっとビックリ。箱の一番長い辺で17cm弱と、ずいぶん小さい感じがします。

中身を取り出してみました。

ソーガイド中身3

ベースプレートの幅は68mmしかありません。購入前に調べた時、平行スライダーの存在意義がいまひとつ分からなかったのですが、これなら納得です。

ソーガイドの “お尻” を当て木のようなものに当てて移動させようとしても、幅68mmではあまりにも不安定でしょう。

各パーツはガッシリと作られています。ベースプレートの板厚は3.2mmだし、他のパーツも少しくらいの力では撓んだりしないような板厚になっています。

スペーサーの厚みと大きさが結構重要

2枚の円盤の間に挟みこむスペーサーの厚みは0.65mm。このソーガイド専用鋸の板厚は0.6mmなので、スペーサーよりも0.05mm薄いわけです。

この0.05mmが、スムースに鋸刃のガイドをしながらも、余裕があり過ぎて刃先が振れることもないという絶妙な隙間になっているのでしょう。

因みに私は、以前に同じメーカーのパイプソーとパイプソーフラットを購入していて、どちらの鋸も板厚0.6mmなので、こちらの鋸を使う積りでいます。

また、例えば他社の板厚の違う鋸を使いたい場合、スペーサーの厚みを変えてあげれば、多分問題なく使えそうな気がします。

例えばセロテープの厚みは約0.05mmなので、スペーサーに2層で貼ってあげれば板厚0.7mmの鋸にピッタリになると思います。

このスペーサーで、もう一つ「おっ!」って思ったのは、スペーサーの面積が思っていたより小さかったこと。円盤の上半分はスペーサーが占めてるようなイメージを持っていたので。

ソーガイド正面(スペーサー)

なるほどー、考えてみれば当然のことで、スペーサーを小さくすることで、実際のガイドとなる円盤の使える範囲を拡大することが出来るわけですからね。

もしも円盤の半分がスペーサーだったら、鋸を動かすのに窮屈でしょうがないでしょうね。

さて、このままではΦ50mm前後のパイプをカットするのには使えないので、治具を作っていく必要があります。現物が手元にきたので、いろんなイメージが・・・・・


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