英語圏で ''Mochi'' という語がかなり餅アイス寄りの意味で使われています。
焼き餅、雑煮、大福の皮、和菓子の材料。そういう広い食文化の語です。
日本では、餅アイスのことを単に「餅」と言うことはまずありません。
ところが英語圏では、''mochi'' という語から「小さくて丸い甘いデザート」、とくに餅アイスを連想する人がかなり多いように見えます。
これは単に人気商品が広まったというだけではなく、
本来は上位概念である「餅」という語が、その一種である餅アイスに食われている、ということです。
''the original Mochi Ice Cream creator and company''
と表現していることです。
少なくとも公開されている時系列だけ見れば、日本側のほうが先です。
しかもMikawaya側で流通している話では、1984年に日本で「餅にアイスを入れたらどうか」と着想したことになっています。
だとすると、雪見だいふくの発売後です。
もちろん、公開情報だけで「見て真似した」とまでは断定できません。
ロッテを見学したとか、説明を受けたとか、技術提供を受けたという証拠は確認できませんでした。
それでも、
「先に日本で存在していたのに、後から自分たちを元祖のように語る」
のはかなり不誠実に見えます。
ここでよくあるのが、
という話です。
たしかに特許は国ごとの権利なので、日本で守られていても海外では止められないことがあります。
でも、ここで問いたいのは法的な白黒だけではありません。
この問題をさらに悪くしたのが、Netflix の ''Waffles + Mochi'' だと思います。
この番組の Mochi は、ただの「日本の餅」ではありません。
ピンクで丸い小さなキャラクターで、しかも ''Land of Frozen Food'' の住人です。
どう見ても、伝統的な餅そのものというより、冷凍デザート寄りです。
しかもこれは、Michelle Obama が前面に出た子ども向け教育番組で、Netflix で多言語配信されました。
という雑な理解を、
つきで補強してしまったわけです。
この件で本当に嫌なのは、
ことだけではありません。
むしろ多くの人は、
くらいまでは思っているはずです。
でもその具体像が、
に縮んでしまっている。
つまり、
中身はだいぶ別物になっている。
この問題は、単にお菓子が海外で売れたという話ではありません。
要するに、
''Mochi'' という日本語の上位概念が、後発の商品物語と商業イメージによって細く書き換えられてしまった、
ということです。
アル中お前また朝っぱらから酒飲んだな! くせえんだよ! 酔っ払ってんじゃねえ!