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2026-04-28

3タテ」は本当に「3連敗」のことなのか?

以下のように「3タテとは本来3連敗のことであり、3連勝の意味で使うのは誤用だ」と主張されることがある。

「3タテ」の正しい使い方でプロ野球ファンの間で議論沸騰 / X

ところが、その根拠は薄弱である

そもそも俗語で、発祥不明なのに、いったい誰が「原義」を確かめたのだろう。

「3連敗」説の傍証として提示されるのは、「もともと『3タテを食らう』という形で使われることが多かった」ということだが、考えてみればこれは根拠になっていない。

たとえば英語で「同一カード3連勝」を意味する「スイープ」だって、「スイープを食らう」と言えば「同一カードで3連敗した」という意味になる。

「3連敗する」という意味で「3タテを食らう」が使われていたとしても、それだけでは「3タテ」が「3連勝」の意味である可能性をまったく否定できない。

調べられるかぎり「3タテ」の最も古い記述は、1935年三田文学』の和木清三郎「わがスキイ」の記述だった。

佐佐木自称名人などは三たてといふのであつた。但し、香落だが······。

スニペットしか見られないので文脈がわからないが、これは「三連勝」の意味のようにも思える。原文を確認したいところである

1936年あみ・ど・ぱり』誌に掲載された、石黒敬七コラムには、ビリヤード文脈で出てきている。

この間、大阪から奥幸三郎旦那が出京して来たので、銀座で一キウ手合せしたところ、二百対七十でやつて見事三タテをくつた。


以降、1939年野球界』。

おまけにタイガースは春は優勝したチームだつたけど、秋はシーズン当初の不成績が祟つて、二位に落ちるチームだし、それに一度も勝てずに四タテを喰つたんぢや、チーム経営者の方から苦情の出るのは当り前ぢやないか


1940年尾崎一雄『猿の腰掛』。

雑務をやつてゐると、暉峻康隆君来る。碁盤を持ち出し、四目置かして三たてを喰はす。


1942年野球界』の山口幸一「日本野球打者論」。

殊に南海に四タテを喰はした事は圧巻的の活躍と云ふべく、之にはその鬪志の凝集によるものであつた。


3タテを食う/食わす」ではなく「3タテする」という形での用例も戦後には見られるようになる。

1957年ベースボールマガジン』。「広岡」とは広岡達朗のこと。

広岡 おもしろゲームをしようとは思わなかったけれども、四タテとは誰も思っていない。なにか四タテするんじゃないかぐらい思ったけれどもね。

これは巨人選手だった広岡が、日本シリーズで「西鉄に四連敗した」ことを言っている可能性もあるか。

1958年週刊ベースボール』。

開幕当初の調子がよかったころでも、4連勝目になると弱いチームにも奇妙にストップされる。第9節に大阪南海を三タテしたとき東映ストッ

こちらは明らかに連勝。

かの鶴岡御大1962年出版した『南海ホークスとともに』という本にもあった。

この18連勝のなかには、西鉄を三タテしたゲームも含まれている。

プロ野球黎明期から「3連勝する」の意味で「3タテする」という言葉が使われていたと言っていいようである

さら重要記述として、1961年の楳垣実『続語源随筆 江戸のかたきを長崎で』のなかに3タテ」の語源に関する言及がある。

たて この語については、福原麟太郎先生からおたずねにあずかった。「ヂャイアンツ広島に三タテをくった」などと使う「たて」である野球ことなどに詳しい方に聞いてみたが、よくは分からなかった。大阪で老人などが、碁とか将棋とかで、「二タテやった」「三タテやった」という使い方の「タテ」という語を、「二回続けての勝ち」「三回連続の勝ち」という意味で使ったことがあると、長沖一さんから教えていただいた。まったく見当はつかないが、その大阪ことばと関係があるのかもしれない。そしてまた「立てつづけ」という語とも関係があるのかもしれない。しかし「三回立てつづけの勝」が「三たて」と略され得るかどうか、疑わしい。

これにより、1961年時点で語源がわからなくなっていたこと、もとは囲碁将棋用語可能性があること、「3タテ」が「3連勝」の意味だった可能性があること、「3タテは連敗の意味のはずだ」という疑問は持たれていなかったこと、などがわかる。

以上からすると、「3タテは3連勝のことだ」とまでは決められないものの、少なくとも「3タテは3連敗のことだ」と言い切ることは難しいのではなかろうか。

2025-10-13

以下は、大谷翔平の「二刀流」に対して発言評価した主な有名人OB評論家などの賛成/反対意見のまとめ表です。各人物立場は当時(日本ハム入団MLB初期)を中心に整理しています

反対派
立場人物 主なコメント理由
反対 王貞治 「最終的にはどちらかを選ぶべき」─専念派
反対 張本勲 「無理」「プロはそんな甘くない」
反対 広岡達朗日本でもメジャーでも無理」「プロ世界をナメるな」
反対 桑田真澄 「どちらかに専念した方が必ず伸びる」
反対 清原和博 「どっちつかずになる。バッター専念なら2000本打てる」
反対 佐々木主浩メジャーでは絶対通用しない。投手に集中すべき」
反対 野村克也 「どちらも中途半端になる」→のちに「考えを改めた」と表明
反対 上原浩治 「続けるのは難しい。体が持たない」
反対 関根潤三リスクが高すぎる」「故障につながる恐れ」
反対 権藤博投手専念が成功の近道」「専念したら名球会
反対 槙原寛己 「やるならどちらか一方」
反対 玉木正之評論家10100安打では中途半端」と批判
反対 江本孟紀 「無理。成功者が出たら認める」─のちに称賛へ態度変化
反対 工藤公康 「体の負担を考えればどちらかに絞るべき」
反対 長嶋茂雄(初期) 「やっぱりピッチャーだな」─打者より投手偏重
反対 桑田真澄立浪和義 「やるならどちらか」―技術上の課題を指摘
反対 ダルビッシュ有二刀流では絶対メジャーに行けない」「「「ナンバーワンになれるのは投手」」
反対 菅野智之(現役投手 「どちらもやるのは失礼」「敵として絶対やらせたくない」
反対 一部現役NPB選手中田翔等) 自己主張が強い」「我が強く見える」
反対 海外評論家の一部 MLBではスケジュール的に無理」と懐疑的意見
賛成派
立場人物 主なコメント理由
賛成 落合博満 「本人がやりたいならやらせるべき」「途中で止めたら両方ダメになる」
賛成 松井秀喜 「夢がある」「常識を破る挑戦。見ていてワクワクする」
賛成 イチロー 「翔平にしか描けない時代を築いて」「無限可能性」※初期は打者専念派
賛成 新庄剛志 「できるならどっちもやればいい。本人次第」
賛成 栗山英樹日ハム監督 「失敗を恐れず最後までやるべき」―二刀流育成を実行
賛成 古田敦也投手打者どちらもずば抜けている。挑戦に価値がある」
賛成 岩本勉常識的に考えれば難しいが、彼を見ていると意見が変わる」
賛成 金村義明評論家大谷のような例外は認めるべき」「夢を持てる存在
賛成 森繁和(元監督評論家 「やれるなら誰も止める権利はない」「常識を疑え」
賛成 大沢親分評論家自分監督時代に夢を見た」「時代は変わった」
賛成 山本昌二刀流が挑戦できるチームで暴れてほしい」「人生は一度きり」
賛成 栗山英樹球団幹部 「本人の意思尊重」─ドラフト交渉二刀流プラン提示
賛成 海外メディアMLBBaseball’s Unicorn野球界のユニコーン)”と称賛
賛成 一般ファン評論家の一部 野球常識を変える」「スター性が段違い」
時期による転換

 
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