先日、包丁に熱湯と漂白剤を使うことの是非が話題になっていました。
残念ながら清潔さをイメージで捉えて勘違いをしている人が多く、安全のための行為が逆に危険を呼び寄せてしまっていると感じました。
いわゆる潔癖症の人が物事を正しく理解しようとせず「穢れ」だけを取り払おうとして儀式化してしまうような感じですね。
生の食材を扱う和食料理店で20年ほど経験を積んだ増田から汚れって何というお話をしてみたいと思います。
汚れの種類は大きく分けて4つです。
・食べかす
・油汚れ
・傷
どうしてこのような分類をしたのかというと、汚れの種類によってもたらされる結果が変わってくるからです。
・食中毒にならないため
・余計な味をつけないため
・手触り、見た目のイメージ
そんなの当たり前でしょって思うかもしれないんですけど、この辺の話が整理できてないとそれぞれの汚れに対する処理が変わってきてしまいます。
全部おとせばいいとも思うかもしれませんがそれ、本当に落ちてます?逆に汚れの原因になっていませんか?っていう話にもつながってきます。
なぜ安全なのか、すぐに理解できた人は汚れを正しく理解できている人かもしれません。何いってんだクソ増田!って思った人は、汚れをイメージで捉えすぎている危険性があります。
まずは一旦落ち着いて下さい。
油の中で生きられる生物はいませんし、ウィルスも増加することはできません。
ですので油汚れは、食の安全性という面において残っていても問題がないわけです。
しかし、動物性油であれば匂いは残りますし手で触ったときのヌルッとした感覚は決して気持ちの良いものではありません。
だから落とすことが大事ですが、例えば中華鍋など落とす必要がない油もあるということはおぼえておきましょう。
次に食べかすについてです。
ここで、もともとの話題であった最初に熱湯をかけることの危険性を説明します。
このタンパク質というのは、50度以上で固まり始め高温ではしっかりとした固形になります。
食器やまな板に最初に熱湯をかけるということは、その瞬間の殺菌という意味では理にかなっているかもしれませんが、食器に残った目に見えないタンパク質を固形化させるという意味ではとても危険な行為と言えます。
なぜなら、固形化したタンパク質であっても菌やウィルスが増殖するための栄養源になってしまうからです。
その後暗く風通しの悪い食器棚などに収納されてからはどうでしょうか。
特に温度や湿度が正しく管理されているわけでもない場所に例えばゆで卵を置いておいたときにどのような結果になるか、説明するまでもありませんね。
次に傷について。
しかし、問題なのは傷に食べかすなどの汚れが残ってしまう危険性があるという点です。スポンジや界面活性剤では細かな傷の中までをきれいにすることはできません。
つまりどういうことかと言うと、汚れを落としたいからとムキになって強く磨きすぎても、安全性という点においては逆効果になる場合があるということです。
特別な薬品を使う場面が少ない一般的なキッチンにおいてはそれほど気にする必要のないことですが、例えば漂白剤なんかも言ってみれば塩素ですから効果もないのに思考停止で「やっておけば安全」と過剰な使い方をすれば、正しく使うときよりも当然リスクは高くなります。
それではどうやって洗えばいいの?という話ですね。
まずはとにかく冷水か40℃程度のぬるま湯で洗うことが大事です。
さきほどお伝えした通り、最初に熱湯を使うことはタンパク質を凝固させる危険性があります。
いわゆる家庭用の食器洗剤は、そのほとんどが界面活性剤として油分を水に溶けやすくすることで汚れを落とします。
大抵の汚れは流水で落ちますが、粘性の高い油汚れだけが残ってしまうので界面活性剤で流れやすくするというものです。
このとき、食べかすや食べかすを含む油分が正しく洗い流されていれば、食器は清潔な状態と言えます。
つまり、このあとに熱湯をかけたり漂白剤をかける必要というものは基本的にありません。
仮に乾いた食べかすが残っていても、それだけでは菌は増えません。
しかし時期によっては湿気もありますので、食べかすが湿気を吸って水分を持ってしまえば当然菌も増加します。
つまり、食器の洗浄とは以下の3つの工程によって清潔が保たれるようになります。
・汚れをしっかりと落とす。
・界面活性剤で洗い流す。
こうしておけば食器の安全は守られますが、不安であれば使用する前にかるく流水で流すなどすればさらに安全に使用することができます。
ちなみにこの仕組みが理解できていると、最近CMで騒がれているスポンジ内の雑菌の繁殖についても、それ自体が危険ではないということがわかります。
なぜなら、スポンジから直接水分を摂取するわけでもないので、スポンジ内にどれだけ雑菌がいようと界面活性剤とともに洗い流されてしまうからです。
ちなみにですが、菌そのものは直ちに危険な存在ではありません。
人間の免疫機能ではどうにもならないくらいに増殖してしまうから危険なのです。
これは食中毒の危険性にもつながってくる話ですが、死滅させることばかりに注意が向いていると増殖を防ぐことへの注意がおろそかになってしまいます。
煮沸したから大丈夫。熱湯で殺菌したから大丈夫では、本当に安全とは言えないわけですね。
雑菌は、つけない。残さない。増やさない。の3つの対策が必要です。
余談ですが、私の知り合いに毎日いつもポットのお湯を入れ替えている人がいました。
どうしてですか?と聞いてみると返ってきた答えに驚きました。
新鮮な、、、お湯?
しばらく言葉の意味が飲み込めませんでしたが、その日からその人とポットの話をすることはやめました。
この辺は薬と一緒かもしれませんが、人は本当に効果があるものより自分が効果があると信じたものしか選ばないのかもしれません。
ちなみにこの話、厳密なことをいうと毎日水を取り替える方が塩素が残りやすくて危険です。
おそらくはポットにお湯を入れっぱなしにすることで乾燥によってできてしまうカルシウムの塊のことを時間経過によって発生する汚れだと勘違いしているだけの話だとは思うのですが、雑菌が確実に死滅する温度まで沸騰させておいて「新鮮」はないよなって今でもおかしくなります。
え?ポットって電気ポットっですよ?90度以上で保温し続けてるんですよ?
日本の蛇口から出てきてる水道水をポットで沸かせて保温しているのにお湯が腐敗するんですか?
もしかして毎回ポットに畑でとれたてのついた野菜とか入れてます?ボツリヌス菌とかウェルシュ菌をわざわざポットに入れ直してるんですか?
それと塩素の抜ける仕組みと、言わなかったけどトリハロメタンとかって知ってて言ってます?
塩素がしっかりと抜けきって水の入れ替え時に誤って混入しかねない菌さえも滅菌状態にあるお湯を、わざわざ毎日入れ替える科学的根拠をもう少し示してもらっていいですか?
油の部分は誤解させる書き方をしたことは否定しないけど、あのぬるっとした手触りが即座に危険な汚れだと思い込むのは間違いだよという話ですよ。
ちゃんとその後に「食べかすを含む油分が正しく洗い流されていれば」という説明があったけど読んでないんですよね。わかります。
なんというかそういうところが手遅れなんですよねぇ。
これで少なくとも20年以上食中毒は一度も出してないですから。
勉強になるな〜。 で、食中毒が起きてしまうのはどういう経緯なの??
調理人がトイレで手を洗わないからやで。 ノロウイルスに感染した人が使ったトイレでウイルスをもらってくるんや。
油汚れの中で増えるウイルスはないのは確かだが、そもそも生きた細胞の外で増えるウイルスはない。だけどウイルス対策として手洗いが推奨されるように、外にあったその増えていな...
Googleで調べたらポットの水は毎日入れ替えないと塩素がなくなって雑菌が繁殖するって逆の回答が出たんだけど。 俺は増田よりGoogleを信じるわ。
「ポットのお湯」「ポットの水」 それに毎日水を替えるような使い方 きみの想定と増田が指摘してるレベルの使い方は全然別物やでという話
同じやろ お湯を沸かしたら塩素が抜けるから翌日は入れ替えんとあかんで
象印の電気ポットの取説見たら、 『水アカがついて臭くなったりするからお湯は毎日変えろ』 とは書いてあるけど、菌が繁殖するだの危険だのとは書いてないな。 俺はGoogleよりメーカ...
ポットの使い方って空のポットに水入れて沸騰したら保温でしょ 他にどういう使い方があるの
50度以上の熱湯がNGだったら食洗機はもれなくNGのはずだが
食洗機の洗剤はタンパク質を溶かす溶剤とかやからやろ。家庭用はマイルドやけど業務用やと素肌に触れると肌が溶けるレベルの溶解能力
実際のところ確かに卵黄の付いた食器を食洗機にかけると固まったままになりはするけど、カチカチに固まるし、熱湯消毒されるしで、ちゃんと乾かせば何の問題もないわな
厳密に言うとカチカチの汚れを中心に水分や他の汚れが留まって雑菌繁殖の原因になるからちゃんと取った方が良い。
それってどういうスパンの話なん? 当たり前なんだけど何かがこびりついた食器を使い続けるなんてことあるわけないでしょ
ここで抜けてるのは生物毒系だけでなくて家庭内ケミカルの挙動かな。ハンドクリーム、ヘアスプレー、ファンデーション、樹脂容器の可塑剤離型剤紫外線防止剤、殺虫剤防虫剤芳香剤...
我々が気にしないといけない4大汚れは、 カビ 埃 ダニ 皮脂 です。
なんで和食料理店での経験者がこれを言うん? だから落とすことが大事ですが、例えば中華鍋など落とす必要がない油もあるということはおぼえておきましょう。
「しっかり乾かせ」で済む話をだらだらとよくもまあ
高額な食器洗浄機システムでなく乾燥機だけあれば良かったんだ 洗うのは手洗いでいい
ただのアホやん ミルトンとか知ったら憤死するんちゃう ちなみにこの話、厳密なことをいうと毎日水を取り替える方が塩素が残りやすくて危険です。
あー、水道水の塩素消毒や塩素系漂白剤と気体単体の塩素を混同してる人?
ロジハラ
追記読んだけど夜間もずっと90度以上保ってんの? 洗わずに継ぎ足し継ぎ足しで使ってる職場のポット見たことあるけど、中が結晶だらけでびっくりするわ
ポットなんて洗わず使う人が日本人の全員ではないのか 結晶化するとすればそれ水道水以外を入れてる人がいるのではないのか
水道水結晶化するよ。含まれてるミネラルとかだと思う。そしてポット用の洗剤とかもある。
清潔感を無視するのは駄目だよ 全く本質をついていない
飲食店のコロナ対策のテーブルのアクリル板とかスーパーのレジのゴム手袋なんかについても衛生的に意味があるのか語ってほしい
アクリル板は排除アートで回転率のためだし、ゴム手は単に制服化しただけだぞ。
これで少なくとも20年以上食中毒は一度も出してないですから。でいいなら潔癖症の人が私は21年食中毒になってませんって言われたらどうすんの? それ全く意味ない余計な煽りじゃ...
おいおい、なんでウイルスが水分のあるところで増殖するんだよ・・・
フェアーにジャッジすると、元増田にまとわりついて目くじらしてる諸賢の方が醜いな
でた!誤解させる書き方と嘯いてあたかも相手の責任にするやつ! 素直に間違ってましたごめんなさいと言えんのか
バカに文章を書く権利はない
これはブコメがおかしいな トップコメとか何に怒ってるのかわからない。まな板の傷とか普通に気になるし実際危ないんじゃないの? 油のところは俺もちょっと引っかかったけど先まで...
保温ポットで毎回水を取り替える? それはお湯が新鮮とか以前の問題だし前提としてありえんやん 後出しにしてももうちょっと頭使えよ
それ言うなら毎日夜中まで保温し続けるほうがありえんだろ 夜には保温止めるのが普通だしそれだったら朝に水入れ替えるのも普通
中身適度に入れ替えつつ夜中は満タンで保温すんのが一番衛生的やぞ。 だってポット内の汚れは全部流れ落ちて捨てることになるんだから。
衛生厨は「使わないなら電源を落とす」という常識すら持ってないんだな
ごめん前提が抜けてた。 午前2時~午前4時以外は誰かしらお湯使うから2時間しか止めれないんだよね。
潔癖に対する解像度が甘くて、「私が思う潔癖っぽい行動してる、こいつ潔癖」って決めつけてるだけで、その人は潔癖ではなくてただのバカでしょ。
最近、何でもかんでも「穢れ」だと言えば勝てると思ってる反・潔癖勢が多すぎる 普通に科学的に根拠があって、どこまで清潔レベルを徹底するかの話を、穢れという言葉でごまかさな...
でも清潔な採尿カップでお茶飲まないですよね
複数選択肢がある中ではわざわざ選ばないけど、災害など特殊な状況下でコップ類が検尿用しかなければ使うわな
次は「増田は知らない潔癖症の気持ち」を考えてみたらいいと思うよ。
自宅以外のウォッシュレット使わないって人はいたな
え?給湯口やら途中の管まで煮沸消毒されると思ってんの? え?ポットって電気ポットっですよ?90度以上で保温し続けてるんですよ