昭和メロンの古い種
野口のタネから2019年に購入した「昭和メロン」のタネもそんな種の一つでした。今年、冷蔵庫に保存していた種を整理していたら見付けました。
ウリ類は比較的長寿命だと言うので、今年は他の種をポットに蒔き終えてた暫く後に、この昭和メロンの種もいくつかポットに蒔いてみました。
そしたらなんと、蒔いたタネの多くは発芽しました。種の袋には、発芽検定月〔2018年11月〕より1年以内ならば、発芽率は85%以上と記されていました。しかし4年以上経っても、発芽率が落ちたとは思えないほどしっかり発芽しました。素晴らしい事です。
今年久々に購入したF1品種のスイカの姫甘泉は、たった8粒しか入ってなくて、8粒全部蒔いて、一つしか発芽しませんでしたから、発芽率12.5%です。それと比べると素晴らしい事です。
しかし、そう言えば、大賀蓮[オオガハス]は、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽、開花したと言います。それと比べれば、5年など全然長くは有りません。
大賀ハス池公園の大賀ハス
昭和メロンの苗は10ポット以上出来たので、希望する何人かの方にもお裾分けいたしました。
我が家では、毎年恒例の「甘露マクワ瓜」と、今年初めて野口のタネから購入した「成金メロン」(これまた「瓜」と言う感じ)と一緒に、5月22日に定植いたしました。この「昭和メロン」も甘露マクワウリと同じ形の回転楕円体です。「メロン」と言う名が付いていますが、写真を見ても、形はマクワウリに近い感じです。昭和の時代には「ウリ」よりも「メロン」の方が高級な感じがしたので名付けたのでしょうか?美味しいウリが収穫できましたら採種して、我が家の家庭菜園の毎年のレギュラーの作物にしようかと思います。収穫が楽しみです。ウリ類は他殖性植物(雄花と雌花があって、他の個体の雌しべと雄しべが交配する種)なので、交雑しやすいとの事です。今年植えた3種類のウリも交雑して、美味しい品種が出来るかもです。やはり固定種は醍醐味があって面白いです。
定植した昭和メロンの苗
今年は初めてウリをネットに絡ませようとネットを立てました。
手前の2つが昭和メロン、その右側に成金メロン、奥の反対側に甘露マクワ瓜4つ。
定植してから二週間も経つと雑草だらけです。
雑草に埋もれる前に草取りをしましょう。
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