- カテゴリ:
- 【ブラジル旅行】2016.9
アマゾン川の奥地に到着した翌日
4時前のニワトリの鳴き声で起きました。
昼夜問わず鳴くニワトリ。
深夜1時に鳴くこともあって大変でした。
しかしお陰様で毎日美しい朝日を眺めることができました。
写真を撮っていると男性陣二人が刺し網に魚がかかってるか見に行くからと誘ってもらえました。
家の前にはアマゾン川の湖。
以前はマナティが多かったことからマナティレイクといった意味の名前が付いています。
まずは家の前の養殖場に餌やり。
小さな魚が撮れるとここで大きくしてから食べるとのこと。
水位が増したりして魚が取りづらい時期に重宝しているとのこと。
この5日間は家族の一員ですから。
餌やりだって僕がやりたい。
やっていいかどうか聞く前に餌を奪って投げ入れる。
が・・・
とことん狙いを外しまくり網の外ばかりに・・・
魚がガンガン近づいてきて餌を無駄に・・・
相当なアホだと思われたことは間違いありません。
そして浸水林へ
浸水林はひっそりと静かでキツツキの木を叩く音だけが響いています。
そしてこういう場所に刺し網してあります。
ここももちろんワタクシが手を出して引き上げてみるんですが・・
なんと二頭のカワイルカが来て網はズッタズタに。
翌日は大漁だったんですがこういうこともあるわけです。
自然が相手ですから。
浸水林の木、全部に白いチョークで書いたような線があるのがお分かりいただけるでしょうか?
雨季にはここまで水位が上がります。
今は雨季と乾季のちょうど間くらい。
そして目の前の大きな大きな湖・・
乾季に水がなくなったことがあるというから驚きです。
つか信じられません。
でもそれは去年のこと。
戻ると朝食を作ってくれてありました。
大きなパパイヤやアボカド
目の前にあるフルーツのもぎたて。
そしてそこらじゅうに落ちているトゥクマン椰子の実を拾ってむいて食べていたので・・・
ワタクシも見よう見まねで。
皮を削ってから種との間の実も削り取ります。
その実をタピオカ(もちろん自家製)と塩を油なしで素焼きしたもの(タピオキンヤと呼んでました)に挟んで食べるんです。
全く味のない渋柿のようですが・・しばらく噛んでみろ的に言われ10回くらい噛むと・・
なんと!甘さが上品なピーナッツバターのような濃厚な味!
これには驚きました。
あまりにもすごい量を食べたので毎日拾ってきてくれました。
ちなみにタピオキンヤはパンのような食感ですが塩せんべいのような香ばしい味です。
そして作業場へ。
この巨大なバケツに近づくとプーンと発酵しまくったトイレ系のオイニーが!
収穫したキャッサバイモを水の中に2日間入れっぱなしにしてグジュグジュになったものです。
手で持つだけで崩れそうなほど柔らかいんですが皮をむきます。
そして全部をペースト状にしてしばらく置いておきます。
これ・・何を作ってるかというとファリーニャなんです。
キャッサバ芋から毒を抜きながら作るんです。
昨日食べて美味しかったファリーニャ、これを一から作る過程を覚えることができるんです。
動物や草木を見るだけなら観光客向けのアマゾンジャングルロッジでもよかったわけです。
ここにきた意味はカボクロの生活を知ること。
ファリーニャ作りはカボクロの生活の中でも大きな意味のあること。
大興奮です。
畑を案内してくれました。
畑と言ってもまぁジャングルです。
ブラジルの国鳥
トッカーノパッパブランカ
美しい鳥です。
ほぼ毎日見ることができました。
鮮やかで愛嬌のある目と姿。
ここでは珍しくない鳥ですが愛されています。
ヤシの実の一種です。
実の中に幼虫が入り込みこの真ん中の脂分を食べて育つとココナッツ味の幼虫になるそうで・・
食べてみたいと懇願し探してもらいましたがこの日は見つからず。
バッタもなんかちょっとカラフルでおしゃれですよね。
とにかくヤシの実は種類が多い。
いろいろ教えてもらいましたが・・忘れちゃった!
ドリアン
このフルーツはアビューといって寄るだけで甘い香り。
蜂や蟻がたくさん寄ってきます。
味は極甘の柿ですね。
なんでも食べるのでカボクロの人たちも笑ってました。
ゾウムシくん
詳しくないんで種類は分かりません!
お昼ご飯ができるまでドローンを飛ばしているのが見てみたいと言われテストフライトしてみました。