2024.12.28
毎朝4時起床で動いているので朝食は前日に買っておきます。
一番いいのは地元スーパーならではのものをセール価格で買うことに限ります。
この界隈では「ウジエスーパー」という地元スーパーが何店舗もありました。
何か面白い朝食はないかと探していると・・
すんげえ大きさの、具沢山にもほどがある系のおむすびが35%OFFで入手できました。
YOSHIだま
名物!伊達はらこ 35%OFFで266円
ウジエの鶏飯 35%OFFで266円
背徳のまるごと明太子 35%OFFで266円
お弁当1個分を1つのオニギリにしたような凝縮感。
おにぎり界の盆栽、おにぎり界のジオラマ模型とも言いたくなる幸せのカタマリ。
美味しいです。ウジエさんには新たなメニュー開発の時にはぜひワタクシを呼んでいただきたい!
そして今回の9泊10日の車中泊旅行のメイン会場・・伊豆沼です。
伊豆半島ではないです。宮城県です。
シベリアなどから越冬で渡ってくるのが国指定の天然記念物マガン。
9月下旬から到着し出し、この季節この伊豆沼にやってきた数なんと10万羽以上。
天然記念物が目の前に10万羽以上いるわけです。
マガンは伊豆沼を寝床として使い、夜明けとともに田んぼで食事をするためにご出勤。
日の入りとともに田んぼからまた伊豆沼に帰ってくるんです。
そらが赤く焼けてくるとチラホラとフライング気味のマガンが飛び立ちます。
ガン類と言うのはハクチョウ類より小さくカモ類より大きいものを差します。
ガン類10万以上に対して、ハクチョウ類1500、カモ類2000と圧倒的に多いんです。
まぁハクチョウ1500というのも凄い数なんですがw
数羽が飛ぶとその周りのマガンも飛び、1羽2羽で飛ぶマガンもいれば大所帯で飛ぶマガンも。
飛び上がり移動の時はV字に、お目当ての田んぼに近づくと枯れ葉のようにパラパラと落ちてきます。
かなり飛んだと思ってもまだまだ湖面にはマガンの大群。
10万羽というのはとてつもない数。
伊豆沼周辺の湿地がいかに肥沃であるかを思い知らされます。
太陽が顔を見せるとマガンの鳴き声が一面に響き渡り、360度の空を四方八方に飛び回る。
明るくなると周りにカメラマンが多くいるのに気づきます。
ボクも含めてカメラを持った人はみな撮り始める時は緊張してその時を待ちます。
その後、周りの雰囲気を見て、そして自分で感じたんですが・・・
写真を撮る気がなくなってくるんです。
動画も撮ろうと身構えていました。
動画も写真も一応撮りました。
でもそれは結構どうでもいいことで、
結局、この感動なんて写真や動画ではコレポッチも伝わるわけがないんです。
新幹線が駅に近づくようにゴーという音が大きくなり空を埋め尽くすマガン。
翼開長150cmの大きな野鳥をこれほどの数を養える栄養素がここにあり、
シベリア・アラスカなど信じられない距離を飛んで渡りたくなるほどの魅力がここにあるんです。
ワタクシ今までも野鳥を色々追ってみてきましたが、カメラを置いて肉眼で今の光景を見たくなったのは実はハジメテ。
太陽の明るさと温かさのパワー。
大きなものが数多く移動するパワー。
太陽も移動距離も地球規模のエネルギー。
多くのカメラマンも最初はウォーと感動していましたが、途中からは自分たちの小ささを感じボーっと立っているしかないといった状況じゃないでしょうか。
ウジエスーパー 築館店 (コンビニ・スーパー / くりこま高原駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.4