好感度と評判(名声)
- NPCにはそれぞれ好感度が設定されており、必ずどこかの勢力に属している。複数の勢力に含まれることもある。
それらの好感度を総合して勢力からの評判が算出される。 - 評判の上限は100、下限は-100。*1
- 敵対勢力(山賊やクマン人)にも勢力や評判は設定されている。*2
- NPCの好感度がマイナス値になった時、彼らは「敵対陣営」となり、攻撃または逃走を行うようになる。
- 好感度を増減させる行動の中には、この「敵対陣営」への転換をまたぐものとまたがないものがある。
またがない行動は累積で0を超えてもそれ以上は変化しない。ただし、0ではまともな会話はできなくなる。
- 好感度を増減させる行動の中には、この「敵対陣営」への転換をまたぐものとまたがないものがある。
- 評判が高ければ説得が成功しやすくなったり、商品を割引してもらいやすくなったりする。
- 逆に低ければ説得が難しくなり、一部のサービスが受けられなくなり*3、衛兵から職務質問を受けやすくなったりする。
好感度の上昇要素
相手が喜ぶ行動をすると上昇する。
(評判は住民の好感度の総合値を参照しているため、個人の好感度が上限に達した場合はそれ以上は伸びない点に注意。)
- パーク「轟く悪名」を所持していた場合、全ての評判上昇値が2倍になる。非常に有用。
サイドクエストを達成する(上昇幅が大きいのでオススメ)
- 各イベントで設定された評判報酬のため、クエストによって結果は異なる。
犯罪に関わるクエストの場合は、達成した際に兵士陣営などの評判が下がることも。
商売の取引を成功させる
- 各取引の締結時に2。交渉時にチップを売値より0.1でも多く積んだ場合10上昇する。
- 値段は無関係。結んだ取引ごとに計算される。
高価な品物を一度に取引するより、リンゴを一個ずつ0.1高く買った方が費用対効果の効率は良い。- ただし、この方法で上がる好感度には上限があり、75以上にすることは出来ない。
- (steam版をプレイしたところ低金額の購入、低金額のチップではほとんど上昇せず1k単位での購入やチップで上昇が見られました。上昇の上限も65でストップし、65になる直前に大きな金額で買い物+チップ(1万単位での購入)した場合は70まで上昇しました。)
- (金額によっては70以上も可能かも知れませんが()内の記入を行った筆者は2人の商人を70にできましたが70以上を確認できていません)
カリスマによる説得を成功させる
- カリスマによる説得の成功は好感度を5上昇させる。(失敗時は-2)
- 説得による好感度の増減の後、各クエストに設定された個別のイベント増減が発生して調整されることがある。
これらの増減はイベントごとに設定されるので、推測は困難。
確定で好感度の固定上昇が起こるのは、カリスマ(王冠マーク)の選択による判定に成功した場合のみである。 - 最終的な「評判上昇」の表示は、必ずしも目の前の人物の評判が変化したことを意味しないので要注意。
複数の人物に対する評判の変化が同時に設定されていた場合、誰の評判が変化したのかまでは教えてくれない。 - 例:サイドクエスト「聖職者」でのフランシス神父、「喧嘩の代償」のエリアス修道士など
- 状況によっては差し引きでマイナス*4という選択肢も存在する模様。
- 説得による好感度の増減の後、各クエストに設定された個別のイベント増減が発生して調整されることがある。
- ※武力・ストレングスによる選択肢で説得した場合、成功しても評判は1下がる。(失敗-3)
これはカリスマの上昇と同じく固定で下がる数値のため、評判を上げたい場合は基本的にストレングスによる威圧を用いてはならない。- ただし、イベントによっては固定値の低下を上回る上昇が設定されており、結果的に評判が上がることもある。(ゴドウィンの代理で説教をする時など)
- スピーチによる説得の成功は、単体では評判に影響を与えない。各イベントの調整次第である。
(その代わり、失敗したときにも固定値の評判低下はない。一番手堅い選択肢でもある)
一部のランダムイベントで手助けや施しをする。
- 「抗争」で衛兵に助太刀する。
- マーハジェドの兵士の好感度を上げたい場合は、森の広場亭とサモペシュをファストトラベルし抗争を繰り返す方法がある。
- 「物乞い」に特定のアイテムやお金を施す。
- 「ひったくり」を捕まえる。
評判が低い時限定の方法
降伏する
- 検問中の衛兵やその他敵対行動中NPCに対して降伏することで、好感度が上昇する。
(この効果によってマイナス値だった好感度がプラス値になるため、敵対行動が解除される。)- ただし、戦闘行為によって降伏をしなければならない状況になっている時点で、好感度は大幅に下がっている。
要するに差し引きはマイナスで、逃走よりはマシ、という程度。わざわざ喧嘩を売っても好感度は下がる一方。 - 衛兵の検問は、こちらの敵対行動によらず発生するので、降伏して協力すると好感度は上昇していく。
(もちろん、盗品など持っていないことが前提)
しかし、ある程度評判が上がった時点で検問も発生しなくなるので、評判の値が低いときのみの方法になる。
- ただし、戦闘行為によって降伏をしなければならない状況になっている時点で、好感度は大幅に下がっている。
逮捕される
- 評判をかなり低い値にリセットしてしまう効果がある。
評判がマイナスの値に振り切っている場合のみ、逮捕・投獄も評判上昇の手段として数えられる。
逆に評判が高いときに逮捕されると大きく下がってしまうので、現在の数値と相談して対応を決めたい。
賄賂を渡す
- 金を渡すことで、好感度が25回復する。
同じく評判が低すぎて、話しかけてもイベントを開始してもらえないときのみの方法。
教会で免罪符を購入する
教会内に設置された箱から購入。評判が16未満の場合のみ、16まで戻すことができる。
免罪符の最低額は100グロッシェン。住民の評判が低下しているほど支払い額は増加していく。
(DLC)家を建てる
DLCのプリビスラヴィッツで、新しい建物を建てた時や増築した時、住民の好感度が上がる。
また、裁判で有利な裁定をした時は大幅に、中立の時も若干上昇する。
好感度の下降要素
- パーク「地元の英雄」を所持している場合、評判の低下量が全て2倍になる。
メリットに対するデメリットが大きすぎるゲーム屈指の地雷パーク。縛りプレイ大好きなマゾプレーヤー向け。
相手の機嫌を損ねる
相手の嫌がる話題を振る。
- 一部のサイドクエスト等で低下。イベントに設定された個別の低下判定のため、推測は困難。
説得に失敗する。
- カリスマでの説得失敗時に-2。
- ストレングスの失敗時は-3。
- スピーチは基準値0。(イベントごとにそれぞれ補正される)
- 値段交渉に失敗すると-10。
相手に攻撃を加える
当たった攻撃の威力によって段階的に変動する。-20~-125
- 判定は一発ごとに行われるので、戦闘が長引けば、再攻撃+暴力行為の目撃+通報による伝播と、連鎖的に激減していく。
- 馬で轢くのも攻撃に判定される。減少量は当たり方による。
- 死亡すると、当人の好感度が犯人を目撃したかどうかに関わらず-60。
- ただし、死亡した時点で平均の分母から省かれるので、バレなければ理論的には評判に影響を与えない。
- 問題は死亡から復活した時。殺害した住民は一定時間で復活することがある*5ので、その際に評判が大きく低下する。
彼らは前世の好感度を引き継いでいるので、同じ対象を2度ほど殺せば、次に遭遇した時はマイナス値となり逃走するようになる。- ランダムイベントで登場する旅人などは、好感度上昇イベントが設定されていない。
そのため好感度を低下させた場合、回復の手段がない。
- ランダムイベントで登場する旅人などは、好感度上昇イベントが設定されていない。
犯罪を目撃される
- 行った犯罪が、目撃された時、されていない時で好感度の低下量が違う。
- 背後から襲撃したつもりでノックアウトしても、バレていた場合、目が覚めた後で彼らは通報しに行く。
- 発見されるか(視認性)の判定と、その後に意識に残るか(注目度)の判定は別なので注意。
- 一度視界に入って発見された場合、後ろに回り込んで視界から隠れたつもりでいても、注目度によって算出されるクールダウンタイムの間は相手の記憶には残っている。相手が興味を失う前に犯行を行うと問答無用でバレる。
- また、まったく犯人の見当がつかない場合でも、被害者本人の個人的な他人への好感度(つまりヘンリー含む)は規定量下がる。
- 目撃されていない時は、上記の規定量変化のみだが、目撃された場合は通報に走るので、他人に伝播する。よって平均値は大幅に下がる。
犯罪について
犯罪行為として認識されるのは以下。(犯罪と盗品も参照)
- 窃盗(スリ・ロックピックなど)
- 密猟(家畜、野生生物を襲っている現場が見つかる)
- 立ち入り禁止区域への侵入
- 攻撃(空振りパンチはセーフ)
- 町中で矢を射る
- ノックアウト
- 殺人・死体運搬など
- 警告無視(衛兵や住民の注意を無視し続ける。該当する行為をやめれば評判低下を防げる)
- プライベート空間への侵入
- 夜間や特定の場所での不審な行動(松明不携行、しゃがみ動作など)
- 街中での武器の抜刀
- ハルバードなどのポールアームは武器を出したまま持ち歩くことになるため、街中で所持していると警告対象になる。
- 盗品所有の発覚・他人のベッド占領など(個別に評判減少要素として設定されているわけではないが、専用のイベントが組まれて警告無視などを経由し、最終的に評判低下につながる)
指名手配
犯罪が発覚して、犯罪アイコンが地図や画面上に表示されている間、所属する陣営全体の好感度が下がっていく。
- 特にタルンベルクでは、教会が存在しない、採石場の2名のNPCが「好感度を上げる手段がない勢力」に属している、タルンベルクで指名手配される範囲が広い*6などの要素が複合して、非常に厄介。
序盤でシステムを理解しないうちに指名手配されてしまうと、実績「魅力的な王」が達成できなくなる程に低下する危険がある。
逮捕
- 重犯罪によって逮捕投獄されると、それまでの評判の数値に関わらず10前後にリセットされる。
普通はこれにより評判が大きく下がるが、以前がマイナスだった場合は上昇することも。
(DLC)給料未払い
- DLCのプリビスラヴィッツで、村の運営費が不足している場合、毎日村人の評判が低下する。
また裁判クエで不利な裁定をした時も下がる。