ファークル(Farkle)とは
ファークル(ダイスゲーム)とは、ボヘミアンに大流行中のイカサマダイスの使用が認められたエクストリームテーブルゲームである。
スキルはないのでパークも無く(Agilityに1個のみ)、基本的にプレイヤースキル(というか持ち物)依存のミニゲームで、
基本的にほぼプレイしなくてもクリアに問題はないが、カポン君DLCで大会があったりたまにやってみると楽しい(と思う)。
ちなみにこのファークルというルールは1980年代が初出らしいので、当時の人は恐らく知らない。
ルール
「役」を作って目標の点に先に到達した人の勝ち。役がある限り残ったサイコロを振り直しできる。
全てのサイコロで役が作れた場合、また全部振り直すことができる。
役が1個もない(1も5も1個もない)場合バスト(Bust)となり、1点も入らずに相手のターンになる。
役
- 1:100点
- 5:50点
1以外の目が3つ揃うと、その目の数字×100ポイントになります。
1が3つの場合は特別で、1,000ポイント得ることができます。
同じ目が4つ揃った場合は、出た目の数字×200ポイント
5つ揃った場合は出た目の数字×400ポイント - 123456:1500点
- 12345:500点
- 23456:750点
勝つためのポイント
基本的に1か5が1個でも出れば続行できるので、振れるサイコロが数が多いうちはゾロ目が出ないか期待しながら振り続ける。
3個くらいからさすがにキツいのでスコアに変えて相手にターンを回す。
が、それは通常のサイコロで挑んだ場合である。
特殊サイについて
このゲームのエクストリームなところはイカサマサイを6個まで持ち込むことができることである。
通常サイは恐らく1~6まで1ずつ重み付けがされていて偏り無く目が出る「同様に確からしい」というやつだが、
例えばヘンリー君のベータダイスは2が10、他が1という重み付けなので、
10/15=3分の2の確率で2、他の目は1/15ずつという逆イカサマサイになっている。
おすすめサイ
- Odd die(奇数サイ)
1か3か5しかほぼ出ない最強のサイコロ。なんと奇数が10偶数が1という重み付けらしく、20/33=約3分の2の確率で1か5が出る。
同じ目が出やすいということはゾロ目の役も作りやすくなる。
何より強い点は入手性に優れているということ。
宝の地図のお宝に頻繁に入っているうえ、ギャンブラーがたまに持っている場合がありスリとれる。彼らは空気を読むので1個くらいしか使ってこない
ヘンリー君は主人公なので、これを6個平然と持ち込める。
役が作れまくる=全部役になってまた全部振り直しという事象が頻繁に起こるため、
相手は呆然とヘンリー君がダイスを投げるのを見ているだけ、なんて展開も珍しくない。台パンどころかリアルファイトものだ - デビルズヘッド
「ジョーカー」の目が何故かついている特殊サイ。
ワイルドカードというやつでジョーカー単体では役にならないが、他の2個同じ目があれば変化してその目になることができる。
しかし確率はあまり良くないのか、頻繁に出ないので安定しない。 - ヘヴンリーキングダムダイ
1か6しか出ない・・・らしいが普通に4とかでるためいまいち強さが分からない。
6が特殊な見た目をしている。奇数サイが6個あればそっちの方がいいだろう。
※天国の門=1の目が6としてカウントされるサイコロ。1つのサイコロに6が二面あるのと同じ。6のゾロ目狙い。
↓強さ(使いやすさ)順ダイス雑解説
- 幸運な遊びのサイコロ(Lucky playing die
一と五が1/3ずつ 残りは六が多めで二は出ない
/このゲームに欲しいステータスを極めている。6コ揃えば最強だが、他のサイと合わせても充分強い。
- 奇数のサイコロ(Odd die
一・三・五・偶数が約1/4ずつ
/2回転がせばほぼ役になって取り除ける。入手の機会がそこそこ多いのもポイント。六系ダイスとは合わないのと三がネック。
- 幸運のサイコロ(Lucky die
一と六が約1/4 五が約1/5弱 他は数の大きいほど出やすい
/能力に無駄が少ない。他のダイスと合わせやすい。ただ過信は禁物の確率。
- アルフォンス
一が約2/5近い 六が1/4弱 五は普通(やや低)くらい
/イベントで5コ揃うのが最大の強み。そしてこのイベント以降そんなギャンブルしない。
- 悪魔の顔/アルフォンスの悪魔
全部等分 ただし一がなくワイルドカード
/普通のダイスよりは応用が効くが、一と置換のため貢献度は思ったより高くならない。
顔の確率が高かったならまだ話は違ったのかもしれないが…
- アンブローズ
一が約1/4強 二と六が約1/5 五は通常より低目
/悪くないように見えるが、最弱の目である二が出やすいのが欠点。
- 裸のサイコロ/身ぐるみ剥ぎのダイス(Strip die
一が1/4 残りは五と六が若干出やすい
/ノーマルダイスよりはマシ。
- 縮むダイス/すり減ったサイコロ(Shrinking playing die
六が約1/3 一が約1/5強
/六系サイコロ。ルシフェル天国よりは若干他と合わせやすい。
- ルシフェル(Lu die&Ci die&Fer die[三種]
六が約1/3 残りは等分 - 天国(Heavenly Kingdom die
六が門と合わせて約1/2 ただし一はない
/わかりやすく六狙いだが、一五が出にくくなる大きなデメリットもある。
残りダイスの数が2個を切ると六では役にならないのでパスを選ぶことになりやすい。
単品ではあまり意味がなく、六系サイコロで統一することで初めて効果を上げる。
- 最も一般的なサイコロ(The commonest die
/ノーマルダイス。これ以降のサイコロはつまり使わないほうが強い。