たかサポ通信vol..23:協力事業所に感謝・・・
9月28日(水)に開催した「協力企業様 交流会&セミナー」の報告になります!
人材不足で悩んでいる事業所や若年無業者の雇用に関心をいただいている事業所と協力事業所とが交流する場を作り、どのような工夫ができるのかを学び、考え合おうという企画です。この日は、協力事業所6社から経営者、人事担当者の方々にご参加いただきました。まず、アイディック株式会社の川﨑様と株式会社ホクタテの山下様から、会社概要と「たかサポ」利用者の就労の様子をご発表いただいた後、詳細について伺いました。
●人手不足の解消のために!
人手不足の部門で、サポステ利用者さんを雇用して下さっています。現在、アイディックは物流部門で4名、ホクタテは清掃部門で2名の方が就労中です。2社に共通して、就労の前提に「働いてみたい、頑張りたい」という想いがあることだと話して下さいました。その上で、本人の気持ちを最優先し、柔軟に働き方を配慮してくださっています。配慮が必要な方だと理解した上で、担当部署の責任者とタッグを組めば、上手くいくともおっしゃっていました。
●受け入れまでのきめ細やかな配慮!
配慮をする上で「どのような事情で、どのような想いをしているのか?」を汲み取ってでないとできないので、川﨑様は探り探り本人の想いを聞いて下さっているそうです。具体的には「男性、言い方がきつい人が苦手」などのこととのこと。そして、どこまで社内で情報共有してよいかを本人と擦り合わせるそうです。本人が納得できれば、多くの社員と配慮事項を共有でき、踏み込んだ対応ができるようになるとおっしゃっていました。また、山下様は、業務に慣れて本人が大丈夫と言うまでサポートしてくださっているそうです。独り立ち当初は、定期的に事務スタッフが本人に電話し状況を確認してくださっていたそうですが、その後、必要に応じて本人が事務所に電話を入るようになったそうです。
どちらの会社も、きめ細やかな配慮で本人が自ら発信しても大丈夫な関係と場を作って下さっていました。
川﨑様と山下様という、社内のキーパーソンにサポステ利用者さんを理解していただきましたが、他のスタッフの反応はどうだったのでしょう?
他のスタッフには人物像を事前に知ってもらい、味方を作っておくことに留意されたようです。挨拶やできていることのフィードバックなどかしこまらないコミュニメーションを図っていく事が大切ともおっしゃっていました。
●覚悟と2つの大きなヤマを越えて!
空白期間がある方は、サポステへ行くというヤマ、そして就労を決意するという2つ目のヤマを越えようとしており、その背中を押してあげようというのが会社の役割と川﨑様はおっしゃってくださいました。また、山下様は小さなハードルを一つずつ超えるようなサポートをしてくださっていました。クレームがでたこともあったそうですが、初心にかえり細やかにかかわることで、業務が改善され頑張りを見せてくれているというお話をいただきました。
本人の頑張りはもちろんですが、会社のバックアップに敬意を感じます。
●時間がかかっても・・・
サポステの利用者さんには人手不足を補ってもらえ、会社側にメリットもあるとおっしゃってくださいました。ただ、会社はアウェイになるので、ある程度慣れているサポステは会社に足を運ぶ前のクッションとして、不安を少し和らげる役割になっていると山下様がおっしゃって下さいました。また、川﨑様には、アイディックの業務に興味がなくても、働いているサポステ先輩を見て、仕事を知る機会に利用して頂けたら。たとえ興味が湧いたとしても、実際に行動に移るまでに半年かかる状況も理解しているので、少しでも前に進むお手伝いができたらいいとおっしゃって下さいました。山下様と川﨑様には、たかサポスタッフ一同、感謝してもしきれません。今後も、末永くお付き合いいただければ幸いです。
最後にご参加いただいた協力事業所の方のご意見を抜粋しご紹介いたします。
最初の頃は、納得がいかないとフリーズすることもあったが、1年たち仕事にも慣れ明るくなり、びっくりするくらいに活躍なさっている。(製造)
正社員で採用した男性には、辛い思いをしてほしくないから怒らずに育てようという想いをスタッフ全員が共有し関わっている。真面目で遅刻をすることもなく、頑張ってくれている。(介護)
サポステの方は喉から手が出るほど貴重な人材。職人的な面もあるので、ぜひ一度、遊びに来てほしい。(警備)
次回は、2023年2月22日(水)を予定しております。多くの企業様のご参加をお待ちしてます。
人材不足で悩んでいる事業所や若年無業者の雇用に関心をいただいている事業所と協力事業所とが交流する場を作り、どのような工夫ができるのかを学び、考え合おうという企画です。この日は、協力事業所6社から経営者、人事担当者の方々にご参加いただきました。まず、アイディック株式会社の川﨑様と株式会社ホクタテの山下様から、会社概要と「たかサポ」利用者の就労の様子をご発表いただいた後、詳細について伺いました。
●人手不足の解消のために!
人手不足の部門で、サポステ利用者さんを雇用して下さっています。現在、アイディックは物流部門で4名、ホクタテは清掃部門で2名の方が就労中です。2社に共通して、就労の前提に「働いてみたい、頑張りたい」という想いがあることだと話して下さいました。その上で、本人の気持ちを最優先し、柔軟に働き方を配慮してくださっています。配慮が必要な方だと理解した上で、担当部署の責任者とタッグを組めば、上手くいくともおっしゃっていました。
●受け入れまでのきめ細やかな配慮!
配慮をする上で「どのような事情で、どのような想いをしているのか?」を汲み取ってでないとできないので、川﨑様は探り探り本人の想いを聞いて下さっているそうです。具体的には「男性、言い方がきつい人が苦手」などのこととのこと。そして、どこまで社内で情報共有してよいかを本人と擦り合わせるそうです。本人が納得できれば、多くの社員と配慮事項を共有でき、踏み込んだ対応ができるようになるとおっしゃっていました。また、山下様は、業務に慣れて本人が大丈夫と言うまでサポートしてくださっているそうです。独り立ち当初は、定期的に事務スタッフが本人に電話し状況を確認してくださっていたそうですが、その後、必要に応じて本人が事務所に電話を入るようになったそうです。
どちらの会社も、きめ細やかな配慮で本人が自ら発信しても大丈夫な関係と場を作って下さっていました。
川﨑様と山下様という、社内のキーパーソンにサポステ利用者さんを理解していただきましたが、他のスタッフの反応はどうだったのでしょう?
他のスタッフには人物像を事前に知ってもらい、味方を作っておくことに留意されたようです。挨拶やできていることのフィードバックなどかしこまらないコミュニメーションを図っていく事が大切ともおっしゃっていました。
●覚悟と2つの大きなヤマを越えて!
空白期間がある方は、サポステへ行くというヤマ、そして就労を決意するという2つ目のヤマを越えようとしており、その背中を押してあげようというのが会社の役割と川﨑様はおっしゃってくださいました。また、山下様は小さなハードルを一つずつ超えるようなサポートをしてくださっていました。クレームがでたこともあったそうですが、初心にかえり細やかにかかわることで、業務が改善され頑張りを見せてくれているというお話をいただきました。
本人の頑張りはもちろんですが、会社のバックアップに敬意を感じます。
●時間がかかっても・・・
サポステの利用者さんには人手不足を補ってもらえ、会社側にメリットもあるとおっしゃってくださいました。ただ、会社はアウェイになるので、ある程度慣れているサポステは会社に足を運ぶ前のクッションとして、不安を少し和らげる役割になっていると山下様がおっしゃって下さいました。また、川﨑様には、アイディックの業務に興味がなくても、働いているサポステ先輩を見て、仕事を知る機会に利用して頂けたら。たとえ興味が湧いたとしても、実際に行動に移るまでに半年かかる状況も理解しているので、少しでも前に進むお手伝いができたらいいとおっしゃって下さいました。山下様と川﨑様には、たかサポスタッフ一同、感謝してもしきれません。今後も、末永くお付き合いいただければ幸いです。
最後にご参加いただいた協力事業所の方のご意見を抜粋しご紹介いたします。
最初の頃は、納得がいかないとフリーズすることもあったが、1年たち仕事にも慣れ明るくなり、びっくりするくらいに活躍なさっている。(製造)
正社員で採用した男性には、辛い思いをしてほしくないから怒らずに育てようという想いをスタッフ全員が共有し関わっている。真面目で遅刻をすることもなく、頑張ってくれている。(介護)
サポステの方は喉から手が出るほど貴重な人材。職人的な面もあるので、ぜひ一度、遊びに来てほしい。(警備)
次回は、2023年2月22日(水)を予定しております。多くの企業様のご参加をお待ちしてます。