失敗してもいい！
たかサポ「１ヵ月 集中訓練プログラム」
１０月期（１０月５日～１１月８日）終了。
参加した１人から以下の感想文を頂きました。
長文（約１０００文字）になりますが、掲載します。
集中訓練プログラムを終えて
この一カ月間で、僕はたくさんの経験を積むことができ
ました。そのなかで、とくに重要だったと思った経験のい
くつかを書いていきます。
最初に感じたことは、これまで経験してきた就職支援と
は違う新しい方法が多いことです。僕が受けてきたサポー
トステーションの講座や体験は、不特定多数を対象にして
いるので自分に合う仕事や就職方法を見つけるまで時間
がかかることがあります。
ですが、今回のプログラムでは農作業を中心として周辺
施設の支援、行事の積極的な参加、バイトの請負など実践
的な活動が豊富に行われていました。さらに、すべてが強
制ではなくある程度自分の意思も尊重してくれるのでペー
ス配分がしやすい環境でした。
何より、これらの活動が一日二日ではなく、一ヵ月という
長期間の合宿なので、今の自分にできることをこれまでよ
り深く模索できました。ここでやったことの多くが、実際にや
らなければ何が得意で何が苦手かもわからないことでした。
また、長期間の実施だから身になるものがほとんどでした。
次に感じたことは、寮生たちと生活することがとても楽しく
感じて笑顔が多くなったことです。
今回の実施先の寮「はぐれ雲」は、さまざまな経緯で自立
するために全国から寮生が集まってできた施設です。性格
や趣味はもちろん、話し方や価値観まで違うので初日はと
ても驚きました。
最初の数日は戸惑ってばかりでなかなか話をすることが
できませんでした。しかし、環境に慣れてくれば相手側から
話をふってきてくれたので、緊張せずスムーズに会話がすす
みました。
例えば、はぐれ雲にきた経緯や生活し始めてから何がどう
変わったかなど、ためになることをたくさん聞かせてもらい、
とても有意義な時間を過ごせました。そのうち、周りから「人
と『楽しく』話すことが多くなった」と言われるようになりました。
それを聞いたとき、ただいい話を聞いた程度にしか考えてい
ませんでしたが、今考えるとこの会話そのものがコミュニケー
ションの練習にもなっていたと思っています。
他にも、いろいろな人たちと接することで一人では見えなか
った部分が見えるようになってきて、選択肢が増えて視点も
広がった気がします。個人的には、もう一、二ヵ月くらい延長
できれば確かな形になると思いました。
このように、集中的にたくさんの経験を積むなら、「はぐれ雲」
は最適な場所だと思います。
（この文章は本人の許可を得て掲載しています）
また、これ以外に次のように語っていました。
①「やっぱり、一人じゃないのは安心する。」
この思いがあるだけで、最初の頃にあった不安はだんだんと消えていき
ました。とくに、同じ思いを抱えているからこそ、本当の意味で理解した
り、されたりできる、隣を一緒に歩いてくれる仲間（寮生）の存在がとて
も大きかったです。
②「失敗しても何度か繰り返すチャンスがある。」
社会では失敗はまず許されることがないですが、はぐれ雲は失敗をある
程度前提として受け入れていることが、寮生や集中訓練プログラムの
参加者の精神に大きな影響を与えていると思います。
③「生活レベルまで馴染ませた長期的日常のよさ。」
短期的な「非日常」の活動はあるけれど、まったく違う環境のなかでの生
活は本格的な社会復帰や自分の基盤づくりをしっかりやろうという人に
とって「はぐれ雲」はもっとも適切な環境だと思います。
訓練のあとは就職活動です。課題としていた「働く意欲」は高まり維持して
います。また、自信がついて精神的に一回り成長したような感じがします。
すでにもう応募先を選んでいます。この先は、応募―面接―採用が待って
います。不安もあるようですがなんとか乗り切ることができるでしょう。
たかサポでは、今後も集中訓練プラグラムを予定しております。
興味・関心のある方は、たかサポまでお問い合わせください。
１０月期（１０月５日～１１月８日）終了。
参加した１人から以下の感想文を頂きました。
長文（約１０００文字）になりますが、掲載します。
集中訓練プログラムを終えて
この一カ月間で、僕はたくさんの経験を積むことができ
ました。そのなかで、とくに重要だったと思った経験のい
くつかを書いていきます。
最初に感じたことは、これまで経験してきた就職支援と
は違う新しい方法が多いことです。僕が受けてきたサポー
トステーションの講座や体験は、不特定多数を対象にして
いるので自分に合う仕事や就職方法を見つけるまで時間
がかかることがあります。
ですが、今回のプログラムでは農作業を中心として周辺
施設の支援、行事の積極的な参加、バイトの請負など実践
的な活動が豊富に行われていました。さらに、すべてが強
制ではなくある程度自分の意思も尊重してくれるのでペー
ス配分がしやすい環境でした。
何より、これらの活動が一日二日ではなく、一ヵ月という
長期間の合宿なので、今の自分にできることをこれまでよ
り深く模索できました。ここでやったことの多くが、実際にや
らなければ何が得意で何が苦手かもわからないことでした。
また、長期間の実施だから身になるものがほとんどでした。
次に感じたことは、寮生たちと生活することがとても楽しく
感じて笑顔が多くなったことです。
今回の実施先の寮「はぐれ雲」は、さまざまな経緯で自立
するために全国から寮生が集まってできた施設です。性格
や趣味はもちろん、話し方や価値観まで違うので初日はと
ても驚きました。
最初の数日は戸惑ってばかりでなかなか話をすることが
できませんでした。しかし、環境に慣れてくれば相手側から
話をふってきてくれたので、緊張せずスムーズに会話がすす
みました。
例えば、はぐれ雲にきた経緯や生活し始めてから何がどう
変わったかなど、ためになることをたくさん聞かせてもらい、
とても有意義な時間を過ごせました。そのうち、周りから「人
と『楽しく』話すことが多くなった」と言われるようになりました。
それを聞いたとき、ただいい話を聞いた程度にしか考えてい
ませんでしたが、今考えるとこの会話そのものがコミュニケー
ションの練習にもなっていたと思っています。
他にも、いろいろな人たちと接することで一人では見えなか
った部分が見えるようになってきて、選択肢が増えて視点も
広がった気がします。個人的には、もう一、二ヵ月くらい延長
できれば確かな形になると思いました。
このように、集中的にたくさんの経験を積むなら、「はぐれ雲」
は最適な場所だと思います。
（この文章は本人の許可を得て掲載しています）
また、これ以外に次のように語っていました。
①「やっぱり、一人じゃないのは安心する。」
この思いがあるだけで、最初の頃にあった不安はだんだんと消えていき
ました。とくに、同じ思いを抱えているからこそ、本当の意味で理解した
り、されたりできる、隣を一緒に歩いてくれる仲間（寮生）の存在がとて
も大きかったです。
②「失敗しても何度か繰り返すチャンスがある。」
社会では失敗はまず許されることがないですが、はぐれ雲は失敗をある
程度前提として受け入れていることが、寮生や集中訓練プログラムの
参加者の精神に大きな影響を与えていると思います。
③「生活レベルまで馴染ませた長期的日常のよさ。」
短期的な「非日常」の活動はあるけれど、まったく違う環境のなかでの生
活は本格的な社会復帰や自分の基盤づくりをしっかりやろうという人に
とって「はぐれ雲」はもっとも適切な環境だと思います。
訓練のあとは就職活動です。課題としていた「働く意欲」は高まり維持して
います。また、自信がついて精神的に一回り成長したような感じがします。
すでにもう応募先を選んでいます。この先は、応募―面接―採用が待って
います。不安もあるようですがなんとか乗り切ることができるでしょう。
たかサポでは、今後も集中訓練プラグラムを予定しております。
興味・関心のある方は、たかサポまでお問い合わせください。
