2010 年について

この日記は個人的記録として書いているが、たまに他の人に向けての文章も書くので気に入ったやつを挙げる。

今年は仕事の点では、Flash Player 上で動く lisp 実装の tamacola を完成させたのが自信になった。遅まきながらプログラマとして必要な知識な事を一通り学んだ実感が湧いた。残念ながら今は tamacola はフルタイムで出来なくなってしまったが、次は lisp じゃないもっと変な言語も作ってみたい。

工作では、論理スロットとブールそろばんという、地味ながらも自分にとって重要な計算器を制作した。なぜ重要かと言うと、今まで自分が持っていたネタを一番純粋な形で出し切ったからだ。次に木製計算器を作る時は、全然別のメカニズムを使いたいなと思っているんだけど思い浮かばなくて困っている。

今年読んだ本では、Mankiw の Brief Principles of Macroeconomics、　Dawkins の The Greatest Show on Earth、Diamond の Guns, Germs, and Steel が印象に残った。というか Kindle のおかげで読書体験ががらっと変わった。来年はもっと小説も読みたい。

あと、ROKU と Netflix のおかげでアニメを大量に見た。一番印象に残ったのは Last Exile。

他に、引越しをしたりランニングクラブに入ったり、生活に変化のある一年だった。そしてやっぱり最後に風邪をひいた。ここ数日辛い日々を送っている。。。

• 1月: 昨年発表した木製半加算器のビデオを編集して公開した。
  • 木製半加算器ビデオ公開
• 2月: Kindle がやって来て遊んだ
  • Kindle 電子書籍の作り方 (Kindlegen)
  • Kindle 電子書籍の作り方まとめ
  • 多数決の苦い思い出
• 3月: 言語熱が盛り上がる。妄想言語・逆転パーサのアイデアを固めた。
  • 言語遍歴(技術的な近況)
  • 逆転パーサー
  • ジュラ紀技術博物館と魅惑のロジック・アルファベット
• 4月: 暇だったのか日記をたくさん書いているので、仕事をサボっていたのだろう。
  • 井の中の蛙になりたい
  • 異星における言語と cola/flash eval の実装について
  • iPad を注文をする。iPad はパーソナルコンピュータなのか。HTML5 は、そして Flash はどうなっちゃうのか。
  • cola/flash ワークスペース
  • マルチプロセスはどうなるの?
  • こんな広告ならまあ許せる。
  • 神様はどこにいるか？
  • 歯車と群、滑車と群。
  • こんな技術を発明をしたい。
• 5月: ブールそろばんと tamacola が完成した。
  • 自己記述 lisp コンパイラ tamacola の完成
  • ブールそろばん。その ３ ド・モルガンの法則を解説します
  • 自己記述言語
• 6月: こっそり日本に帰った。
  • ぼくのアトリエ
  • ザ・アクシデンタル・セオリスト
  • インディアンのかご文化
• 7月: 論理スロット完成(未撮影) tamacola インタラクティブシェル完成
  • 自己記述 lisp コンパイラ Tamacola のインタラクティブシェル完成
  • アートと組織と個人
  • 論理スロット
  • マンキュー経済学 Brief Principles of Macroeconomics
• 8月: tamacola プレゼン作成
  • 不況について
  • 理想の未来について
• 9月: おおっぴらに日本に帰った。tamacola 発表
  • 貯蓄とは何か。投資とは何か。
  • Tamacola の準備中
  • Workshop on Self-sustaining Systems (S3)
• 10月: DBJr の手伝い。
  • 第24回Smalltalk勉強会(roppongi.st)
  • マクロ経済の面白い部分
  • 騙されない世の中を作る方法
• 11月: DBJr の手伝い。引越し。ドーキンスの本に影響を受ける。
  • かわいい熊がクマさんになるか？
• 12月: DBJr の手伝い。
  • Haskell でダックタイピング 、色々な型を混ぜて配列を作る。
  • 妄想パターンマッチ言語実例2(逆転パーサー7)