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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

あけましておめでとうございます 2025年

今年の年末は忙しくゆっくりする暇が無かったので今更2024年の生活がどんなだったか記録します。日課は次の通りです。前回書いた52才とあるプログラマの近況とあまり変わってません。休日や自宅勤務の日は通勤が無い分起床が遅くなります。

  • 6:00 起床。ゴミ捨て。洗濯物干し。
  • 7:00 通勤。月曜日は NHK+ で大河ドラマ『光る君へ』を観る。それ以外はツイッター巡回。
  • 8:00 朝食。会社の近くの松屋の納豆定食 330 円。暑い夏は駅そばで朝そばを毎日食べていた。
  • 8:30 始業。
  • 11:00 昼食。社食で 550 円定食か外のなか卯。昼食後よく丸善丸の内本店まで散歩して立ち読みをする。
  • 18:00 - 19:00 ごろ終業。月の残業は 10 時間程度。
    • 気分転換に月に何度か美術館に行くようにしている。最近では写真美術館の岩井俊雄が良かった。
    • 週に一度は駅ビルでパンや点心などを買って帰る。
  • 19:00 - 20:00 ごろ自宅で夕食。
  • 21:00 長女を寝かせる。次女は妻が 22:30 ごろ寝かせている。
  • 22:00 ランニング5,6キロ。
  • 23:00 風呂に入って就寝。
    • 23:30 に NY 市場が始まるので株価をチェックしてツイッターの罵詈雑言を横目に寝落ち。

仕事では富士山麓で建造中のウーブンシティで使われるコードを書いています。もう年だし仕事を減らしてプライベートの充実を優先したいのですが、仕事を始めると熱中してしまうのでペース配分が難しい。仕事からも家庭からも離れる時間が必要だと思い月に何度か帰宅前に美術館やギャラリーに寄るようにしています。27歳でサラリーマンを始めた時、サラリーマンは自分の仮の姿だ、本当の僕は彫刻家なのだと心に刻んだはずなのに、随分遠くまで来てしまいました。

こんなにおっさんになっても、今の自分の境遇は自分では無いという思いを断ち切れずにおります。プログラマになったのも、結婚したのも、子供を作ったのも、恵まれたとは言えない自分の条件から作品を生み出す環境を生み出すための最短距離のつもりでした。そしてようやくアトリエを手に入れた矢先の子供の大怪我と不登校。あまりにも運が悪すぎる。過酷すぎる。もちろん世の中にはもっと苦労されている方もいますが、それはそれ、正気を保って希望を失わないギリギリの線です。運命に翻弄されて投げやりにならないよう出来るだけ俯瞰して自分を観察するようにしてるけど、果たして役に立つのか。

子供が怪我をしてからこの二年間。すっかり制作意欲は衰えてしてしまいました。田舎の母には、最初からこうだったと諦めるのが一番良いと言われていて、冷静に考えるとそうかもと思うのですが、あれだけキラキラと輝いていた双子の人生を放棄する気にはどうしてもなれず治療のための無駄な努力を辞められません。諦めの悪い部分も含めて自分の器の限界なのかな。自分の次の世代の子供達に、自分の若い頃のような好奇心に満ちた青春を与えられない罪悪感を持ったままで、自分の作品作りなんてできない。

という事で、双子が二年前の夜突然の怪我で心を失ったように、突然のラッキーな出来事が双子を治癒してくれないかな願う毎日です。