インストラクショナルデザインの授業は、今週はeラーニングの週なのですが、2次登録で20人ほど増えているので、もしかしたらeラーニングということを知らずに、教室に来ている人がいるかもしれないということで、教室に行ってきました。そうしたら、途中であった2人以外は誰も来ていませんでした。みんなきちんとシラバスを読んでいて、今日はeラーニングの日だということを認識していたみたいです。
5年前から私の授業は、隔週で、教室でのワーク中心授業とeラーニングによる宿題作成が入れ替わる「ブレンド型授業」を続けています。
- 向後千春・冨永敦子・石川奈保子(2012)大学におけるeラーニングとグループワークを組み合わせたブレンド型授業の設計と実践『日本教育工学会論文誌』Vol.36, No.3, Pp.281-290
- http://kogolab.chillout.jp/paper/2012_Kogo-Tominaga-Ishikawa_JSET36(3).pdf
最近、この授業形態に「Flipped Classroom=反転授業」という名前がつけられて、アメリカを中心に広まりつつあるようです。
- Flipped Classroomのインフォグラフィック
- http://www.knewton.com/flipped-classroom/
eラーニングがあたりまえに使えるようになってきた現代では、こうした授業形態が一層広まっていくだろうと思っています。