1999-01-01から1ヶ月間の記事一覧
きのうは、東北学院大の卒論発表会だった。お昼に大学に着いて、午後からの発表七件を聞いた。鈴木さんの指導した卒論は例年よりもバラエティーに富んでいる気がした。たとえば、幼児の早期教育に関する文献研究や、ハンバーガーチェーン店における新人のOJT…
今回もまた子バイオ(VAIO C1をこう呼んでいる)を連れてきている。子バイオであれば、ベンチでちょっと開いてみようという気になる。まあ、あくまでもポーズというか、見せびらかしである。私は人の見ているところでは仕事もできないし、何かを書くというこ…
東北学院大の鈴木さんに呼び出されて、卒論発表会のコメンテーターをしにいく。富山から仙台までは一気に行くのは一苦労である。いろいろ行き方はあるだろうが、今回は、富山から羽田まで飛行機、羽田から東京駅に出て、そこから東北新幹線で仙台まで、とい…
本当に経験しないと現実ではないのか。 本当に経験しさえすれば現実なのか。 このような疑問は、私にとっては「あんまり意味がない」です。常に私の中に、あなたの中に、誰かの中に、物語しか存在しないのだから。自分の物語を打ち崩す力と希望を持つ人は、…
連日バドミントンをやっている。本当はテニスをしたいのだが、冬の間はコートが雪に埋もれていたりして、ほとんどできないので、その代わりだ。テニスもバドミントンもネットを挟んで球(シャトル)を打ち合うという点で共通だ。そういう意味では卓球も仲間…
このように考えて来ると、自然に触れること、生身の人間とのコミュニケーションを すること等は現実を認識するためのきっかけには成り得ても、十分条件ではないことが わかる。一組のカップルが居るとしよう。お互いに、「恋人とはかくあるべし」という 観念…
「Introduce "D" 1900」はさいかさんが連載している日記紹介だ。日記をひとつずつ4行ほどで紹介している。でもって今日現在で、日記猿人登録番号1932番(登録なし)まで来ている。そうすると、次は1933番のこの日記から。ということで上のようなタイトルにな…
先週の冬の合宿の若手研究会は研究方法論をめぐっての議論だった。ふだん温厚なわたしは、意識して攻撃的になり、質的研究への疑問を出したのだが、どうも話がうまくかみ合わない。脱実証主義(post-positivist)だとはいいながら、仮説は捨てないらしい。仮説…
長野に来ている。そして初めての子バイオ(VAIO C1をこう呼ぶことにする)を持ってのお出かけである。昨日と今日の分の日記は子バイオでアップロードした。 キーボードが少し窮屈なので長くタイプすると疲れるが、慣れればそれなりに打てるようになる。キー…
9時半から12時まで、研究方法論についての研究会。出席者は20名くらいか。まず私が、教育工学の研究タイプはどのようなものがあったかということを概観し、これからの研究としてどのようなものがあるかということを解説した。 千葉大の植野真臣さんは、デー…
どこで読んだか忘れたが、雑誌『AERA』は、読者層の中核に子育て中、あるいは子育てが終わったワーキングウーマンをターゲットに置いているそうだ。いつからそうなったのか、読者に知らせてほしい(というのも変か)。なるほどそう指摘されて注意してみると…
雑誌「ニフティマガジン」の99年2月号で、須賀原洋行さんがこんなことを書いている(実在日記-70)。 フォーラムの人口が減っている。これはフリートークの会議室で、新人の書き込みが減っていることでわかる。フォーラムの代わりに、パティオやホームページ…
昨日(1/19)の夜、NHKの「おもしろ学問人生」という番組を見ていたら、「うなずきマイク」が出てきた。1991年の認知科学会の大会(NTT武蔵野研究開発センタ)で私が「あいづち留守番電話」という研究を発表したときに、たくさんの人からコメントをもらった…
苅谷剛彦さんが朝日新聞(99.1.11)で「大学受験のプレッシャーはどう変わった」という記事を書いている。1979年と1997年に高校二年生1375人を対象として調査を行い、18年間における高校生の変化を調べている。スケールの大きなサーベイだ(ちなみに、この研…
高樹さんが日記ファイルの管理とリンクの仕方について書いている(1月16日付)。日記ファイルの作成の仕方については大きくわけて、一日ひとつタイプと一週間にひとつタイプとがあるが、一日一ファイル方式は作成するのも思ったよりも簡単で、ファイル名が一…
今日はセンター試験の二日目。試験監督に当たっているので出勤している。 昨日の夜、NHK-BS1で「BS討論」という番組を見た。大学改革をどうするかというテーマを扱っていた。討論者の中では、東工大の橋爪大三郎さんとテキサス・インスツルメンツ(TI)の社長…
私もおそまきながらインターネットやパソコンを利用した「授業改善」に取り組んでいる。私の方は、実験授業の機会を非常に楽しんでいるのだが、肝心の授業の方はというと、どうも一方通行であったり、プレゼンテーションの形式のみ「進んで」、「内容」がと…
心理学の論文は「○○における○○の○○に及ぼす影響」という形式がよくあり、これを読んだだけで実験計画が思い浮かぶという意味では最善のタイトルだ。しかし、面白みはない。私が好きなのは「学生はなぜ質問をしないのか?」というようなタイトル。読んでみた…
バックグラウンドミュージック(BGM)をかけながら仕事をするほうである。そのため研究室には5枚連続演奏できるCDプレーヤーが置いてある。いちいちCDを換えるのが面倒だからだ。音楽の種類は雑多である。山下達郎のあとはブルックナー交響曲第8番のオルガン…
今日から授業再開だ。しかし、月曜日は自分の担当の授業を入れていない。それで助かった。車庫の屋根の雪下ろしで3時間もかかったからだ。 ここ数日の大雪で1メートル以上も積もった。それだけなら大したことはない。しかし、車庫の真ん中の細い支柱がたわ…
教えたいのは「楽しさ」と「楽しみ方」、ということかしら。 「あかねの日記」(99/01/08)より そう、そういうことです。でもそれこそが現代の教育デザイナーの課題なんだよなぁ。難しいです。でも手探り状態というわけではないです。だいたい目鼻は付いて…
買い頃の値段というのがあると思う。パソコンであれば、ひとそろいで12万8千円というのはそういう値段だ。それに加え、私は型落ちして安くなったものが好きなのだろう(貧乏性である)。だから、iMacにカラーバリエーションを加えた新型がでるというので、初…
「あかねの日記」さんが大学教員の仕事について書いていた(99/01/05付)。 大学の教員のお仕事に関して思うこと(あまりまとまっていません)。私は、「教官は“教える”ことで給料をもらっている」とどこぞで聞いたのでそう思っている。(だから、研究そのもの…
先月の学芸大学の集中講義で、受講生の一人に全盲の学生がいた。目の不自由な人にとっては、グラフィックベースの最近のパソコンはかえって使いにくい。また授業をするときでも、板書した上で「これ」とか「あれ」といっても通じない。ちゃんと単語をいわな…
1月4日の赤尾さんのわかば日記で、CS放送のチャンネル選びの話題が出ていた。スカイパーフェクTV(スカパー)には100以上のチャンネルがあるのだが、一部の無料放送を除いて、月単位で視聴料を払わなくてはならない。料金を勘案しながら視聴するチャンネルを…
今年も年賀状がたくさん来た。とはいえ100枚程度である。しかし、一時は200枚以上来ていたから大幅に減ったことに間違いない。ある時期までは年賀状を出すことに命を掛けていた。12月にはいると準備を始め、どんな文面にしようかと考える。住所ラベル打ち出…
正月は毎年暇を持て余す。そこで、プレイステーションでゲームにのめり込むことになる。ゲームは普段はめったにやらないのであるが、正月だけはフル稼働になる。正月は、神社にいくか、テレビを見るか、本を読むか、餅を食うか以外はほとんどゲームをしてい…
ともあれ、これで三日間日記を書き続けたので、1999年の三日坊主はクリアした。毎日の記録のまあくんが言うように、これから300日以上も日記を書かなくてはいけないというプレッシャーを感じてしまうと嫌気がさす。今こう書いただけで嫌気がさしてくる。しか…
長谷川さんの自分更新日記によると、日記猿人では年越しの日記更新という伝統があるそうだ。私にとっては今回が猿人に登録してから初めての年越しになるので、元旦にもぜひ更新しようと心に決めていた。しかし元旦は何かとあわただしいので(実際はそうでも…
娘は鼻をたらしている。私も鼻風邪をひいているので、うつしたのだろうか。東京に行く前に、風邪をひいてこないようにインフルエンザの予防接種をしていったのに、やはり風邪をもらってきてしまった。それでも寝込まないだけ良しとしなくてはならない。 魚津…