KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【授業】研究倫理の集中講義

2024年8月31日(土) 13時から博士課程の学生を対象に、研究倫理の集中講義があるので、8:43の上越新幹線で所沢に戻る。湯沢から東京まで1時間20分。あっという間だ。けっこう席が埋まっていた。 集中講義は森岡先生がコーディネートしていて、教員が40分話…

【合宿】越後湯沢に一泊の合宿

2024年8月30日(金) アドラー心理学会総会@盛岡での発表の打ち合わせのため、越後湯沢に一泊の合宿に来ている。とはいえ、ほとんどは飲み食い。 上越新幹線に乗って、浦佐駅で降りる。駅舎は立派だが、まわりには何もない感じ。駅前には田中角栄の像が立っ…

【映画】ベトナム戦争の映画を3本見た

2024年8月29日(木) 11月に通学生ゼミの(最後の)ゼミ合宿をベトナム・ダナンで実施する。というわけでベトナム戦争の映画を見ておこうという気になった。ダナンでも大規模な戦闘が行われたとのことで、ダナン博物館に行くと戦争の展示も多いようだ。 キュ…

【ホテル】東横インのメモ用紙がお気に入りだ

2024年8月28日(水) ひいきの引き倒し気味だが、東横インの話をひとくさり。Xで「東横インは学割で宿泊代10%割引で、これは放送大学生も含まれる」ということを書いたら、放送大学生のアカウントからたくさんハートをもらった。 その流れで、「東横インは10…

【本】鷲田小彌太『死ぬ力』:迫力があった

2024年8月27日(火) Kindle Unlimitedで、鷲田小彌太『死ぬ力』(講談社, 2016)を読んだ。最近、死に関する本をよく読んでいるけれども、この本は迫力があった。 *** 日本人が海外に「飛躍」するのはよくて、外国人が日本に「飛躍」するのは困るなどという…

【ゼミ】急に富山大学時代のゼミ生と会っておこうと

2024年8月26日(月) 急に思いついて、Facebookに次のような告知を出した。 ***【富山大学で向後ゼミ生または親しくしていただいた皆様】私は、2025年3月で大学教員を退職します。富山大学の皆さんに感謝を込めて、2024年10月26日(土)18時から富山市内で夕…

【研究】研究ゼミを開くか

2024年8月25日(日) 昨日の博士課程特別ゼミを開いたあとに、「ゼミOBたちが集まって相談できるような場を作ってほしい」と頼まれた。「いやいや、きみたちは独り立ちした研究者としてやっていくのだから、そういうのはもう必要ないよ」と返してみたものの…

【アドラー】アドラーオンラインの第1回Zoomミーティング/大学院夏休み特別ゼミ

2024年8月24日(土) アドラーオンラインの第1回Zoomミーティングを90分で開いた。参加者は10人。特に出欠を聞いていなかったので何人集まるかわからなかったが、ちょうど良い人数が集まってくれてよかった。 参加の人が言っていたけど、単なるビデオ講座だ…

【雑談】懐かしい音楽

2024年8月23日(金) 「【雑談】人は青春時代に聴いた音楽を聴き続ける」という記事を2024年1月14日に出している。 https://note.com/kogolab/n/n4fd05428b5c0 そもそも青春時代に何を聞いていたかは、代表的なものは思い出せるが、記憶に埋もれてしまってい…

【健康】毎年8月は人間ドック

2024年8月22日(木) 毎年8月に人間ドックに行くことにしている。場所は早稲田大学と提携している戸塚ロイヤルクリニックで、リーガロイヤルホテル東京の5階にある。人間ドックは行くのが気が重いけれども、リーガに行くと思えば少しは気持ちが華やぐ。な…

【考え】心理学史のようなことを学ぶにはどうしたらいいですか

2024年8月21日(水) 北大の集中講義のとき、受講生のひとり、煮雪(にゆき)さんから尋ねられた。「今回の心理学史のようなことを学ぶにはどうしたらいいですか」と。レクチャーの一部で心理学史をざっくりと話したのだが、それを気に入ってくれたようだ。 …

【考え】長期遠征は身体の感覚を変える

2024年8月20日(火) 今回の札幌・釧路遠征は合計で7泊8日だった。これくらいの長さになると戻ってきて自宅での生活に復帰するという感じよりは、もう一度自宅での生活を作り直すという感覚に近くなる。遠征以前の生活感と少し違っている。それがなにか楽…

【釧路4日目】啄木巡り、釧路をあとにする

2024年8月19日(月) 釧路最終日。飛行機が13:10発なので、それまでの時間を利用して、啄木が下宿していたあたりを散歩する。歌碑がたくさん立てられているようだが、全部を探すというわけでもなく歩く。 米町公園で折り返す。ここは高台になっており、釧路…

【釧路3日目】根室・納沙布岬へ

2024年8月18日(日) 根室に行く。地球探索鉄道と銘打った観光用の全席指定車両が花咲線を走る。だいたいは森と平原の中を走り、厚岸のあたりは海岸沿いを走る。このときは徐行運転をしてくれる。根室まで3時間弱。 根室駅に着くと、「向後先生」と呼ぶ声が…

【釧路2日目】釧路湿原、ノロッコ号、シールアート、石川啄木

2024年8月17日(土) 阿寒バスで湿原展望台に行く。そこで遊歩道を散策してから同じバスで戻る予定だったけど、現地に着くとクマが目撃されたため、遊歩道は閉鎖されていた。湿原は雄大だけど、まあ見ればそれで終わりなので時間が余った。 昼食はそばを食べ…

【釧路1日目】特急おおぞらで釧路に向かう

2024年8月16日(金) 特急おおぞらで釧路に向かう。その前に少し時間があるので、北大植物園に行く。広い植物園で、バラ園、ロックガーデン(ブリティッシュ・コロンビアとの提携)、アイヌの植物などのコーナーもある。1時間では足りないくらいだった。 お…

【札幌4日目】集中講義3日目、グランド富士で宴会

2024年8月15日(木) やっと晴れて、爽やかな空気になった。 集中講義3日目で、最終日。なんかあっという間だったな。ただひたすら意味のある雑談をしてきた。4人の受講生も積極的で打てば響くし、いい質問をたくさんしてくれた。こういう人数であれば、対…

【札幌3日目】集中講義2日目、テニスは雨でスポッチャへ

2024年8月14日(水) 集中講義2日目。前日に書いてもらった授業の感想を読みながら、今日扱うトピックを決めていく。感情のしくみを中心に話すことにした。学生はだんだんと馴染んできて、たくさん話してくれるようになっている。笑いも起きる。 授業が終わ…

【札幌2日目】集中講義1日目、eスクール生とジンギスカン

2024年8月13日(火) 集中講義1日目。朝から小雨。授業なので問題はない。受講生は大学院生4人。去年の集中講義にも出ている学生が1人いて、うれしい。ナオコ(ときどきマユミも)が聴講してくれている。 最初にポストモダンな学習観について話して、それ…

【遠征】北海道大学での集中講義のため札幌へ

2024年8月12日(月) 午前中にテニスのレッスンを受けてから、札幌に飛ぶ。北海道大学での大学院の集中講義3日間のため。今回は札幌4泊のあと、釧路3泊で、合計7泊の遠征。 行きのスカイマークは満席。お盆なので当然か。スカイマークはいつも座席指定を…

【考え】自己流はある種の甘え

2024年8月11日(日) 土・日は原則としてテニスはやらないことにしているのだけど、知り合いから頼まれてダブルスゲームに参加することがある。このグループの何人かのメンバーは完全にレクリエーションとしてテニスをしている人たちだ。つまりスクールでの…

【山口4日目】香月泰雄のシベリア・シリーズ、サビエル記念聖堂

2024年8月10日(土) 山口4日目で最終日。滞在も3日目を過ぎる頃になると、街が自分に馴染んでくるのを感じる。まったくの異邦人から街の人に近づいたような気がする。 新山口駅から山口駅に。新幹線駅の新山口駅に比べると山口駅は昔のままの駅という感じだ…

【山口3日目】防府で中堅看護師の研修、毛利博物館

2024年8月9日(金) この日は仕事の日。山口県看護協会からの依頼で、中堅看護師の研修。場所は防府。午前2時間、午後2時間の計4時間。参加者は75人で、グループワークは4人で組んでもらった。テーマは教える技術で、新人看護師に教えるときや複数人に教える…

【山口2日目】萩、明倫館、萩城跡

2024年8月8日(木) バスのスーパーはぎで萩にいく。約1時間で直行する。萩藩校明倫館は広くて展示物も豊富だった。ここで、イギリスに渡航した長州ファイブ(長州五傑)や吉田松陰のことを学ぶ。特に、佐賀藩にあった反射炉のことを学びに行って断られたと…

【遠征】山口へ遠征

2024年8月7日(水) 山口県看護協会からの研修依頼で山口に遠征する。前回の遠征が会津若松だった。今回は狙ったわけではなく、戊辰戦争の仇の長州となった(大河ドラマ以前の私ならこんなこと思いもしなかっただろう)。良い機会なので、萩を回ってこようと…

【雑談】「無料ネギセンター」と質問コーナー

2024年8月6日(火) 水曜日は読者から送ってきた質問に回答して記事を書いている。質問箱はマシュマロというサービスを使っている。匿名でメッセージを送れるので便利だ。 最近は回答するペースよりも質問が多くきている。そのため10以上の質問が待ち行列に…

【考え】何をしても「学びがあった」と言う人は何も学んでいない

2024年8月5日(月) 何をしても「学びがあった」と言う人は何も学んでいないし、成長もしないだろう。それは何かを学んだ「感じ」で終わってしまっているからだ。その「感じ」を言語化することで初めて学びがスタートする。ノートやメモを取るのは、(イメー…

【講座】修了証を出さないことの意味

2024年8月4日(日) 講座というものは、何回かにわたって学び、それで修了ということになる。修了証のような証明をつけることもよくある。それに反して、アドラーゼミでは「これで修了です」というようなことも言わないし、修了証のようなものも出さない。こ…

【講座】「我がコンテンツよ眠りにつけ」

2024年8月3日(土) eスクール秋学期の「生涯学習と成人教育学」は新規収録するけれども、一回限りで終わりとなる。大学との契約により、コンテンツの著作財産権は大学に移るので、私はコンテンツを自由に使えない。非営利の場合は大学が合意すれば使用可能…

【考え】「言語的知識←→イメージとしての物語←→実体験」の三層間のリンク

2024年8月2日(金) 大河ドラマ「八重の桜」は22話まで見た。戊辰戦争に入るところ。先週、会津若松に行ってきたので、その土地を歩いたという実体験が、ドラマを見るという視聴活動の効果を増幅しているのを感じる。 つまるところ「言語的知識←→イメージと…