衰退都市は住みやすい?
MSの関西周遊で、神戸市と堺市に行ってきました。
この2都市の共通点は、衰退都市であること。
2020年→2024年の政令指定都市内での人口減少率で、神戸はワースト5位、堺市は同4位にランクインしています。
散策していても、自分のイメージに比べて活気がないな・・・と感じました。
衰退と言えば、いかにもマイナスっぽいですが。
一方で、快適に過ごすことが出来ました。
例えば、堺市の堺東へ行った時。
大阪から南海電車がバンバン走っているので、交通アクセスは抜群。
駅前に店も多いので、MSのレポートを仕上げるのにも困りません。
電車や入ったマクドナルドは混雑していません。
席にゆったり座ることが出来ました。
道も広い割に人は少なく、歩きやすいです。
神戸や堺の人口が減り始めたのは、ここ10年ぐらいのこと。
着実に人はいなくなっていますが、インフラが減るのはタイムラグがあるはず。
すぐに電車が大幅減便になったり、テナントが撤退したりはしないでしょう。
衰退の初期段階では、インフラが供給過多になることで、利用者にとっては使いやすい説があります。
長期的には人口に収斂してインフラが削られていくはずで、住み続けたくはありません。
しかし、移住で2・3年住むなら、いいんじゃないか?と思ったりします。
そう考えると、神戸なんかは今が住み時かもしれません。