仙台を離れる②
カプセルホテルをチェックアウトして、近くの仙台朝市へ。
観光地でもありますが、野菜や果物が安いので頻繁に訪れていました。
朝市内にある伊藤商店で、朝ラーをいただきます。
魚介のダシが香って、深みのあるスープが縮れ麺によく絡んで美味しいです。
朝市近くの仙台駅は、100回以上来て見慣れているはずなのに、今日はいつもと違って見えます。
セントレア経由で1度実家に戻るのですが、飛行機が夕方なのでそれまで仙台で過ごします。
まずは、青葉山の伊達政宗騎馬像にお別れの挨拶をしに来ました。
仙台の英雄に、大阪での活躍を誓いました。
青葉山から見える市街地は、好きな仙台の風景の1つです。
3年前に来た時は広瀬川の手前が広大な空き地だったのですが、今は整備されて綺麗な芝生があり憩いの場になりました。
10年後にまた仙台を訪れて、どんな変化があるのか楽しみです。
山から降りて仙臺緑彩館を見学。
青葉まつりの山車や七夕飾りの吹き流しが展示してあります。
最後の晩餐は、牛タンと決めていました。
牛タンと言えば、焼肉屋で出てくるペラペラのやつでした。
仙台で食べる牛タンは弾力があり、噛んだごとに旨味が口いっぱいに広がります。
仙台が牛タンに始まり、牛タンに終わると言っても過言ではありません。
商店街を歩いて、お茶の井ケ田でずんだシェイクを注入。
甘みの中に、豆の風味とつぶつぶ。
仙台No.1スイーツです。
以上で最後の仙台探訪は終了。
実家へのお土産を買って、仙台空港へ向かいます。
電車からの過ぎゆく景色を眺め、いよいよお別れか・・・とセンチメンタルになってきます。
空港に着いて搭乗手続きを済ませ、飛行機をボーッと見ながらもう少しこの時間が続いて欲しいと。
しかし、飛行機は定刻通りに飛び立ち、車輪が地上から離れた瞬間に約3年間の仙台生活に終止符が打たれました。
新たな街との出会いがあれば、別れもある。
それを繰り返すのが、移住生活です。