仙台探訪記(52)
今年10回目で目標を達成しました。
■楽天モバイルパーク
何度か野球観戦に訪れている楽天モバイルパークですが、ボランティアツアーと称したイベントをやっているのを知りました。
月1回試合のない休日に、ボランティアのツアーガイドさんに球場内を案内してもらえるのです。
参加費は無料。
何組かまとまってぞろぞろと回るのかと思いきや、1組にガイドさんが1人付いて個別に案内してくれます。
僕は1人なので、マンツーマンで対応してもらいました。
所要時間は30分くらい。
客席を1周回って、球場の造りや各座席の特徴を説明してくれます。
個別対応ということもあり、一方的な解説だけでなく、こちらの質問にも応じてくれます。
僕は特に楽天発足前の宮城球場からの変化に興味があったので、何個か質問しました。
「この通路までが宮城球場からあったもの、ここからが増設された席」などと知ることができました。
客席以外にも、グランドレベルまで降りることもできます。
美しい天然芝や外野フェンスのラバーを触らせてもらったりもしました。
1塁側ファール席にあるイーグルタワーにも登りました。
フィールドシートからの眺めも体験です。
選手のロッカールームや投球練習場等の裏側がもしかたら見られるかも?と期待しましたが、さすがにそこまではありませんでした。
しかし、貴重な体験ができました。
そして今日は、その楽天モバイルパークで高校野球宮城県大会の決勝を見てきました。
聖和学園vs仙台育英です。
平日10時開始ということもあり、30分に行くとバックネット裏に座ることができました。
試合は、5回終了時点で6-4と聖和学園がリード。
仙台育英は140km超えの豊富な投手陣がいて、調子が悪いと見るや次々と継投していきますが、皆ピリッとしません。
しかし全国屈指の強豪・仙台育英に対して、聖和学園は甲子園出場歴なし。
リードして甲子園がチラつき始めると冷静さを失い、そこを仙台育英が一気に飲み込む展開を予想しました。
ただ、聖和学園が粘り強く守りきり、8-5で勝利。
春夏通じて、甲子園初出場を決めました。
歓喜に湧く聖和ナインとアルプススタンド。
一方で、敗れたものの気丈に最後まで挨拶するグッドルーザーの仙台育英。
この光景を見ると、毎度胸が熱くなります。
移住各地での高校野球を見ることが趣味なので、来年は大阪予選はマスト。
関西隣県へのアクセスもいいし、強豪校ひしめく関西地区なので奈良や和歌山も見に行きたいですね。
もちろん聖地甲子園でも複数試合観戦します。
大阪移住の楽しみとして取っておいたので、実はまだ甲子園で高校野球を観戦したことがありません。
■マーボー焼きそば
仙台グルメの1つにマーボー焼きそばがあります。
過去何店かで食べていますが、今回は中国めしや竹竹に行ってきました。
結論から言うと、過去食べたマーボー焼きそばの中で1番好きでした。
麻婆豆腐は、日本人受けしそうな少し甘みの味付け。
焼きそばは、カリカリの部分とフニャフニャの部分があり、それぞれ違った麻婆豆腐との組み合わせが味わえます。
仙台駅からも徒歩15分ぐらいで行けるので、観光客にもいいと思います。
■蕎麦&かき氷
以前から気になっていた蕎麦屋の鹿落堂(ししおちどう)に行ってきました。
広瀬川沿いの急坂に立っており、席からの緑と仙台市街地の街並みが大変素敵。
十割蕎麦と天ぷらのセットを注文しました。
杜の都・仙台を眺めながら、蕎麦本来の旨味を感じてとても風流です。
途中で提供される蕎麦湯が南部鉄器に入っているなど、器にもこだわっています。
そしてこの店のもう1つの名物が、夏季限定のかき氷。
宇治金時を注文しました。
左側が練乳で、右側が抹茶。
昔家で作ったかき氷とは違い、お店のやつは氷が溶けにくい。
大盛りでも最後のほうまでしっかり氷を味わうことができます。
食べ進めていくと適度に体が冷えてきて、景色と相まっていい感じです。
欲を言うと、抹茶がガチ過ぎてもう少し甘みが欲しいところでした。