ゼロで死ぬプランが劣化
2年前に案が出ていた国民年金の5年延長案。
国民年金の納付期間延長は朗報でも書いたように、納付額を増やし、その分受給額が増えるオプションが加わるので、個人的には好意的に受け止めていました。
しかし、見送りになりました。
●国民年金保険料の納付期間 5年延長を見送る方針 厚生労働省
女性・高齢者の労働参加、株高による積立金の増加で、財政が改善されたことが大きいようです。
具体的な案が出た場合は決まったも同然ぐらいの感覚だったので、意外でした。
年金給付には税金も投入されています。
納付期間延長で受給額が増えれば、当然国の負担も増えるわけで。
そう簡単に延長できるものでもありません。
この決定には、個人的に大きな影響を受けます。
僕は、資産を使い切るゼロで死ぬプランを立てています。
年金をMAXの75歳まで繰り下げて、それまでに資産を使い切る。
75歳以後は、増額された年金で収支均衡でやっていくスキームです。
以前の案では、75歳からの年金が199万円でした。
これが5年延長されることで、増強バージョンへ。
年217万円まで増額され、若年セミリタイアの弱点である年金が少ない点を補えました。
ところが残念ながら、199万円の当初案に逆戻り。
やっていける自信はありますが、やっぱり増強バージョンのゆとりは魅力ですね・・・
未来永劫廃案になったわけではないので、次回の議論再燃に期待します。
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