整合性を取らないとダメですか?
資産状況公開記事に対して、以下のコメントをいただきました。
お金が足りないと嘆きつつ、資産が増えると嘆きつつ、せっせとアルバイトして親から金券という名の小遣いも貰って、やってることの整合性が破綻している。
同趣旨で、矛盾している的な指摘もよくいただくので、自分の考えを書いておきたいと思います。
セミリタイア後の大きな目標として、資産の緩やかな減少を掲げています。
これ以上資産が増えても、特にハッピーになることはありません。
ならば、資産を有効活用したほうがいいと思っています。
しかし、余計な出費はしたくないし、同じものに高いお金は払いたくない。
楽なバイトがあればしたいし、全然仕事がないと焦ります。
お金をくれると言うなら、ありがたくいただきたい。
以上は資産の減少からは相反するものですが、個々の欲望としてはあります。
例えるなら、健康的な生活を送りたいと思っているけど、焼肉やスイーツは食べたい、寝不足になってもオリンピックやW杯は見たい的な感じ。
大事なのは、個々の欲望はある程度満たしつつ、全体としてもそれなりのところに着地すること。
整合性を取ることや矛盾しないことを意識して行動するのは、全くもってナンセンス。
資産を減らす目標に辻褄を合わせるべく、個々の欲望を無視して、過剰消費をしたり一切バイトはしない。
意味がないと言うか、逆効果にすらなります。
現状を分析すると、個々の欲望を満たすことにやや比重を置きすぎていると思われます。
好調過ぎる株価を差し引いても、7,000万円は持ち過ぎ。
まだまだ資産を幸福に変換する余地があります。
大事なのは整合性や一貫性ではなくバランスなので、そこを意識しながらやっていきます。
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