何歳で完全リタイアできるか?
昨日の記事では、完全リタイアの条件を定義しました。
この数式をもとに、何歳で完全リタイアできるのか?数字遊びをしてみたいと思います。
前提として、決して完全リタイアを急ぐ必要はありません。
セミリタイアを目指していた時は、当時が最悪だったので一刻も早く辞めたかった。
しかし今は決して悪いものじゃないので、マイペースで目指せればいいと思っています。
ここからは計算。
240万円✕(75歳-年齢)の資産を保有すれば完全リタイア達成で、現年齢をXとします。
現在38歳で、資産(税引き後)は約5,950万円。
毎年の収支は、収入(120万円)、支出(240万円)の-120万円を予定しています。
以上より、X歳時点の資産は、5,950万円-120万円(X歳-38歳)
この両者が均衡すればいいので、240万円✕(75歳-X歳)=5,950万円-120万円✕(X歳-38歳)
展開すると、X=62.41666・・・
結果、62歳過ぎで完全リタイアが可能となります。
サラリーマンが定年後再雇用されて、65歳前に辞めるみたいな。
今の時代、これでも早期リタイアの部類なのかもしれません。
ただ、以上の計算では資産運用益が加味されていません。
4,850万円のリスク資産があるので、数十年あればそれなりの運用益をもたらす可能性は高い。
世間では4%ルールなどと言われますが、やや保守的に年3%で計算。
本来は複利で増えていきますが、計算簡略化のために年間の運用益を4,850万円✕3%≒145万円とします。
これがX歳-38歳の年数得られる。
先程の式に加えると、240万円✕(75歳-X歳)=5,950万円-120万円✕(X歳-38歳)+145万円✕(X歳-38歳)
展開すると、X=49.05660・・・
資産運用まで加味すると、49歳で完全リタイア可能。
これだと一般的な早期リタイアよりも、ちょい早めって感じでしょうか?
それまでに15年以上のセミリタイア期間もあるので、かなりいいと思います。
あくまで計算しやすいようにしましたが、実際はこんな直線的に資産が増減していく訳ではありません。
毎年の収支も変化するし、資産運用益はもっとブレが大きい。
完全リタイアまでの道筋を言語化すると。
毎年-100万円ちょいの収支で耐えて、加齢に伴い必要な資産額が減っていく。
その間にドカンとリスク資産が増えるタイミングがあって、完全リタイア達成となるでしょう。
それが50前ぐらいに訪れればいいかな~って感じです。
やるべきことは変わりません。
収支を適切にコントロールして、資産運用は余計なことをしないように放置。
緩やかに完全リタイアを目指していきたいと思います。
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