セミリタイア強化月間
仙台市内でも紅葉真っ盛りとなってきました。
セミリタイアを目指した10年間を振り返ると、今が最も重要な時期だったなと思います。
セミリタイア強化月間です。
苦手な仕事から逃げたいという消極的セミリタイア。
達成に向けての最大の課題は、お金が貯まるまでは何とか仕事を続けて一定の収入を得ることです。
で、仕事を続けていけるか否かの9割は、どんなポジションを得るかにかかっていると認識しています。
それなりの規模の組織の場合、各自の仕事の難易度・量はかなり異なる。
ほぼ定時で帰っている人もいれば、連日残業続きの人もいる。
定型的な仕事の人もいれば、ルールを決める立場の人もいる。
少人数を相手に数万円を扱う人もいれば、ビッグプロジェクトで数億円規模のお金を動かす人もいる。
総合職とか一般職とか、就職時のコースによってある程度は決まると言えども、それなりの幅はあるでしょう。
与えられたポジションで頑張ったり、工夫するのですが。
正直どんなポジションになるかによって、ほぼほぼ決まってしまうってのが働いてきた実感です。
明らかに自分の能力を超える仕事だと、どうやったって無理です。
配属ガチャと言えるのかもしれません。
僕がいた職場では、ちょうど今頃の時期に配属を決める重要なイベントがありました。
自己評価や異動希望等を書くシートを提出して、これをもとに係長・課長と面談します。
上司は考察を書いて、人事はそれを参考に新年度の異動を決めていきます。
面談時には一定の熱意を示し、「頑張ります」と言ってサクッと済ませたい気持ち。
しかし、そんな丸腰ではハードな部署に回されかねません。
なので、仕事についていけず1年で異動させてもらった過去の失敗を話すようにしていました。
自分も辛く、周りにも大迷惑を掛けてしまったので、もうあんな思いはしたくない。
自信がないので、難しい仕事は厳しいと。
「もっと自信持っていい」、「若いうちに色々と経験しておくことは大事」とか言ってはもらえますが。
ただそれでも難色を示していれば、武士の情けである程度の希望は通してもらえました。
楽めの部署にもう1年居させてもらったり、明らかにハードな所への異動はありませんでした。
醜態を晒したり、わがままを言うのは大変心苦しいですが・・・
この一時の苦しみから逃げると、後々年単位で苦しむ可能性が高まる。
言うは一時の苦、言わぬは1年の苦
皆さんの職場の人事制度は分かりませんが。
心苦しくても、然るべき時に主張はして、いいポジションを確保していきましょう。
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