テキトーに仕事をして達成できるほどセミリタイアは甘くない
僕は社会人になって10年でセミリタイアを達成しました。
この10年間で1番頑張ったことは何か?
節約でも、投資でも、副業でもありません。
ダントツで仕事です。
セミリタイアのコンセプトは、「仕事へのプライオリティを下げて、もっと自分のために時間を使いましょう」ってもの。
しかし、セミリタイアのためには、数千万円規模の資金が必要になってきます。
そのためには、基本的に少なくても10年程度は仕事をしないといけません。
もちろん、それなりの収入が見込める一定の責任を伴う仕事。
10年以上責任ある仕事を続けた上で、やっと手に入れられる。
テキトーに仕事をして達成できるほどセミリタイアは甘くありません。
自分の体験談を話します。
過去にセミリタイア体験談3部作を書きました。
セミリタイア体験記(就職前~社会人3年目)
セミリタイア体験記(社会人4年目~7年目)
セミリタイア体験記(社会人8年目~10年目・セミリタイア達成)
10年間で3年(A課)→1年(B課)→4年(C課)→2年(D課)と異動。
仕事ができる人になったことは1度もありませんが、マジで何も出来なかったのはA課での最初の半年とB課での1年。
残りの期間は、与えられた仕事は完了させていました。
そのための努力もしたし、面倒で放置したい仕事もやりきるか最低限の道筋はつけて後任に渡しました。
A課での2.5年、C課での4年は、成果的にもそう悪くなかったと思います。
多くの人に共感してもらえると思いますが、仕事は頑張ってしっかりできるようになったほうが楽です。
放置してやり過ごしていると、労働時間的には少ないですが、精神的にしんどいし、後々問題が発生することもあります。
この状態で10年とか15年も職場に居続けられる猛者は、そうそういないのではないでしょうか。
早期リタイアと言っても長丁場なので、どっかで安定期を作らないと持ちません。
節約・投資・副業に取り組むには、エネルギーも必要で、そのためにも安定期が必要です。
そして、安定期のためには仕事を頑張って覚えないといけません。
時には、自分を守るために内外で闘わないといけない場面もあるでしょう。
そもそも、自分に最低限マッチした職場に在籍することも大事です。
消極的セミリタイアと言ってますが、決して常に仕事から逃げまくっている訳にもいかない。
どっかでの時点で、腰を据えて取り組むしかありません。
具体的な仕事については、個別事情が違い過ぎるので何とも言えません。
それ以前に、全くうだつの上がらない職員だったので、偉そうなことも言えません。
覚悟を決めて、安定したポジションを確保してくださいってことだけです。
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