なぜ大学の勉強を楽しめなかったのか?
今振り返ってみて、「大学時代にもっと勉強しておけばよかったな・・・」と後悔しています。
大学3年生になってからは、公務員試験の勉強を始めて、それなりに有意義には過ごせたと思います。
しかし、大学1・2年生の時。
授業には出席して単位こそ取りましたが、無気力でした。
内容など全くと言っていいほど覚えていません。
国立大学とは言え、年間50万円以上の学費がかかっています。
その分野では一流と呼ばれる人達が教授としていて、図書館等の環境も整っていて、時間も十分にある。
勉強内容も、それなりに興味がある内容の学部にしたはず。
今は社労士の勉強を比較的楽しんでやれており、そもそも勉強が嫌いなタイプでもありません。
大学デビューして、他にもっと楽しい遊びを覚えたわけでもありません。
それなのになぜ、あれほど無意味に過ごしてしまったんでしょうか?
基礎知識の詰め込みが圧倒的に足りずに、学問を楽しめるレベルに達してなかったんだと思います。
例えば、ここ数年取り組んでいる社労士の勉強。
最初テキストを読んで、理解して、覚えての時期はそれなりに大変でした。
しかし、これを乗り越えたからこそ、その後に問題を解いたり、専門書を読んだり、実際の事柄と繋がりが見えてきて、楽しくなってきました。
苦しいからと言って、最初の基礎知識の詰め込みをサボってしまうと、その後の好展開は無かったでしょう。
一方で、大学ではいきなり自由な学問の世界に解き放たれた感覚があります。
テキトーにレポートを書いて単位が取れて、基礎知識がなくても進めてしまいました。
そんな状態で学問と言われても、何も出来ません。
無から有を生み出すなんて、よほどの天才でもない限りは無理。
必然的に無気力になってしまったんでしょう。
その意味で、半強制に知識を詰め込ませてくれ、スタートラインに立つことができる資格試験の勉強って、よく出来ていると感じます。
もちろん勉強対象は、ある程度興味がある分野ってのは大前提で。
最初はとにかく基礎知識を詰め込んで、探究していくのはその後。
勉強を楽しむコツが分かってきたので、生涯学習を目指します。
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