給与計算実務能力検定2級を受験
昨日は、給与計算実務能力検定2級を受験してきました。
社労士の実務の中に給与計算がありますが、試験や講習では詳しく扱わない分野。
この辺の知識を得たいと思って、勉強を始めました。
試験は、知識問題35問✕2点、計算問題5問✕6点の100点満点。
全て4択で、合計70点以上が合格です。
50時間程度で合格ラインに達して、合格率も60~70%程度。
社労士試験とも被る部分が多く、問題も明らかに簡単。
さすがに落ちるはずもなく、90%以上を目標にしました。
途中体調不良等もあり、おそらく総勉強時間は40時間弱。
公式テキストを3回繰り返して、本番に挑みました。
会場は、東京エレクトロンホール宮城。
仙台市内中心部にあるホールで、その中の研修室みたいな所でした。
受験者は明らかに女性が多く、ボリュームゾーンは年30・40代って印象。
2時間の試験を受け終えた感想は、70%は余裕ですが、90%はちょっと厳しいかな・・・と。
残念ながら試験問題は回収されてしまい、自己採点が出来ません。
目標の90%のために、配点の大きい計算問題5問✕6点は落とせません。
しかし、1問間違えてしまいました。
割増賃金の基礎となる賃金の合計額を計算する問題。
残業したら25%増し、みたいな割増賃金は多くの方がご存知かと思います。
じゃあ、何の対して25%増しなのか?って話。
含むもの、含まないものがあります。
基本手当、役職手当、資格手当は含みますが、通勤手当や住宅手当は含みません。
ただ、住宅手当等でも一律で支給されるものは含みます。
問題では、在宅勤務手当が登場して、え?どっち?となりました。
テキストの演習問題にも載ってなかったぽい。
含むのは役職手当、資格手当みたいな仕事そのものに関係ある系。
一方で含まないのは、通勤手当、住宅手当と仕事とは少しズレるもの。
在宅勤務手当は後者の含まない系統かなと類推しました。
しかし、違っていた。
割増賃金の基礎となる賃金から除外できるものは、7つ労働基準法に限定列挙されており、これ以外は含める。
テキストに書いてありました。
社労士試験でもばりばりの範囲ですが、お恥ずかしながら知りませんでした。
社労士予備軍としては失格。
襟を正して精進しないといけません。
これで6点の失点は確実。
その他の計算問題はたぶん大丈夫として、残り1問2点の知識問題で間違えられるのは、35問中2問まで。
全く分からん問題はなかったですが、怪しいのは数問あるし、ケアレスミスもあるに違いない。
以上考えると、90%は厳しいかなって感じ。
6週間ぐらいで結果が判明するので、また報告したいと思います。
2ヶ月半ぐらい、ちょこちょこやってきた試験。
かかった費用は、受験料8,000円とテキスト代2,200円の合計10,200円。
やや歯ごたえに欠けましたが、社労士との親和性も高く普通に役立ちそうです。
勉強の楽しさも、さらに実感できました。
さて、今後の勉強予定。
社労士事務指定講習の課題が、まだ半分以上残っているので、とりあえずそちらに注力します。
それが終わったら、何かしらで実務の勉強を継続しつつ、個人事業主として開業するための手続きも確認したい。
また、11月には、給与計算実務能力検定1級もあるので、そちらも受けてみようかなと。
セミリタイアしても、成長実感的なものは得たいと思っているので、ぼちぼち頑張っていきます!
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