昭和のセミリタイアってどんな感じ?
いつの時代でも、社会不適合者はいたはずです。
典型的な社会不適合者は、貯金もないのにすぐに仕事を辞めてしまい、周囲に迷惑をかける。
そんなことを繰り返していれば、親族にも見放され、路頭に迷う。
こういう人達が、生活保護を受けたり、ホームレスになったりする。
無計画な社会不適合者は、今も昔も変わらないと思います。
じゃあ、もう少し計画的な社会不適合者はどうでしょう?
最近であれば、節約や投資を駆使して早期に資産形成して、セミリタイアを達成する人がいます。
決して非現実的ではありません。
しかし、昭和のセミリタイア志望者ってどうしていたんでしょう?
FIREブームとか無くても、セミリタイアっぽいことを考えた人もいたでしょう。
昭和の時代なら、今ほど投資環境、節約環境も整ってないし、なかなか情報も得られません。
セミリタイア前後のお小遣い稼ぎの方法も少ない。
それでも、独身でガチ節約すれば決して不可能ではないでしょう。
年金制度、長生きリスク面では今よりも有利です。
40歳、(今の貨幣価値で)4,000~5,000万円ぐらい貯めて、後は軽いバイトなんかでやっていく。
僕だったら、50年前でもこんな感じでセミリタイア達成したんだろうなと思います。
残念ながら、富裕層以外の超ベテランセミリタイア達成者をお目にかかったことがありません。
「50年前 セミリタイア」「50年前 FIRE」と検索しても、それっぽい人は出てきません。
セミリタイアして約5年が経ちましたが、おそらく中堅の部類。
ベテランでも10年戦士ぐらいではないでしょうか?
僕は中長期的に安定したセミリタイアを実行していく自信はあります。
しかし、目指すべきモデルケースはおらず、自分で試行錯誤していくしかありません。
昭和や平成初期にセミリタイアし、現在70歳で豊かに生活している。
そんな大先輩の声を聞きたいものです。
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