セミリタイア前後では全く別のゲームをプレイすることになる
セミリタイアして5年が過ぎようとしていますが、退職前と後で全く別のゲームをプレイしている感覚があります。
簡単に言うと、セミリタイア前は有を無にする、セミリタイア後は無を有にするゲーム。
セミリタイア前、職場に属していると、自動的に様々なことがあります。
週5日朝から晩まで仕事があるのは当然。
厄介な仕事をやらされ負担が増えることも。
場合によっては、残業や休日出勤もあります。
仕事以外でもアフター5や休日の飲み会、イベント。
責任やプレッシャーもありました。
全て丸腰だと、どんどん自分の時間、精神、お金をすり減らすことになります。
しっかり線引きをして、自分を守っていかないといけません。
有から無にすべく、あり過ぎることを適度に減らしていく意識でした。
その究極系がセミリタイア。
一方で、セミリタイア後はマジで無。
とにかく何かを強制されることがありません。
自分が行動しなければ、何もしない、誰とも会わない生活になります。
部屋から一歩も出なくても、問題なく生活が成り立ってしまう。
こういう生活が理想って人もいるかもしれませんが、僕としてはあまりに無だと味気なく感じてしまいます。
セミリタイア後は、無から有にすることを意識するようになりました。
その一環として、頻繁に旅行に出掛けたり、収支赤字化を目指し消費を頑張ったり、社労士試験とその後の勉強等に力を入れています。
おそらく僕は、有を無にするゲームは、そこそこ優秀なプレイヤーでした。
その結果、32歳でセミリタイアに成功しました。
しかし、無を有にするゲームの技術には、クエスチョンマークが付きます。
あまりに余白部分が大きすぎて、生活を上手く設計しているとは認められません。
ゲームが違えば攻略法も変わってきます。
別のゲームであることを意識して、無を有にする技術を習得していかないといけません。
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