社労士試験の合格発表
本日は、社労士試験の合格発表がありました。
結果は、合格していました!
自己採点の結果では、基準点割れもなく、総合点も十分に合格点が取れています。
それでもマークミス等もあり得るので、緊張&そわそわします。
旅行中だったので、福島・喜多方のビジネスホテルで見ました。
番号を見つけた時は、「よしっ!」と歓喜。
その後に、ジワジワとこれまでのことを思い出してきます。
不合格となった昨年は、選択21点、択一49点。
選択で総合点にも達せず、2科目足切りと、実力不足。
テキスト未掲載箇所が平気で出てくる理不尽さに、1度は「やってられるか」と思いましたが、諦めきれずに再挑戦。
今年は、選択式で問われる細かい箇所まで勉強。
自己採点では、選択33点、択一51点と、大きく得点を伸ばし合格することができました。
日々の努力を積み重ね、目標を達成する。
ハイブリッド幸福でも書きましたが、普段のセミリタイアのジワジワ系の幸せに加えて、こういうガツンと来るやつも大事だなと感じました。
試験全体に目をやると。
今年は、40,633人が受験して、2,134人が合格で、合格率は5.3%。
近年合格率6%台で推移していて、昨年は7.9%だったのを見ると、厳しい結果でした。
例年2科目ぐらいある、選択式の救済科目(普通は5問中3問以上正解が基準点のところ、正答率が低い場合は2点や1点にする)がなかったことが影響していると見られます。
しかし、昨年みたいに1科目丸々テキスト未掲載みたいなクソ問題はなし。
各予備校の先生も指摘していましたが、問題の質がアップし、努力が報われる試験だった印象を持ちました。
それでも、各科目毎に基準点が設定されている以上、選択式の1問の比重があまりにもデカく、実力があっても落ちてしまう運ゲーの要素は多分にあります。
僕も基準点ギリギリの科目が3つあり、1歩間違えば普通に落ちていました。
最後に、社労士試験の難易度ってどの程度?って点を言及しておきます。
ほとんどの人は知らないはずなので。
社労士試験に必要な勉強時間は1,000時間。
他の士業や有名な試験の合格に必要な勉強時間は以下の通り。
司法試験 6000時間
東京一工(東大・京大・一橋・東工) 4500時間
公認会計士 4000時間
------(社労士に比べ)圧倒的に難しい------
旧帝大 3500時間
司法書士 3000時間 税理士 3000時間
------難しい------
公務員(キャリア除く大卒レベル)1500時間
------やや難しい------
中小企業診断士 1000時間 気象予報士 1000時間
------同レベル------
簿記1級 800時間
行政書士 700時間
FP1級 600時間
------やや簡単------
宅建士 300時間
------簡単------
司法書士や税理士が、こんな難しいとは知りませんでした。
大変失礼ながら、司法書士は弁護士になりそこねた人ぐらいに思っていました・・・
社労士と同レベルなのは、中小企業診断士(やや社労士より難しいらしいですが)。
全く毛色が違くて比較はできませんが、気象予報士も同じぐらいの難易度らしいです。
感覚的には、社労士試験は誰でも受かるほど簡単ではないけど、難関資格ってほどでもない。
仕事を続けながら、あるいは仕事がヌルければ僕みたいに遊びと両立しながらもでも合格を目指せます。
それでいて、独占業務(資格を持っていないとできない仕事)があり、独立開業も可能。
前述の通り運ゲーな点が超デメリットですが、全振りせず複数受験を前提とすれば、悪くない資格試験かなと思いました。
さて、今後の予定ですが、10月14日(金)に合格証書や詳細な受験結果等が発送されるらしいです。
そして、試験に合格しただけでは、社労士の登録することはできません。
この辺を整理して、次の記事にしたいと思います。
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