仙台探訪記㉑
21回目の仙台探訪記です。
■海鮮
北海道から引っ越してきたので、あまり意識していませんでしたが、宮城県は全国でも屈指の漁業県。
漁獲量のランキングでは、全国4位。
港別でも、石巻や気仙沼がTOP10にランクインしています。
彼女に連れられて、気仙沼産の魚介類が食べられる食堂に行ってきました。
刺身定食は、生カツオとマグロの中落ち。
カツオは生で食べたほうが絶対美味いと思っているし、中落ちはねっとりしていて最高でした。
今後の移住予定は、大阪→神戸→那覇→東京。
この中だと、仙台が最も海の幸に恵まれていると思うので、今のうちにしっかりと堪能しておきます。
■そば
年末の年越しそばのニュースで、さん竹という店で長蛇の列ができている映像が流れていました。
創業100年超の老舗そば屋。
調べたところ、天ぷらそばが1,600円するではありませんか!
「さすがにそば1杯に1,600円は・・・」と思っていたのですが、ちょうど近くでバイトする機会があり、経験になると思い行ってみました。
注文は、その天ぷらそば。
立派な海老天が中央に乗っています。
お味は、麺・スープ共に上品。
クセなく、自然に快く胃袋に入っていく感じを覚えます。
しかし、1,600円の価値を判断するのは、僕の舌は未熟すぎたようです。
仙台のB級グルメの有名なそばの神田では、各種の天ぷらそばが500円を切る値段。
どん兵衛に、スーパーのお惣菜の天ぷらを乗せれば300円ぐらいで味わえるはずです。
それらと比較して、値段だけの明確な優位性を感じることはできませんでした。
以前はゴムを食わせても、美味いと言いそうなバカ舌。
近年は少し食にお金をかけて味の違いが分かるようになった認識でしたが、まだまだだったようです。
しかし、これに懲りずに修行を続けたいと思います。
■冷たい肉そば
1ヶ月前の山形旅行で山形グルメ・冷たい肉そばを食べました。
気に入ったので、仙台でも食べられる店に行ってきました。
藤七という店で、行列ができているのを見かけます。
11時過ぎに行きましたが、それでも2人待ち。
ただ、回転は早いので、すぐに食べられます。
冷たい肉そば700円に、人気のゲソ天トッピング150円。
感想は、めちゃくちゃ美味い。
麺はモチモチ、鶏肉からいい出汁が出てスープの旨味、コリコリした鶏肉、トッピングのゲソ天もイカす。
仙台で山形グルメってのも変かもしれませんが、そのぐらい美味かったです。
■ずんだアイス
精力的に食べているずんだグルメ。
今回はファミマで売っているアイス。
地域限定ではなく、全国販売らしいです。
食べた感想は、もう少しずんだ感が欲しいな・・・
パッケージにも書いてある通り、ずんだの配合は30%。
知らないで食べると、ずんだとは分からないかもしれません。
つぶつぶは入っているし、純粋なアイスとしては美味しいのですが、ずんだを味わう目的は消化不良感が否めません。
■定禅寺ジャズフェスティバル
仙台から少し北に行った宮城県庁前の勾当台公園。
そっから西部に伸びる定禅寺通。
この付近では定期的にイベント行われていますが、土日で定禅寺ジャズフェスティバルがありました。
コロナの影響もあり、3年ぶりの開催。
従来に比べて、規模縮小での開催とのことです。
日曜日の昼に行きましたが、大勢の人。
ただ、会場には入れたし、少し待てば十分に演奏が見える位置で聞くこともできました。
普段なかなかジャズと触れ合う機会はありませんが、トランペット等の奏でる音は、ムーディーで心地よい。
青空と周りと緑に音楽の組み合わせで、素敵な時間を過ごすことができます。
入場は無料で、カンパが呼びかけられています。
イベントの存続・発展を願い、僕もお気持ち程度にカンパしてきました。
こういった文化に気軽に触れる機会があるのが、都会の恵み。
東京・大阪の大都会に比べるとその機会は減りますが、仙台では少ない分行くべきイベントがはっきりしているので足が向かいやすいってはあります。