どんぐりの伐採

どんぐりの伐採どんぐりの木を伐採しました。嘉瀬の浦の新しい取り組みとして、部落にあるどんぐりの木を利用して椎茸の菌打ち体験を計画しています。色んなことをとおして、たくさんの人たちに佐賀の鹿島の嘉瀬の浦の素晴らしさを知っていただけたらと考えています。
 山仕事の経験者に素人二人、総勢3人で一日かかって10本ほどのどんぐりを伐採しました。
 このどんぐり、夏には子供たちのかぶと虫取りの場所だそうです。そんな子供たちの楽しみをなくしていいのかと言われそうですが、心配御無用です。ちゃんとその分は残してあります。山は子供たちの心をはぐくむ場所でもあります。そしてこの場所は数少ない雑木林の一帯でもあります。
 人工林に比べて広葉樹の雑木林は保水力において、杉やヒノキよりはるかに優れています。その林を考えも無く伐採してしまっては嘉瀬の浦の集落の防災上も問題があります。
 今回伐採したどんぐりの近くに、山桜があります。春になるときれいな花を楽しませてくれる大木に育っています。近い将来、日本の名桜百選になれるように守り育てていきたいものです。また、ところどころには藪椿も自生しています。これも日本人が愛してきた花のひとつではないでしょうか。守っていきたいものです。
 どんぐりの伐採時期は少し遅い感じもしましたが、それでも遅すぎるということでもありませんでした。うまく行けば来年に菌打ち体験を案内できることでしょう。体験していただいたものについては、持ち帰ってもらって自分で育てていただくか、ファームで管理して収穫時期に収穫も体験していただくなど、いろいろと考えています。
 部落の子供たちにはカブトムシの夢を。そして外からの来訪者には収穫の体験を。夢一杯の嘉瀬の浦ファームを実現する為に、まだまだ考えますよ。
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 子供らの夢を育むこの山は部落の生活守る山



2010年12月25日 Posted byかせんな at 21:21 │Comments(0)

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