嘉瀬の浦ファーム

  

　嘉瀬の浦ファームにお世話になって五ヶ月目となりました。嘉瀬の浦ファームが取り組む姿を見ながら、薄れ行く人同士の関わりがここにはまだ残っているように感じます。さらにはそれを発展させて行こうとするエネルギーも感じられます。
　そんな中に入り込んだ私、（中さん）でありますが、短い間にいろんな経験をさせていただきました。農事組合でありますから、農業の仕事をさせていただくわけで、その作業を通じて色んな発見やら経験をさせていただいています。まずは、トラクターの運転操作、昔は狭い棚田状態だったそうですが、圃場整備のお陰で広くなった田圃では大型機械がその威力を発揮します。その機械をわたしが操り耕すのですが、機械の威力に驚かされました。ずぶの素人でも一日に五反以上を耕すことが出来る、文明の利器はたいしたものだと感じます。耕した後には種を蒔くわけですが、麦蒔きもトラクターで行いました。これがまた播種と肥料を一緒に済ますことができるんですね。これも驚きです、もちろんそのスピードもたいしたもので、こちらは耕すスピードよりはるかに早い。それでもアメリカなどの生産性からするとまだまだなんですね。
　ＴＰＰの問題がありますが、自由化になっても生き残っていけるような農業者の集団であって欲しいと思います。
　農産物直売所のオープンも致しました。ここでは体験コーナーも提案しています。竹の子堀や椎茸の菌打ち、夏休みにはカブトムシ採集など。体験に来ていただくためには、そのための整備が必要です。それをするためには部落の団結が必要です。たくさんの人が来ていただくための準備も着々と整いつつあります。どうぞ皆さん嘉瀬の浦ファーム、さらには果鮮菜にご期待ください。

　リンクＵＲＬで紹介している内容の一部に今はないものがありましたので、訂正いたします。②の福岡県の酒造会社への焼酎委託は現在は行っておりません。