自然素材の高性能住宅～かさはらの家（笠原木材）のブログ～

  

コンビニで『インターステラ―』の
DVDがあったので思わず買う。


思えばこれを観たのは、
昨年4月1日。

家族でパリへ
貧乏旅行に行く機内だった・・・

もう一年経つのかという
感慨深い思いが・・・




SF映画ファンである私の中でも
この映画はトップクラスのすごい作品！


あまりにもよかったので
行きと帰りの機内で
計４回も観てしまったくらい
本当にいい映画。

内容的には重力、次元、ブラックホール・・・
SF知識の総ざらえ的な・・・

でもストーリーがいい！
特に最後がいい！

そしてまた、父と娘の物語でもある。





明日、4月1日に
新天地に引越しをするウチの娘。

似すぎているが故に
互いに反発してしまう
ここ数年間だったが、

出て行くとなると
やっぱり大丈夫かと
心配にもなる。



心の中で「がんばれ！」と
エールを送る・・・





  

なんか調子が乗らない
今年のランですが、

いろんなことを鑑みて
やっぱり今年も
エントリーしてみようと・・・

『飛騨高山ウルトラマラソン』


最終日の
今日になってやっと
エントリー完了！




6月12日に向けて
修行の日々が始まります！



それにしてもエントリー費用
高いな〜‼︎



  

韓国の住宅の様子が
送られてきた。




引っ越しを終え、
先週初めから
新たな生活を始めているとのこと。


快適だそうです・・・



施主様自ら設置した
システムキッチンは、
まだレンジフードのカバーが
取り付けられてない状態ですが・・・


心配だったのは・・・

日本から送った
タカラスタンダードのキッチンや、
リクシルのシャワーユニットの
電気モノ・・・

IHクッキングヒーターは
220Vの韓国の電気でも
問題無い様で、

換気扇は
アダプターを介して
稼働しているようです。



※よい子は真似しないようにしましょうね〜




よかった・・・

ちょっと一安心・・・


  

カメラ付きインターホンは
カメラの向きを変えることが
できるのだが、
それ以上に角度を振りたいときは、

コレ！

こんな部材（台座）がある。






今回は取り付け位置の変更で、
線が出せるところが
この場所しかなかったという
ケースだったが、

この部材、リフォームでも
役に立ってくれるでしょう・・・


  

ある日のこと・・・

車数台で乗り付けた
十数名の年配の男女が、
ゾロゾロと我が家の方へ・・・




よく晴れた日だったので、
御嶽でも見に来たのかなと
思っていたら
そうでもなく、

我が家の前でなにやら
説明をする人、
聞いている人達・・・

ちらっと聞こえてきた
説明の中に・・・
『大原騒動』とかなんとか・・・

どうやら歴史好きの人達の
集まりのようでした。


この地にどんな歴史があったのか、
興味があるところですが、
一瞬、我が家が観光名所になった
錯覚を覚えた出来事でした。


  

春日井の完成見学会は
本日が最終日。

まだ間に合います。

見学してみたい方は急げ！ですよ〜



このおうちの和室のタタミは、
施主様のこだわりポイントのひとつ。

こんな感じ・・・




市松織りになっていて、
いい感じです・・・




  

前日の『能登和倉万葉の里マラソン』での
失態を反省して
朝ランを頑張ろうとしている
今日この頃ですが、




今日の朝焼けは
なかなかスゴかった！




乗鞍の上あたりの
太陽に照らされた
雲が虹色に輝いて
本当にキレイだった！




最初は片側だけだったのが、
やがて両側にも・・・
いわゆる太陽に笠がかかった
状態に・・・

家に帰るまで
しばらくの間
楽しめた！

ラッキーな1日の予感・・・



  

春日井の完成見学会は
本日、明日と開催中！


今はすでに完成していますが、
キッチンはオーダーメイドで
ひとつひとつの部材をセレクトして
それをまとめるようにデザイン。

セットになっていないので、
キャビネットは家具屋さん。
シンクとカランは水道屋さん。
コンロはガス屋さん。
それぞれの業者さんに
据え付けと接続をしてもらいます。




ガス屋さんはキャビネットに
配管を通す穴を開けなければならず、
ブツブツ言いながらも
見学会直前にやっと完成！




ご苦労様でした。




こんな感じの木の大きなカウンターの
オープンキッチンになりました。


キッチンカウンターとテーブルの
高さの差は床に段差をつける事により、
解消することができました。


好みはありますが、
やっぱり木のキッチンは
ときめきますよ〜



  

毎月25日前後に発行の
月刊『BLESS』の
『かさはらの家』のページに、

今月のイベントの案内を載せています。





yakata coffeeで開催の
第二回の『大人のコーヒー教室』の
受講生募集の案内も！


※お申し込みは先着順ですが、
ご応募解禁の日時を
明記していますので、
ご確認の上、お電話にて
お申し込みください。



  

今週末の

3月26（土）・27（日）は

春日井市玉野台で完成見学会を開催！



営業メンバーは応援のため春日井に向かいます。


チラシも出来てきました。






タウン誌『はるる』の案内も出来ています。




春日井の皆様とお会いできることを楽しみにしています。



しつこい営業はいたしません。
お気軽にご来場ください。







  

どういう経緯かは説明すると長くなるので

割愛させてもらうが、


本日、『かさはらの家』の営業と設計のメンバーで

清見町牧ケ洞の『オークビレッジ』様、

『森の自然学校』様の見学に行ってきた・・・



建築の展示を真剣に見る

『かさはらの家』スタッフ・・・




ためになりました。




ありがとうございました。




  

映画も観れて・・・
ご満悦で帰って一件落着とはいかない
あわただしい日。

夜遅々の帰宅となってしまったが、
そこからのニュースレター執筆。

今回は消費税引き上げに関しての記事を
書いてほしいとリクエストされていたので、

先週末からのニュースを鑑みて
こんなタイミングになってしまった。

情報収集はできている。
あとは文章をまとめるだけなのだが、
なかなかうまくいかず・・・

結局、明け方までかかってしまった。




よって今回はほぼ手書き部分無し。
活字ばかり。しかも、文字数多いですが、
ご了承ください。

内容で勝負です！


主なトピックは・・・

①3月26（土）・27（日）に
春日井市玉野台で開催の
　新築住宅完成見学会の
ご案内と見どころ紹介。

②消費税10％へ引き上げにより、
　家づくりを迷っている方へ・・・

③韓国の家大工工事終了！

④大盛況！『大人のコーヒー教室』の報告。

といった感じです。



yakata coffee 緑の館 高山店で
シリーズ開催される
大人のコーヒー教室ですが、
第2回も企画しています。

今後の『かさはらの家』からの
ご案内にご注目ください！








  

娘のアパート探しの運転手としての
使命を無事果たした後は・・・

名古屋へ最終日のピカソ展
『ピカソ天才の秘密』を観に行きたかったのだが、
アパート探しに結構疲れてしまって・・・
イオンモール各務原で妥協。

『エヴェレスト　神々の山嶺』を観る。
ちょうどラッキーマンデー￥1,100の日でラッキー！


じつは、原作者の夢枕獏さんが
昔から大好きでこの作品
（原題は『神々の山嶺』）は
原作小説もマンガ化された単行本も持っていて、
非常に大好きな作品。




なので映画化にあたっての
メインタイトル「エヴェレスト」というのが
どうも違和感があるのだ。

映画を観る前、
私とマンガを読んだことのある娘が、
「カミガミノイタダキ」と言い、
原作もマンガも読んだことんのない
嫁さんは「えべれすと」と言う、
なんだか噛み合わない会話が続いた・・・

原作を愛するものとしては、
そのかみ合わなさも多少映画に感じつつ・・・

でも、概ねいい映画だった。

長編小説を映画化すること・・・
長期にわたる高所の撮影・・・
恐らく大変な苦労があったと思う。

その分山々の景色は最高に良かった！


「今日もいい映画をありがとう！」と思うのだった。









  

大学受験すべてスベりまくった娘のところに
岐阜市にある某私立大から一通の手紙が・・・

担任の教師が教えてくれた
センター試験利用の結果が来た。
なんとか初の白星！

本人は京都方面の学校に行きたかったようだが、
そんな贅沢なことは言ってられない。
選択肢は一つしかないのだから・・・

ということで、通知が来た翌日にさっそく岐阜へ・・・
アパート探しの旅である。


スマホのナビを頼りに
大学周辺の不動産屋を探すが見つからず、
通りすがりに看板を発見し
割とよさそうなところ（不動産屋さん）に
飛び込みで入る。




担当者さんが熱心で、
親身になってくれ
いろいろ話を聞いたり、
案内してもらったりで
昼食をはさんで正味二時間程で即決！


本人も昨日までの悶々とした状況から一転、
身の回りに起きたすごい変化に
ずいぶんと戸惑い気味な様子だったが、

なんとなく覚悟が出来てきたみたい。



あとは親のほうの覚悟である。









  

ある晴れた日のこと・・・




暖かくて気持ちイイのか・・・

死んだように眠る

ウチの愛犬Tui（トゥイ）。




呼びかけても

まったく起きない

まさに爆睡中！









  

ここ何週間かは
ず～っと次の仕事になるであろう
おうちのプランニングをしている。

まさに、『寝ても覚めても』の状態！
ず～っと考えている。


何回も何回も
エスキース（スケッチ）を
描いてはなぞり、
描いては捨て・・・


建物を設計、デザインするには
いろいろな条件をクリアし、
（特に敷地の条件）
お客様のご要望、
設計者の思想、
素材の選択・・・
ひとつひとつの要素を
丁寧に選択しながら、
頭の中に浮かんだ
ほんのちょっとのアイデアを
紙の上に落とし込んでいく。


すんなり整合性が取れて、
上手くいくこともある。
大抵の場合は、
なかなかまとまるまで
大変だ・・・


で、どうするのかというと・・・
描きまくるのである。
整合性をとるため、
各部屋のつながりを得るため、
納まりを確認するため・・・




そう、今現在、
「生みの苦しみ」の真っ最中！


最高の間取りで、
最高の仕様で
ご提案できるまで

もうちょっと
悩む時間をください・・・








  

火を焚くということ・・・

それは大発見であったに違いない！
おそらく人類の歴史の中で
他の動物たちとは絶対的に違う、
もっとも進化を遂げた場面であったであろう・・・

焚火もままならない現代では
薪ストーブを焚くという行為になるだろう・・・

揺れる炎をぼんやり眺め・・・
そんないにしえに思いを馳せながら・・・
はたまた日々の忙しすぎる状況から
ちょっと癒されボ～っとできるいい時間であったりする・・・





そんな人間の本能に根差した
根源的な欲求の一つである、
『火を焚く』ということが
鉄箱に火を押し込めることによって、
ぼ～っとしながらでも
家の中で安全に楽しめるというのは
すごいこと！


シンプルであるがゆえに
あまり認識されていないが、
薪ストーブもまた、
人類史上燦然と輝く、
画期的な発明だと思っている！










そんなこんなで集中的に書き綴ってきた
『薪ストーブ考』でしたが・・・

やっと春らしい気候になり、
薪ストーブを焚かなくてもよくなりつつあります。

ということで、このシリーズはしばらくお休み。

不定期に薪割りや煙突掃除の時に
再び書くことになると思います・・・


薪焚き人の1年は忙しくあっという間です・・・

いかにキリギリスではなく、
アリに徹することができるかが
暖かい冬を過ごせるコツ！

いつでも皆さんの
薪ストーブライフを応援しています！






※バックナンバーです・・・
薪ストーブ考①～なぜ薪ストーブなのか？～
http://kasahara.hida-ch.com/e756774.html

薪ストーブ考②～ほんとうの豊かさとは・・・～
http://kasahara.hida-ch.com/e757562.html

薪ストーブ考③　～薪ストーブ導入のための間取り～
http://kasahara.hida-ch.com/e758089.html

薪ストーブ考④　～いちばん悩む機種選び～
http://kasahara.hida-ch.com/e758349.html

薪ストーブ考⑤　～薪ストーブは性能抜群の換気扇！～
http://kasahara.hida-ch.com/e758508.html

薪ストーブ考⑥　～薪ストーブライフを楽しむためには炉台の設定は重要！～
http://kasahara.hida-ch.com/e758752.html

薪ストーブ考⑦　～薪はただ単なる燃料にあらず！～
http://kasahara.hida-ch.com/e758846.html

薪ストーブ考⑧　～実は煙突によって薪ストーブの性能が左右される！？～
http://kasahara.hida-ch.com/e759222.html

薪ストーブ考⑨　～薪ストーブの危険～
http://kasahara.hida-ch.com/e759676.html

薪ストーブ考⑩　～薪ストーブの収支は？～
http://kasahara.hida-ch.com/e759686.html

薪ストーブ考⑪　～飛騨だからこその薪ストーブ～
http://kasahara.hida-ch.com/e760083.html

薪ストーブ考⑫　～ライフスタイルとしての薪ストーブ～
http://kasahara.hida-ch.com/e761051.html

薪ストーブ考⑬　～薪ストーブクッキングの楽しみ・・・～
http://kasahara.hida-ch.com/e761407.html

薪ストーブ考⑭　～いいところも悪いところもすべて含めて・・・～
http://kasahara.hida-ch.com/e762940.html

薪ストーブ考⑮　～薪焚き人の1年～
http://kasahara.hida-ch.com/e762928.html

薪ストーブ考⑯　～薪ストーブでつながる～
http://kasahara.hida-ch.com/e762943.html

薪ストーブ考⑰　～女子目線での薪ストーブ～
http://kasahara.hida-ch.com/e763402.html





  

家を建てるなら・・・

「絶対、薪ストーブを導入したい！」と思うのは
ほとんどの場合男性である。

男の場合、薪ストーブのモノとしての魅力、
（物欲、所有欲を擽るんです・・・）
薪ストーブにまつわる少しワイルドなライフスタイル、
そして何よりも「火」「炎」をかまう楽しさ！が興味の対象になる・・・




しかし、家族の同意を得られて、
薪ストーブをいざ導入すると、
使用するのは女性（奥様）のほうが多いのが現状・・・
しかも、子育てで忙しいのに
慣れない薪ストーブを
かまわなければいけないという場合もある・・・


育児や家事で忙しい時も忘れずに薪をくべなければならない・・・
何よりも薪をくべるのが面倒くさい・・・
子供が近づいて火傷しないか気にし続けなければならない・・・
火が消えてしまったら着火しなければならない・・・
薪が足りなくなったら外から持ってこなければならない・・・
薪にカメムシがくっ付いてきたらどうしよう・・・
薪が重い・・・
薪を持つと手にトゲが刺さる・・・

いろいろ不安なところもあるだろうが、

火を扱うことなので、
わからないことがあれば
迷わずプロに聞くのが一番いい！

間違った操作方法で使うと
事故や家事につながる可能性もある・・・





薪ストーブを扱う上で
いちばん女性が陥りやすい間違いは、
薪ストーブの焚き方だ。

薪をケチって
空気を絞りすぎて焚き続けると、
ガラスに煤がつく、
煙突が詰まる等の不具合が・・・
なにより暖かくない。

かといって全開にして
放置してしまうと温度が上がりすぎて、
本体の鋳物の鉄の部分が熱で変形したりする。


薪ストーブは、ほどよい温度で焚き続けてやれば
優しく暖かい輻射熱を発してくれる。


そのコツはすごく簡単！
薪ストーブのトップに置いてある
サーモメータ―（温度計）の目盛りをしっかり見ること。
常に『ベストゾーン』の範囲で焚くようにすればOKだ。




『かさはらの家』で薪ストーブを導入された
お客様（特に奥様）にその後どうだったかをお聞きすると・・・

決まって『すぐに慣れました！』という答えが返ってくる。

案ずるより産むがやすし。
習うより慣れろ。
やってみてから考えろ。
なんてことなんだと改めて思う・・・



薪割り、薪運び、着火、灰の掃除、煙突掃除・・・

薪ストーブに関する面倒くさいこと、しんどいことは
男性（ご主人）が受け持ち、
女性（奥様）が楽に使える様に
かなりの部分をフォローしなければならないだろう・・・

何しろ理想の家づくりアイテム（薪ストーブ）の
導入を許してくれたのだから・・・


ただし、男も女も
（薪ストーブに関して）それぞれの
家庭での役割が違うであろうから、

楽しく分担、協力して、
暖かくすごしてもらいたいと願うのである。



それでこそ、薪ストーブは
暖かく豊かで幸せな家庭の象徴となるのである。










  

薪ストーブ生活をしていると
自然と薪ストーブ仲間が増えてくる・・・

同じ価値観を持つ人たちの繋がりという事だろうか？


なんにしてもいろんな情報交換にはいい。



薪ストーブは工業製品であるが、
意外に使い方は人それぞれである。

薪の割り方、積み方・・・
着火の仕方・・・
薪ストーブクッキングのメニュー・・・
煙突掃除の仕方など・・・
みんながみんな工夫してそれぞれの使い方で楽しんでいる。





ウチのスタッフ天野は
薪ストーブのそんなこんなが
非常に気になるようで、
自分の着火のしかたを
You tubeの動画『かさはらチャンネル』にアップし、
他の人はどうしているのかを探るために
シリーズ化したいという野望を持っている。
（あなたの着火方法を探るために
おうちにお邪魔するかもしれません・・・）





薪がシーズン途中でなくなってしまった時・・・

そんな困った時には、
薪ストーブ仲間に頼ってみるのも手だ。

乾燥してすぐに使える薪は
多分余分に持っているはず！

自分で割った薪は
お金に換算することが難しい・・・

そんな場合はお金を支払うのではなく、
軽トラ一杯分貸してもらうという風にして、
次のシーズンまでに同じ量プラスアルファを
返せば丸くおさまるというもの・・・






個人個人の楽しみのはずである薪ストーブライフも
仲間といろんな情報を共有し合えると
さらに楽しみが広がり奥深さも出てくる。










  

薪ストーブオーナー（薪焚き人）になると1年を通じて忙しい。
常時薪ストーブや薪の事を考えてしまうようになってしまい、
情報収集に奔走するようになってしまうのだ。


なんかしら薪ストーブで
燃やしてもよさそうな木があると声を掛けたくなる。

『もし、よければでいいんですけど・・・
この木いらなかったらいただけませんか？』と・・・

飛騨の場合だとたいてい近くに人がいないことが多いので
声が掛けられないことが多いのが残念なところ・・・


そんなことはボーナス的なことで、
実際は自分で薪をつくるのが本来の仕事である。

と、いうことで薪焚き人の１年の
だいたいのスケジュールはこんな感じだ・・・




3月
ようやく冬も終わりかけの気配が・・・
しかし、飛騨の春はまだまだ来ない・・・
薪を焚く生活はあと少しだけ続く・・・

この時期になると薪が足りるかどうかというよりも、
なくなったらガマンだな・・・と
タカをくくってみたりする・・・

薪焚き人初心者マークの方の場合は、
シーズン途中で
なくなってしまう可能性もあるだろうが、
ベテランになると大抵薪は余る。
というか、余らせる。

そんな薪は来シーズンに回すのだ。
2年物の薪は最高にいい感じで燃えてくれる！
1月、2月のいちばん寒い時期用にキープだ。
（これが3年物になると虫に喰われたりで、
　良くなくなってしまうのが不思議・・・）




4月～5月
まず、春先になったら薪づくりだ。

事前に発注しておくのを忘れずに！

この季節伐られた木は春木と言って
薪には最適なコンディション。

短期集中でやってしまうにもまとまった時間が必要。
ゴールデンウィーク中の遊びと遊びの間の余った1、2日が
非常に有効な薪割りタイムとなる。

私の場合は4tなら1日で玉切りできるので、
休日1日だけを玉切り日に当て、
あとは早起きして斧でこつこつ割る。
2週間くらい毎日朝活である。

ただしいつも積み方が下手クソで、
数ヶ月たつと乾燥し縮んで
積んだ薪がバランスを失い傾き、倒れてしまう・・・
（小さい子供さんがいるおうちは
薪の積み方はしっかり安全に！）



ストーブ本体の掃除は
早目にしておいたほうがいい。

灰はアルカリ性であることと、
湿気を含みやすいので、
炉内に灰が残っていると
ストーブ本体が腐食してしまう
危険性があるので、
あまりよくない。

箒で掻き出してきれいにしておこう。

その時、できれば煙突を口元から外して
煙突側からも灰を除去しておくと完璧だ。
（完璧に火を落としてから何週間も経ち、
灰が冷え切っていれば
業務用の掃除機で吸い込んでもOKだ！）


煙突掃除はその時に
ついでにやってしまうのもいい。


ただし煙突の中に湿った
タール状のものが付着しているようなら
ひと夏放置して
乾燥させるのも手・・・




5～9月
薪ストーブの煤は酸性だ。
煙突トップに付着した煤が屋根に落ちると
トタン屋根が多い飛騨では錆びることがある。

天候の良い時期に屋根の点検をしておこう・・・

屋根の板金は厚さが0.35㎜程なので、
少しでも錆びるとよくない・・・

いちばん錆びやすいのは
板金を折ったところだ。

煤が付着してしばらく放置されたところは
平面部分でも錆びる。

錆びた個所を発見したら
丁寧にサンドペーパーでさびを落として、
さび止めを塗ってから、
ペンキを塗る。
（屋根の塗装をするには屋根が乾いていることが肝心。
　雨や朝露等で濡れているときはペンキがはじいてしまうので
　塗装できないのでご注意を！）
　



10月
煙突が詰まる箇所はたいてい
室内のシングル煙突とトップだ。
（2重煙突はほとんど詰まらない！）

我が家の場合は煙突掃除は秋口。
結構詰まるので煙突ブラシは途中でスタックしてしまい
大変なことになってしまうので、
取り外して1本づつにばらして
長い木のヘラでこそぎ落とす。

なぜ秋に掃除なのかというと・・・
掃除するのが面倒なことと、
アリになりきるのは
薪づくりだけで十分と言う気持ちもあり、
薪割りが終わればすっかり怠けてしまい、
キリギリス状態である・・・

よって、いつもシーズン直前か突入後に
あわてて煙突掃除を行なうこととなる・・・


それでも全然OKである。

シーズン途中でも煙突掃除をしなければなれない時はするし
（その場合は煙突の温度を下げる必要がある、
火を落としてから半日以上経ってからの作業となるので、
家族には少し寒い思いをしてもらわなくてはならないが・・・）
ガスケットの交換や、破損したパーツの交換等
薪ストーブのメンテナンスはしっかりやっている。




11月～3 or 4月
冬になって、本格的な薪焚きシーズンが始まれば、
あとは薪ストーブを使うことに専念できる。

ただし日々の薪運びは日課にしないといけない。
※どれだけの量を
薪ストーブの近くにストックしておくかで、
薪運びの頻度が変わってくる・・・
大きな炉台を造ったり、
薪搬入（ストック）口を造っておくと
そう頻繁には運び込まなくてもいいが、
結局必要な薪の量（燃やす量）は変わらない。

いつ運び込むか、
どれだけの頻度で
どれくらいの量を運ぶのかを想定して
家の設計に生かすのがコツ。






なんにしても1年を通じて
薪ストーブがらみの出来事は多い。
（焚くのは長くて５ヶ月くらいなのだが・・・）


毎年同じことの積み重ねではあるが、
ほんの少しの変化にも一喜一憂し、
少しづつ、ほんの少しづつではあるが、
薪の割方、積み方、薪ストーブの扱い方が上達して・・・


それらに関われる時間が
すべていいなぁ～、豊かだなぁ～と
感じとれる価値観や心の余裕が必要！


そう、薪焚き人は楽しく修行しているようなものなのだ。










  

いちばん寒くて辛い季節で
韓国で仕事をしてくれていた
大工の野村、保木口が帰ってきて、
現在、社内で仕事中！


飛騨の大工さんの圧倒的な
現場力（精度、木を扱う技術力、バイタリティ・・・）に、
（日本人は怠けない！、常に現場をきれいにする！、仕事の精度が高い！気遣いがすごい！等々・・・）
いたく感動した施主様が
大工工事終了後に
ご褒美として2人を済州島観光に
連れて行ってくれた・・・


仕事中は、
宿泊はもちろん、
三食送り迎え付きで
厚遇されたうえに
お礼の旅行！

施主様の喜びようが
よくわかる！





施主様にとって、
長年の夢だった
家を日々どんどん形にしてくれた
飛騨から来た大工さんは
まさにヒーローそのものだったのだろう・・・



『韓国でも日本式の家がたくさんあるが、
いちばんイイ！』と言ってくれた。

（外観はシンプルモダンですが、
内部は飛騨でいつもやっている
真壁、梁見せ、吹抜け、丸太梁、勾配天井・・・といった見せ場満載。
大工さんの腕が存分に振るえる家でした！）




仕事して
人に喜ばれるって
本当にうれしいね！

自分が褒められるより
仲間が褒められると
もっと嬉しい！





今後のヒーローたちの活躍に
大いに期待したい！






  

薪ストーブのいいところ・・・
悪いところ・・・

これまでにいろいろ書いてきたので
ずいぶん理解していただけたのではと思っている・・・






休みの日にも薪を割ったり、積んだり、運んだり・・・

薪を焚ける日々は
薪焚き人にとっては今までの苦労が報われる時・・・
（薪運びという重労働がちょくちょくあるが・・・）




もう今シーズンも終わりに近づいて・・・
行く冬を惜しみつつ、
いいところも悪いところもすべて含めて・・・
『薪ストーブ、やっぱりイイわぁ～！』と実感！












  

昨日の『能登和倉万葉の里マラソン』へ行く途中・・・

氷見から七尾へ抜けるバイパスの途中の

プチサービスエリア内ののトイレの建物・・・




木造軸組みがそのまま見えていて・・・

壁はほとんどガラスか木質パネル！



朝日に照らされ、なんか美しい！



シンプルだが存在感があって、

なんか木の持つ力強さを感じさせる・・・

・・・集成材でできていたということを割り引いても・・・







こういうの好きだなぁ～





  

本日は今年最初の大会、

『能登和倉万葉の里マラソン』



フルである。




序盤の20kmは、

かなりセーブして

我ながら、いい感じで走れた。




が、ツインブリッジを過ぎたあたりで、




脚がピキピキッと・・・

攣った！


こうなったら騙しだまし走るしかない。

残り半分は小走りと歩きを交互に・・・








記録。

5時間03秒・・・

なんとも不甲斐ない結果だが、

5時間も楽しめたと思えば、

十分元は取れた！


次回は必ずリベンジだな！




昨年の『かさはら会』の役員研修旅行で、

入りそびれた『総湯』で汗を流す。






いいお湯だった。
  

薪ストーブクッキングは
もっとも薪ストーブ生活を
豊かに感じさせてくれる
場面のひとつである。






①トップに置いて焼き物をする。
②鍋をかけて煮込み料理をする。
③炉内でオーブン料理をする。

大まかに言うと3通り・・・


トップを利用する場合は
微妙な火力調整が苦手な薪ストーブの場合、
焚き火と同じように、
トップからの距離の調整で行う。
焼き網の場合はそのままでも結構イケるが、
トリベットという鉄製の鍋敷きを敷くことによって
弱火になって煮込み料理が可能となる。


炉内でクッキングする時は
がんがんに焚いている火を利用するというよりは、
いったん炎が落ち着いて
熾き火になった状態で行なう。
ゆるやかな時間の流れを感じつつ、
出来上がりを待つ時間さえも豊かに感じてしまう。



あると便利な薪ストーブ料理道具・・・

１．やかん



お湯を沸かすにはこれが一番。
常にお湯が沸いていてコーヒーやお茶が飲める豊かさ・・・
至福の時間を演出するためにいいものを選ぼう！



２．トリベット





これは絶対に必要！
ストーブトップで使う鉄製の鍋敷き。
とろ火で煮込む時に役立つ。



３．クッキングスタンド



炉内に鍋を置くための五徳。
熾き火の上に設置し、上に鍋を載せるのに使う。
鍋が安定するので安心して料理が出来る。



４．鋳物の鍋



炉内でクッキングする場合、
オーブン効果を得るにはこれがいい。
炉内に入る小型のダッチオーブンでもOK。
ホーローのカラフルなものだとおしゃれだし、手入れも楽！
もちろんトップに置いて煮物料理もOK！



５．鉄製のフライパン（柄の部分も鉄製のもの）



ピザ作りにほしい！
柄が少し短めな鋳物のものだと炉内に入れやすくて、よりいい。



慣れるまでは時間もかかったりで不便だが、
焼く、
煮込む、
オーブンでローストする、
ドライにするなどたいていのことは出来る。



あと、こんなものも・・・
あると楽しい！


エスプレッソメーカー


スチーマー（加湿器）


焼き芋焼き器



薪ストーブクッキングは
慣れが必要で
毎日は難しいかもしれない・・・
たまにやるといいリフレッシュ効果をもたらしてくれる。



特にご主人にやってほしいと願うのである！


料理の腕もあがる。
ストレス解消にもなり、
家族サービスの一環にも・・・
父親の威厳を保つため（？）にも・・・

一石二鳥以上の効果がある！？


手順やコツをつかんでおけば
そんなに苦にはならない。
なによりも、火を操り、料理に生かすという楽しみが大きい。

薪ストーブクッキングのテクニックを
一通り知っておけば、
災害時にも役に立つと思う。














  

名東区のお客様のところにメンテナンス工事・・・


朝一から開始したので予定より少し早めにこの日の工事は終了。



ここまで来たら『スイート　オブ　オレゴン』！
チーズケーキの超有名、超人気店。


お土産で買ったのは、
『ブリッジタウンチーズケーキ』！　￥1,500（消費税別）
　※「長いヤツください！」と注文。
　　　あとから正式名称を知りました・・・

　　　オレゴン州ポートランドに数ある橋をイメージしたのだとか・・・

　　　長いので専用のケースに入っている！







日本一長いチーズケーキだ！

堂々の48㎝！

春日井の六軒屋にある
「桃花亭」の超長いロールケーキ、
「ロッケンロール」を彷彿とさせる・・・





で、お味の方は・・・

さすがにチーズケーキしか作っていないという専門店だけあって、
酸味と甘みのバランスのいい上品なお味～

話題性もばっちり！


おススメです！









  

春日井の現場に立ち寄る。

各箇所に業者さんが忙しそうにひしめく・・・



外構屋さん（アプローチ土間作業中）




土木屋さん（擁壁作業中）




建具屋さん（建具建て込み作業終了）



※猫の出入り口付き扉







もうすぐ完成・・・




3月26（土）・27（日）に完成見学会を開催予定です！







  

土蔵のリフォーム現場に行ってきた。






2月いっぱいで大工さんは終了。

この日はクロス屋さんがクロスを貼っていた。






土蔵だけあって、

壁厚が尋常じゃないくらい部厚い！

窓枠がそれを物語っている。






外観はこんな風。






サッシの外枠の木の色は

こげ茶がよかったのか？

白がよかったのか？

いまだに悩むところではあるが・・・




もう少しで完成～
















  

『yakata coffee　緑の館　高山店』様ならびに、
下呂の『緑の館』様にもご協力いただき、
大盛況、大反響で第1回目、無事開催、終了しました。
『大人のコーヒー教室』。





第1回目のテーマは『抽出』ということで、

抽出の手順や、コツ。
ペーパードリップとネルドリップの違い。
などを教えていただいきました。


いろんなコーヒーを抽出方法を変えることによって、
違う味わいになるというのが、
目からウロコでした・・・



精製方法で味わいが異なるということも
教えていただいた・・・

・ウォッシュド
・ナチュラル
・ハニー
の3種類の精製方法のコーヒーを試飲。


明らかな違いが私でもわかりました・・・


特に、果肉が付いたまま乾燥させてするという、
「ナチュラル」で精製された
『エチオピア　ナチュラル』は、
焙煎した豆の状態では発酵したような臭いが・・・
抽出すると、なんともいえない甘さが・・・
少々癖があるものの、
『こんなコーヒー飲んだことない！』と
感動！



なんとも奥が深い
コーヒーの世界・・・





今、私の中では
『珈琲』がマイブームになりそうな勢いです・・・  

昨晩『yakata coffee 緑の館 高山店』で開催した
『大人のコーヒー教室』。



参加していただいたお客様の一言・・・
『「コーヒーで感動なんてするものなのかなぁ～」と、
思っていたら・・・
すごい！
感動した！！！」





いい豆を最適な状態で抽出する。




すごくシンプルなことだが、
これがなかなか大変・・・

というか、知識も経験も必要！

プロのテクニックを惜しみなく
教えていただきました・・・



コーヒーって、
誰でも気軽に楽しめる・・・
でも、少しだけこだわりを持った目線で見ると、
より美味しくいただくことが出来る・・・
さらに突き詰めていくと
奥が深い・・・
そして感動・・・



ありがとうございました！



天野のレポートです・・・
https://www.facebook.com/kasaharamokuzai




ご興味のある方は
次回開催の案内に注意していてくださいね！

すぐ定員いっぱいになってしまいますから・・・