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【動画】今世紀最大のギリシャ危機を聞きつけ再びあの犬が立ち上がった。暴動のあるところに必ず出没する暴動犬「ソーセージ」

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 みんなは覚えているだろうか?経済危機の続くギリシャで度々勃発する暴動。その暴動現場にすぐさま駆けつけ必ず顔を出し、最前線でその場を取り仕切っているかのように立ち回っている犬がいたことを。

 この犬の名前はソーセージ(ギリシャ語でSasisa)。首輪をしていることから、暴動参加者の飼い犬であると思われるが、今回本気でやばいギリシャの経済危機による暴動現場に再び現れたという。

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ソース:The Protest Dog Sasisa is Back

 暴動のノウハウを熟知しているソーセージは、飛んでくる石や催涙ガスを軽くかわし、警察の姿を見かけると激しく吠えるという。

 ご存知のようにギリシャは、2009年10月の政権交代により旧政権が行ってきた財政赤字の隠蔽が明らかになった。2010年1月、楽観的な経済成長を前提とした3カ年財政健全化計画が発表となったが、債務不履行の不安からギリシャ国債が暴落。株価も影響を受け、世界各国の平均株価が下落し、ユーロも多くの通貨との間で下落した。2010年2月から断続的に国内ではストライキ、デモが多発していた。

暴動になると必ず姿を現すという喧嘩好きの謎の犬がギリシャで話題に(画像+動画)

 2011年10月3日ギリシャ政府が、財政赤字削減目標未達となる見通しを発表、欧州金融市場は再び悪化。これによりまた国内では暴動が活発化。欧州財政危機の包括対策受け入れを巡り、国民投票実施の決意を示したパパンドレウ首相だが、フランスのサルコジ大統領らは「(欧州の)ルールを守れないなら、ギリシャはユーロ圏を去らなければならない」などと強調され、ユーロ圏からギリシャ追放の可能性に言及する異例の事態に発展した。結局はパパンドレウ首相退陣で何とか息を継いだが、今後も混乱は続きそうだ。

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この記事へのコメント、25件

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  1. 飼い主がわざと放したのか.巻き込まれないように気をつけるんだな.

    1. ※1
      ちなみにギリシャはノラ犬がめっちゃ多い
      南欧は全般的にノラ公に寛容で街にウヨウヨ
      人間とのんびり共存してる
      これもその一味かと

  2. ここの今日の気になるニュースの犬見に行ったら
    すべてのまとめブログの記事通ってカラパイアにもどってきちゃったよ

  3. そうなのかー海外のが画像まとめでかなり頻繁に写ってたから気になってたんだ

  4. Riot dog って騒がれてた頃はギリシャがココまでヒドイとはおもってなかったなか。

  5. まるでさながら北斗の拳の世界観状態だな。まさに荒廃した世紀末の地球。世も末だ、資本主義、拝金主義は確実に完全崩壊すろだろうよ。

  6. 殺伐とした現場でみんなをちょっとだけ和ませてくれる癒し系的存在

    1. 飼い主いないんだってね。BBCでも取り上げられてた。
      >>21そうなんだよね。感心したよ

  7. ギリシャでは、狂犬病ワクチンを注射した野良ちゃんに首輪をつけます。青はオス、赤はメスです。この子は野良ちゃんですよ。

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