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「福島第一原発」はチェルノブイリのように封鎖できない。それは海に流れ出ていく


司会者:
チェルノブイリの記念日を迎えて「世界は核の安全について、あの悲劇から学ばなかった」と多くの人は言っていますが…。

欧州放射能危機委員会(ECRR)の科学担当幹事、クリストファー・バズビー教授に日本での 今世紀最悪の核の危機について伺います。

バズビー教授、ご出演ありがとうございます。

メディアで大きく報道されてはいないのですが、福島での爆発のひとつは 最初伝えられたようなガス(水素)爆発ではなく、「核反応だった」という報告があります。

もしそれが本当なら、原発を管理しているTEPCOがそんな最悪の展開を隠すようなことはしませんよね?

バズビー教授:
彼等がそれを隠すことはあり得ると思います。
原子力産業界は二枚舌を使い、事実を隠蔽する行為をくり返してきました。

どこを見ても、常に情報をどうにか変えて彼等が優位にいられるようにしてきた。

私もあれは多分、「核爆発」だったとみていますが、しかし、それは、原子炉の爆発ではなく 使用済み燃料が入っていた燃料プールでだった ということが今はかなり確かな見方だと..
.つまり、あのプールで何らかの「核爆発」があったと。

あのプルトニウムの、MOX燃料の入ったプールでの爆発ですが、あのビデオを観た人なら誰でも、あの巨大な爆発を見て

「水素爆発だ」とは 思わなかったでしょう。

司会者:
もしそれが本当で、水素爆発ではなく核爆発だったら、その結果どうなりますか?

バズビー教授:
そうですね、実をいうと さして違いはありません。問題は燃料棒です。

膨大な数の放射性の燃料棒が空中に吹き飛ばされ、気化したことで、非常に多くの放射線の動きが周辺に起きました。

それに炉心溶融(メルトダウン)があったことと、今も核分裂が起きているらしいこと。

それは、容器に、ひびが入っているせいかもしれない。

つまり、原子炉の中で「核分裂」が起きている、というわけです。

それで、10の14乗、1のあとにゼロが14個ですが、それほどのベクレルの放射能が毎日放出されているということです。

これは本当に深刻な事態です。

チェルノブイリ原発も、核爆発だったという証拠があります。

我々は、2週間ほど前にベルリンでその詳細を聞きましたが、爆発のときの同位元素の測定値から、チェルノブイリも水素爆発ではなく核爆発だったことがわかっています。

司会者:
多くの解説者はチェルノブイリと福島は比較にならないと言っていますが、あなたは、福島は、もっとひどいことになる可能性があると、おっしゃいました。

今でも、その見解をお持ちでしょうか。

つまり、今の状況は、もっとひどくなりうると?

バズビー教授:
えぇ、私は、もっとひどくなる可能性はあると思います。

その理由は、福島はチェルノブイリに比べると、事態のコントロールができていないからです。

チェルノブイリ事故のときに、ソビエトの取った行動のほうが大変、迅速だった、と。

しかし、日本政府は、人々を避難させるにも、のんびりしすぎていて、いまだに禁止すべき区域から人々を十分に脱出させていない。

私に言わせれば、最低でも60から70キロにはしないと。

70キロ離れた地点でも、相当量の放射能が検出されている、という報告もありますし、その数値は、チェルノブイリの避難区域より高いものだったということですから。

それに東京、東京南部、での放射能レベルも上がっていると。

ですから、その違いは、日本ではチェルノブイリより、もっともっと多くの人口が危険にさらされているということです。

チェルノブイリでは、幸いなことに北に向かい、南のキエフには(それほど)行かなかった。

だから、被曝した人口も、それほど多くはない。

しかし、私たちが計算したチェルノブイリ事故による癌の死亡者は、100万人という単位ですよ。

140万人というのが、先のベルリンの会議でECRRのリスクモデルを使った計算結果です。

福島の事故でも、ほぼ同じくらいの数値が予測されます。

司会者:
何故、何故なんでしょう。
私が読んだあるニュース・サイトでは、「長期的な健康へのダメージは良く分かっていないが、しかし健康への危険性は低いと思われる」とあったのです。

実際、これまで福島の放射能汚染による死者は報告されていないし、こういう見解は、それはまだ早すぎるからでしょうか。

または、あなたが過剰反応、つまり大げさに言っているのではないか、と言う人もいるかもしれませんね?

バズビー教授:
こうした見解を述べるのには、早すぎるということはありません。

チェルノブイリの例からも、我々には、すでにわかっているのです。

疫学的な測定結果が出ている数多くの研究報告が、チェルノブイリ後の癌や、様々な種類の疾患の増加を示しています。

「歴史を無視する者は、それをくり返す」と言うほかありません。

そんな見方をする連中は、概して「核」産業と結びついていますし、多額の金が、この健康へのダメージの判断をどれほどのものにするかで動いているのです。

司会者:
日本の関係機関は、9ヶ月で覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止めることができる、など、すべて終えられる自信があると言っていますが、この問題を9ヶ月でなんて解決できるでしょうか。

それで、この大惨事が終焉するでしょうか?

バズビー教授:
すみませんが、イヤ・プラグがおかしくなって…。

司会者:
そうですか、お聞きになれなかったようで。

簡潔にお尋ねしますが、彼らは9ヶ月で原発に覆いをかけ、原子炉を冷却し、放射能漏れを止めることができると日本の関係機関は自信を持って言っていますが。

そうなると 思われますか?

バズビー教授:
そうは思えません、そうはならないと思います。

原子炉に覆いをかけるといいますが、まだそれは核分裂している。
となると、核分裂した放射能物質が地面に向かい、海へと出て行きます。

コンクリートをかぶせて、核分裂している原子炉を閉じ込めることはできません。
それは不可能です。

司会者:
最後に簡潔に。
今「海に流される」とおっしゃっいましたが、チェルノブイリは内陸でしたが、福島は太平洋の岸に立っている。

そのことは、日本から離れた広範囲の地域への放射能汚染に関して、どれほど重大なことになるでしょうか?

簡単にお願いします。

バズビー教授:
そうですね、すでに米国で(放射性)物質が出ていますし、ウラニウムとプルトニウムの濃縮物がハワイやマリアナ諸島のエア・フィルターから出ています。

それに、海に出た汚染は海岸沿いを伝っていきます。

大変深刻な状況です。

しかし、私のこうした見方は、「核」産業や日本の関係機関からよく思われていませんがね。

しかし、人々が病気になり、死ぬことになるのですから、私からすれば非常に重大な問題なのです。

司会者:
バズビー教授、大変興味深いお話をありがとうございました。

ロンドンから生中継でお話し戴きました。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

3号機で、核爆発が起きた、という見方はアメリカの原子力専門家、アーノルド(アーニー)・ガンダーソン氏と同じです。

欧州放射能危機委員会(ECRR)というのは、【IAEA、ICRP=「核」の肯定派から生まれた】で書きましたが、日本の政府、学者たちが金科玉条のようにして信じ込んでいるICRP(国際放射線防護委員会)の基準値には合理性がない、とヨーロッパの独自基準を作ろうというところから生まれた機関です。

ICRP(国際放射線防護委員会)は、もともとは核開発を推進したマンハッタン計画が生みの親ですから、「核」肯定派の考え方が反映されています。

このICRP(国際放射線防護委員会)の基準値を採用しているのが、IAEAですから、この二つの組織は原発推進、核開発推進の両輪なのです。

ですから、人体実験もやるでしょう。

日本の官邸は、このIAEAの指導を受けて、福島第一原発の収束を図ろうとしているようです。
なんと馬鹿げた官邸でしょうか。

日本は、いかがわしいICRP(国際放射線防護委員会)ではなく、より厳しい基準を設け、合理的な根拠を持つ欧州放射能危機委員会(ECRR)の基準を採用するべきなのです。

子供に大人と同様、年間20ミリシーベルトまでの被曝を許容する機関と日本の政府は狂人の巣窟です。

どう考えても、とんな角度から見ても、チェルノブイリより福島の方が重大です。
時間の経過とともに、それがはっきりわかってきます。

なぜ政治家、学者は、こんなことに気がつかないのでしょうか。

はっきり、言いましょう。
彼らはクレージーです。

いわゆる「負の想念」、「魔界の念」とも言いますが、それに取り憑かれてしまって、思考能力が完全に殺がれてしまっているのです。

私は何が恐ろしいかというと、原発より核爆弾より、そうした憑依された政治家、官僚、学者、電力会社です。彼らは、もはや人間ではないのかもしれません。
彼らが、これからも本気で立ち上がらなければ、数十万人、いや数百万人の日本人を死なせることになるのでしょう。

でも、彼らは、もう立ち上がれないでしょう。

仮にそれに気づいたとしても、そのときは遅いのです。
今度は政治家、官僚、学者…彼らのほうが煉獄の業火に焼かれることになるのです。

しかし、不思議です。
こんなことに気がつかないなんて…。
私にとっては到底、理解できないことなのです。




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