2023年度の将棋界
将棋 |
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各年度の将棋界 |
2021 - 2022 - 2023 - 2024 |
2023年度の将棋界(2023ねんどのしょうぎかい)では、2023年(令和5年)4月から2024年(令和6年)3月までの将棋界に関する出来事について記述する。
できごと・予定
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タイトル戦の結果ならびに新記録などの初めておきた出来事に関しては太字で表示する。※は実施されない場合あり。
2023年4月
[編集]4月 | 3日- 「第50回将棋大賞」発表。詳細は2022年度の将棋界#将棋大賞を参照[1]。 |
4月 | 4日- 第16期マイナビ女子オープン五番勝負第1局が行なわれ、西山朋佳女王が甲斐智美女流五段に勝利し1勝目(西山 1-0 甲斐)[2]。 |
4月 | 5日・ 6日- 第81期名人戦七番勝負第1局が行われ、藤井聡太竜王が渡辺明名人に勝利し1勝目(渡辺 0-1 藤井)[3]。 |
4月11日 | - 第8期叡王戦五番勝負第1局が行われ、藤井聡太叡王が菅井竜也八段に勝利し1勝目(藤井 1-0 菅井)[4]。 |
4月17日 | - 第50回将棋大賞表彰式・昇段者免状授与式(東京・将棋会館)[5] |
4月19日 | - 第16期マイナビ女子オープン五番勝負第2局が行われ、西山朋佳女王が甲斐智美女流五段に勝利し2勝目(西山 2-0 甲斐)[6]。 |
4月23日 | - 第8期叡王戦五番勝負第2局が行われ、菅井竜也八段が藤井聡太叡王に勝利し1勝目(藤井 1-1 菅井)[7]。 |
4月24日 | - 第94期棋聖戦挑戦者決定戦が行われ、永瀬拓矢王座に勝利した佐々木大地七段が藤井聡太棋聖への挑戦権獲得[8]。 |
4月26日 | - 第34期女流王位戦五番勝負第1局が行われ、伊藤沙恵女流四段が里見香奈女流王位に勝利し1勝目(里見 0-1 伊藤)[9]。 |
同26日 | - 日本将棋連盟 次期役員予定者予備選挙(定数:東京5名/大阪2名)[10] |
4月27日・28日 | - 第81期名人戦七番勝負第2局が行われ、藤井聡太竜王が渡辺明名人に勝利し2勝目(渡辺 0-2 藤井)[11]。 |
2023年5月
[編集]5月 | 6日- 第8期叡王戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太叡王が菅井竜也八段に勝利し2勝目(藤井 2-1 菅井)[12]。
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5月 | 8日- 藤井聡太第72期王将 就位式(東京ドームホテル)[14] |
5月13日・14日 | - 第81期名人戦七番勝負第3局が行われ、渡辺明名人が藤井聡太竜王に勝利し1勝目(渡辺 1-2 藤井)[15]。 |
5月16日 | - 第34期女流王位戦五番勝負第2局が行われ、里見香奈女流王位が伊藤沙恵女流四段に勝利し1勝目(里見 1-1 伊藤)[16]。 |
5月18日 | - 第64期王位戦挑戦者決定戦が行われ、羽生善治九段に勝利した佐々木大地七段が藤井聡太王位への挑戦権獲得[17]。 |
5月19日 | - 日本将棋連盟が、50歳以上の棋士を対象とした一般公式戦「達人戦立川立飛杯」の創設を発表[18]。
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5月21日・22日 | - 第81期名人戦七番勝負第4局が行われ、藤井聡太竜王が渡辺明名人に勝利し3勝目(渡辺 1-3 藤井)[19]。 |
5月22日 | - 第5期清麗戦挑戦者決定戦が行われ、加藤桃子女流三段に勝利した西山朋佳女流三冠が里見香奈清麗への挑戦権獲得[20]。 |
5月24日 | - 藤井聡太第48期棋王 就位式(ホテルオークラ東京)[21] |
5月25日 | - 第34期女流王位戦五番勝負第3局が行われ、里見香奈女流王位が伊藤沙恵女流四段に勝利し2勝目(里見 2-1 伊藤)[22]。 |
5月28日 | - 第8期叡王戦五番勝負第4局において二度の千日手が成立。いずれも同日に指し直し局が行なわれ、第4局再指し直し局で菅井竜也八段から3勝目を挙げた藤井聡太叡王が叡王防衛(藤井 3-1 菅井)[23]。 |
同28日 | - 第16期マイナビ女子オープン五番勝負第3局が行われ、甲斐智美女流五段から3勝目を挙げた西山朋佳女王がタイトル防衛(西山 3-0 甲斐)[24]。 |
2023年6月
[編集]5月31日 ・6月 1日 | - 第81期名人戦七番勝負第5局が行われ、渡辺明名人から4勝目を挙げた藤井聡太竜王が名人位を奪取(渡辺 1-4 藤井)[25]。 |
6月 | 2日- 第3期女流順位戦A級8回戦終了時点(全9回戦制)で、2位以下に2勝差をつけた西山朋佳女流三冠が里見香奈白玲への挑戦権獲得。 |
6月 | 4日- 第79回学生名人戦の決勝戦で勝利した愛知大学の学生が、対局規定違反(対局中の将棋アプリによるソフト指し)で失格となり、決勝戦の対局相手を優勝に、3位決定戦に進んだ2人を準優勝にそれぞれ繰り上げ。失格者は不正を否定したが後日、不正行為を認めた[注 6][26][27][28][29]。 |
6月 | 5日- 第94期棋聖戦五番勝負第1局が行われ、藤井聡太棋聖が佐々木大地七段に勝利し1勝目(藤井 1-0 佐々木)[30]。 |
6月 | 7日- 第34期女流王位戦五番勝負第4局が行なわれ、伊藤沙恵女流四段から3勝目を挙げた里見香奈女流王位がタイトル防衛(里見 3-1 伊藤)[32] |
6月 | 9日- 日本将棋連盟の第74回通常総会および理事会が行なわれ、日本将棋連盟の会長に羽生善治九段が就任[33]。 |
6月10日 | - 新施設「駒テラス西参道」(渋谷区代々木)オープン[34]。 |
6月18日 | - 同月4日の学生名人戦での不正行為(ソフト指し)による失格事案について、全日本学生将棋連盟が当該学生に対し永久追放処分[27]。 |
6月23日 | - 第94期棋聖戦五番勝負第2局が行なわれ、佐々木大地七段が藤井聡太棋聖に勝利し1勝目(藤井 1-1 佐々木)[35]。 |
2023年7月
[編集]7月 | 3日- 第94期棋聖戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太棋聖が佐々木大地七段に勝利し2勝目(藤井 2-1 佐々木)[36]。 |
7月 7日・ 8日 | - 第64期王位戦七番勝負第1局が行なわれ、藤井聡太王位が佐々木大地七段に勝利し1勝目(藤井 1-0 佐々木)[37]。 |
7月12日 | - 第5期清麗戦五番勝負第1局が行なわれ、里見香奈清麗が西山朋佳女流三冠に勝利し1勝目(里見 1-0 西山)[38]。 |
7月13日 | - 西山朋佳第16期女王 就位式(明治記念館)[39]。 |
7月13日・14日 | - 第64期王位戦七番勝負第2局が行なわれ、藤井聡太王位が佐々木大地七段に勝利し2勝目(藤井 2-0 佐々木)[40]。 |
7月18日 | - 第94期棋聖戦五番勝負第4局が行なわれ、佐々木大地七段から3勝目を挙げた藤井聡太棋聖が棋聖防衛(藤井 3-1 佐々木)[41]。
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7月25日 | - 第5期清麗戦五番勝負第2局が行なわれ、西山朋佳女流三冠が里見香奈清麗に勝利し1勝目(里見 1-1 西山)[42]。 |
7月25日・26日 | - 第64期王位戦七番勝負第3局が行なわれ、藤井聡太王位が佐々木大地七段に勝利し3勝目(藤井 3-0 佐々木)[43]。 |
2023年8月
[編集]8月 | 4日- 第71期王座戦挑戦者決定戦が行われ、豊島将之九段に勝利した藤井聡太竜王・名人が永瀬拓矢王座への挑戦権獲得[44]。 |
8月 | 7日- 藤井聡太第81期名人 就位式(羽田空港第1ターミナル「ギャラクシーホール」[45]) |
8月 | 8日- 第5期清麗戦五番勝負第3局が行なわれ、里見香奈清麗が西山朋佳女流三冠に勝利し2勝目(里見 2-1 西山)[46]。 |
8月14日 | - 第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局が行なわれ、永瀬拓矢王座に2勝0敗で勝利した伊藤匠六段が藤井聡太竜王への挑戦権獲得[47]。 |
8月15日・16日 | - 第64期王位戦七番勝負第4局が行なわれ、佐々木大地七段が藤井聡太王位に勝利し1勝目(藤井 3-1 佐々木)[48]。 |
8月22日・23日 | - 第64期王位戦七番勝負第5局が行なわれ、佐々木大地七段から4勝目を挙げた藤井聡太王位が王位防衛(藤井 4-1 佐々木)[49]。
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8月23日 | - 第5期清麗戦五番勝負第4局が行なわれ、西山朋佳女流三冠から3勝目を挙げた里見香奈清麗がタイトル防衛(里見 3-1 西山)[50]。 |
8月28日 | - 藤井聡太第8期叡王 就位式(明治記念館) |
8月31日 | - 第71期王座戦五番勝負第1局が行なわれ、永瀬拓矢王座が藤井聡太竜王・名人に勝利し1勝目(永瀬 1-0 藤井)[51]。 |
2023年9月
[編集]9月 | 2日- 第3期白玲戦七番勝負第1局が行なわれ、里見香奈白玲が西山朋佳女流三冠に勝利し1勝目(里見 1-0 西山)[52]。 |
9月 | 5日- 第13期女流王座戦挑戦者決定戦が行なわれ、西山朋佳女流三冠に勝利した加藤桃子女流四段が里見香奈女流王座への挑戦権獲得[53]。 |
9月 | 9日- 第3期白玲戦七番勝負第2局が行なわれ、西山朋佳女流三冠が里見香奈白玲に勝利し1勝目(里見 1-1 西山)[54]。 |
同 9日 | - 第45期女流王将戦挑戦者決定戦が放送され、渡部愛女流三段に勝利した香川愛生女流四段が西山朋佳女流王将への挑戦権獲得[55]。 |
同 9日 | - 奨励会第73回三段リーグ最終日(第17-18回戦)。10月1日付で昇段する新四段2名が決定(宮嶋健太新四段、上野裕寿新四段)[56]。 |
9月12日 | - 第71期王座戦五番勝負第2局が行われ、藤井聡太竜王・名人が永瀬拓矢王座に勝利し1勝目(永瀬 1-1 藤井)[57]。 |
同12日 | - 里見香奈第34期女流王位 就位式(日比谷 松本楼)[58] |
9月16日 | - 第3期白玲戦七番勝負第3局が行なわれ、西山朋佳女流三冠が里見香奈白玲に勝利し2勝目(里見 1-2 西山)[59]。 |
9月27日 | - 第71期王座戦五番勝負第3局が行われ、藤井聡太竜王・名人が永瀬拓矢王座に勝利し2勝目(永瀬 1-2 藤井)[60]。 |
同27日 | - 第31期倉敷藤花戦挑戦者決定戦が行われ、加藤結李愛女流初段に勝利した西山朋佳女流三冠が里見香奈倉敷藤花への挑戦権獲得[61]。 |
9月30日 | - 第3期白玲戦七番勝負第4局が行なわれ、西山朋佳女流三冠が里見香奈白玲に勝利し3勝目(里見 1-3 西山)[62]。 |
2023年10月
[編集]10月 | 2日- 第54期新人王戦決勝三番勝負第1局が行なわれ、上野裕寿四段が藤本渚四段に勝利し1勝目(藤本 0-1 上野)[63]。 |
10月 | 3日- 藤井聡太第94期棋聖 就位式(帝国ホテル) |
10月 6日・ 7日 | - 第36期竜王戦七番勝負第1局が行なわれ、藤井聡太竜王が伊藤匠七段に勝利し1勝目(藤井 1-0 伊藤)[64]。 |
10月 | 7日- 第45期女流王将戦三番勝負第1局が行なわれ、西山朋佳女流王将が香川愛生女流四段に勝利し1勝目(西山 1-0 香川)[65]。 |
10月11日 | - 第71期王座戦五番勝負第4局が行なわれ、永瀬拓矢王座から3勝目を挙げた藤井聡太竜王・名人が王座のタイトル奪取(永瀬 1-3 藤井)[66]。 |
10月13日 | - 将棋界初のタイトル八冠独占を受け、藤井聡太竜王・名人の内閣総理大臣顕彰受賞決定[67](将棋界では27年ぶり2人目[注 20]、11月授与式[68])。 |
10月14日 | - 第3期白玲戦七番勝負第5局が行なわれ、里見香奈白玲が西山朋佳女流三冠に勝利し2勝目(里見 2-3 西山)[69]。 |
10月17日 | - 第45期女流王将戦三番勝負第2局が行なわれ、香川愛生女流四段から2勝目を挙げた西山朋佳女流王将がタイトル防衛(西山 2-0 香川)[70]。 |
10月17日・18日 | - 第36期竜王戦七番勝負第2局が行われ、藤井聡太竜王が伊藤匠七段に勝利し2勝目(藤井 2-0 伊藤)[71]。 |
10月21日 | - 第3期白玲戦七番勝負第6局が行なわれ、里見香奈白玲が西山朋佳女流三冠に勝利し3勝目(里見 3-3 西山)[72]。 |
10月23日 | - 第54期新人王戦決勝三番勝負第2局が行なわれ、藤本渚四段が上野裕寿四段に勝利し1勝目(藤本 1-1 上野)[73]。 |
10月25日 | - 第13期女流王座戦五番勝負第1局が行われ、里見香奈女流王座が加藤桃子女流四段に勝利し1勝目(里見 1-0 加藤)[74]。 |
10月25日・26日 | - 第36期竜王戦七番勝負第3局が行われ、藤井聡太竜王が伊藤匠七段に勝利し3勝目(藤井 3-0 伊藤)[75]。 |
10月28日 | - 第3期白玲戦七番勝負第7局が行なわれ、里見香奈白玲から4勝目を挙げた西山朋佳女流三冠が白玲のタイトル奪取(里見 3-4 西山)[76]。 |
10月31日 | - 第54期新人王戦決勝三番勝負第3局が行なわれ、藤本渚四段から2勝目を挙げた上野裕寿四段が優勝[77]。 |
2023年11月
[編集]11月 4日・5日 | - 第13期加古川青流戦決勝三番勝負第1局-第2局が行われ、吉池隆真三段から2勝を挙げた藤本渚四段が優勝(藤本 2-0 吉池)[79]。 |
11月 | 7日- 第31期倉敷藤花戦三番勝負第1局が行なわれ、里見香奈倉敷藤花が西山朋佳女流四冠に勝利し1勝目(里見 1-0 西山)[80]。 |
同 7日 | - 藤井聡太第64期王位 就位式(イイノホール)[81] |
11月10日 | - 第13期女流王座戦五番勝負第2局が行われ、里見香奈女流王座が加藤桃子女流四段に勝利し2勝目(里見 2-0 加藤)[82]。 |
11月10日・11日 | - 第36期竜王戦七番勝負第4局が行われ、伊藤匠七段から4勝目を挙げた藤井聡太竜王が竜王のタイトル防衛(藤井 4-0 伊藤)[83]。 |
11月13日 | - 藤井聡太竜王・名人(八冠) 内閣総理大臣顕彰 顕彰式(首相公邸、将棋界では羽生善治以来27年ぶり2人目)[84][85] |
11月18日 | - 第31期倉敷藤花戦三番勝負第2局が行なわれ、西山朋佳女流四冠から2勝目を挙げた里見香奈倉敷藤花がタイトル防衛(里見 2-0 西山)[86]。 |
11月19日 | - 第44回将棋日本シリーズプロ公式戦決勝が東京ビッグサイトで行なわれ、糸谷哲郎八段に勝利した藤井聡太JT杯覇者が2年連続の優勝[88]。 |
11月20日 | - 里見香奈 第5期清麗 就位式(東京 千代田区、ホテルニューオータニ)[89] |
11月22日 | - 第73期王将戦挑戦者決定リーグ最終7回戦一斉対局が行なわれ、リーグ成績1位の菅井竜也八段が藤井聡太王将への挑戦権獲得[90]。 |
11月24日 | - 第50期女流名人戦女流名人リーグ最終9回戦一斉対局が行なわれ、リーグ1位タイの里見香奈女流四冠と内山あや女流初段によるプレーオフが決定[91]。 |
11月25日 | - 第1回達人戦立川立飛杯決勝が立川ステージガーデンで行なわれ、丸山忠久九段に勝利した羽生善治九段が優勝[92]。
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11月29日 | - 第50期女流名人戦リーグ・プレーオフが行なわれ、内山あや女流初段に勝利した里見香奈女流四冠が西山朋佳女流名人への挑戦権獲得[93]。
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2023年12月
[編集]12月 | 1日- 西山朋佳第3期白玲 就位式(グランドニッコー東京 台場) |
12月 | 5日- 第13期女流王座戦五番勝負第3局が行なわれ、加藤桃子女流四段が里見香奈女流王座に勝利し1勝目(里見 2-1 加藤桃)[94]。 |
12月11日 | - 第13期女流王座戦五番勝負第4局が行なわれ、加藤桃子女流四段から3勝目を挙げた里見香奈女流王座がタイトル防衛(里見 3-1 加藤桃)[95]。 |
12月13日 | - 西山朋佳第45期女流王将 就位式(明治記念館) |
12月21日 | - 第49期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行なわれ、伊藤匠七段(敗者組)が広瀬章人九段(勝者組)に勝利[96]。 |
12月22日 | - 藤井聡太第71期王座 就位式(パレスホテル東京)[97][98] |
12月23日 | - 第31期銀河戦決勝が囲碁将棋プラスで配信され、藤井聡太銀河(八冠)に勝利した丸山忠久九段が棋戦初優勝[99][100]。 |
12月24日 | - 将棋オールスター東西対抗戦2023(東京 原宿「明治神宮会館」) |
12月26日 | - 第49期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局が行なわれ、広瀬章人九段(勝者組)に勝利した伊藤匠七段(敗者組)が藤井聡太棋王への挑戦権獲得[101]。 |
2024年1月
[編集]1月 | 3日- 第8回YAMADA女流チャレンジ杯決勝が高崎市・Gメッセ群馬で行なわれ、野原未蘭女流初段に勝利した磯谷祐維女流初段が優勝[102]。 |
1月 7日・ 8日 | - 第73期王将戦七番勝負第1局が行なわれ、藤井聡太王将が菅井竜也八段に勝利し1勝目(藤井 1-0 菅井)[103]。 |
1月14日 | - 第50期女流名人戦五番勝負第1局が行なわれ、福間香奈女流四冠が西山朋佳女流名人に勝利し1勝目(西山 0-1 福間)[104]。 |
1月20日・21日 | - 第73期王将戦七番勝負第2局が行なわれ、藤井聡太王将が菅井竜也八段に勝利し2勝目(藤井 2-0 菅井)[105]。 |
1月21日 | - 第50期女流名人戦五番勝負第2局が行なわれ、福間香奈女流四冠が西山朋佳女流名人に勝利し2勝目(西山 0-2 福間)[106]。 |
1月27日・28日 | - 第73期王将戦七番勝負第3局が行なわれ、藤井聡太王将が菅井竜也八段に勝利し3勝目(藤井 3-0 菅井)[107]。 |
1月30日 | - 藤井聡太 第36期竜王就位式(東京・渋谷「セルリアンタワー東急ホテル」) |
2024年2月
[編集]2月 | 4日- 第49期棋王戦五番勝負第1局が富山市で行なわれ、129手で持将棋が成立し無勝負[108][109](引き分け、藤井聡太棋王 0-0 伊藤匠七段)[110][111]。 |
同 4日 | - 第50期女流名人戦五番勝負第3局が行なわれ、西山朋佳女流名人が福間香奈女流四冠に勝利し1勝目(西山 1-2 福間)[112]。 |
2月 | 5日- 「2023年獲得賞金・対局料ベスト10」公表[113](詳細は「将棋界#獲得賞金と対局料」参照)。 |
2月 7日・8日 | - 第73期王将戦七番勝負第4局が行なわれ、菅井竜也八段から4勝目を挙げた藤井聡太王将がタイトル防衛(藤井 4-0 菅井)[114]。 |
2月10日 | - 第17回朝日杯将棋オープン戦準決勝・決勝が有楽町朝日ホールで行なわれ、決勝で藤井聡太竜王・名人を破った永瀬拓矢九段が初優勝[115]。 |
2月14日 | - 福間香奈 第13期女流王座就位式(帝国ホテル)[116] |
2月24日 | - 第49期棋王戦五番勝負第2局が金沢市で行なわれ、藤井聡太棋王が伊藤匠七段に勝利し1勝目(藤井 1-0 伊藤、持将棋1)[117]。 |
2月25日 | - 第50期女流名人戦五番勝負第4局が行なわれ、西山朋佳女流名人から3勝目を挙げた福間香奈女流四冠がタイトル奪取(西山 1-3 福間)[118] |
2月29日 | - 第82期順位戦A級9回戦(最終局)一斉対局が浮月楼で行なわれ、豊島将之九段が藤井聡太名人への挑戦権獲得[119]。 |
2024年3月
[編集]3月 3日 | - 第49期棋王戦五番勝負第3局が新潟市で行なわれ、藤井聡太棋王が伊藤匠七段に勝利し2勝目(藤井 2-0 伊藤、持将棋1)[120]。 |
3月 | 4日- 第17期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦が行われ、北村桂香女流二段に勝利した大島綾華女流二段が西山朋佳女王への挑戦権獲得[121]。 |
3月 | 9日- 奨励会第74回三段リーグ最終局。4月1日付で昇段する新四段2名が決定(山川泰熙新四段、高橋佑二郎新四段)[122]。 |
3月15日 | - 第35期女流王位戦挑戦者決定戦が行われ、伊藤沙恵女流四段に勝利した加藤桃子女流四段が福間香奈女流王位への挑戦権獲得[123]。 |
3月17日 | - 第49期棋王戦五番勝負第4局が日光市で行なわれ、伊藤匠七段から3勝目を挙げた藤井聡太棋王がタイトル防衛(藤井 3-0 伊藤、持将棋1)[124]。 |
同17日 | - 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝(2月12日対局)が放映され、藤井聡太NHK杯に勝利した佐々木勇気八段が初優勝[125]。 |
3月19日 | - 第9期叡王戦挑戦者決定戦が行われ、永瀬拓矢九段に勝利した伊藤匠七段が藤井聡太叡王への挑戦権獲得[126]。 |
3月31日 | - 第21回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が行われ、古賀悠聖六段が初優勝[127][128][129]。 |
記録
[編集]タイトル戦
[編集]棋戦 | 勝者 | 開催時期 | 番勝負 | 備考 | 注 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
在位者 | 勝敗 | 挑戦者 | ||||||
名人戦 | 第81期 名人 |
藤井聡太 | 2023年 4-6月 |
渡辺明 名人 |
1-4 (七番勝負) |
藤井聡太 竜王 |
|
[25] |
叡王戦 | 第8期 叡王 |
藤井聡太 | 2023年 4-6月 |
藤井聡太 叡王 |
3-1 (五番勝負) |
菅井竜也 八段 |
|
[23] |
ヒューリック杯 棋聖戦 |
第94期 棋聖 |
藤井聡太 | 2023年 6-8月 |
藤井聡太 棋聖 |
3-1 (五番勝負) |
佐々木大地 七段 |
|
[41] |
伊藤園 お〜いお茶杯 王位戦 |
第64期 王位 |
藤井聡太 | 2023年 7-9月 |
藤井聡太 王位 |
4-1 (七番勝負) |
佐々木大地 七段 |
|
[49] |
王座戦 | 第71期 王座 |
藤井聡太 | 2023年 8-10月 |
永瀬拓矢 王座 |
1-3 (五番勝負) |
藤井聡太 竜王・名人 |
|
[66] [130] |
竜王戦 | 第36期 竜王 |
藤井聡太 | 2023年 10-12月 |
藤井聡太 竜王 |
4-0 (七番勝負) |
伊藤匠 七段 |
|
[83] |
ALSOK杯 王将戦 |
第73期 王将 |
藤井聡太 | 2024年 1-3月 |
藤井聡太 王将 |
4-0 (七番勝負) |
菅井竜也 八段 |
|
[114] |
棋王戦 コナミグループ杯 |
第49期 棋王 |
藤井聡太 | 2024年 2-3月 |
藤井聡太 棋王 |
3-0 (五番勝負) |
伊藤匠 七段 |
[124] |
その他の棋戦
[編集]分類 | 棋戦 | 回 | 優勝者 | 決勝開催日 | 準優勝者 | 備考 | 注 | |||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一般棋戦(公式棋戦) | 全棋士 参加 棋戦 |
銀河戦 | 第31期 | 丸山忠久 九段 |
2023年 12月23日(配信) 11月 1日(対局) |
藤井聡太 銀河 |
|
[99] | ||||||||||||||||||||||||
朝日杯 将棋オープン戦 |
第17回 | 永瀬拓矢 九段 |
2024年 2月10日 |
藤井聡太 竜王・名人 |
|
[115] | ||||||||||||||||||||||||||
NHK杯 将棋トーナメント |
第73回 | 佐々木勇気 八段 |
2024年 3月17日(放送) 2月12日(対局) |
藤井聡太 NHK杯選手権者 |
|
[125] | ||||||||||||||||||||||||||
選抜 棋戦 |
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 |
第44回 | 藤井聡太 JT杯覇者 |
2023年 11月19日 |
糸谷哲郎 八段 |
|
[88] | |||||||||||||||||||||||||
年長 棋戦 |
達人戦 立川立飛杯 (50歳以上) |
第1回 | 羽生善治 九段 |
2023年 11月25日 |
丸山忠久 九段 |
|
[92] | |||||||||||||||||||||||||
新人/若手 棋戦 |
新人王戦
|
第54期 | 上野裕寿 四段 |
○●○ | 2023年 10月 2日(第1局) 10月23日(第2局) 10月31日(第3局) |
●○● | 藤本渚 四段 |
|
[77] | |||||||||||||||||||||||
加古川青流戦 (四段以下) |
第13期 | 藤本渚 四段 |
○○ | 2023年 11月 4日(第1局) 11月 5日(第2局) |
●● | 吉池隆真 三段 |
|
[79] | ||||||||||||||||||||||||
非公式戦 準公式戦 |
ABEMA トーナメント (非公式戦) |
2023 (第6回) |
【 チーム永瀬 】 永瀬 王座 増田康 七段 本田 六段 |
2023年 [131]9月23日(放送) 8月12日(対局) |
【 チーム稲葉 】 稲葉 八段 服部 四段 出口 六段 |
チーム永瀬 2回目の優勝 |
[132] | |||||||||||||||||||||||||
SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦 |
2023 (年) |
【西軍】
|
2023年 12月24日 |
【東軍】
|
(準公式戦) | [133] | ||||||||||||||||||||||||||
ABEMA 地域対抗戦 (非公式戦) |
- | チーム中部 (5勝) |
2024年 4月13日(放送) (3月 _日 対局) |
チーム関東B (1勝) |
地域別 全8チーム | [134] |
女流タイトル戦
[編集]棋戦 | 勝者 | 開催時期 | 番勝負 | 備考 | 注 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
在位者 | 勝敗 | 挑戦者 | ||||||
マイナビ 女子オープン |
第16期 女王 |
西山朋佳 | 2023年 4-6月 |
西山朋佳 女王 |
3-0 (五番勝負) |
甲斐智美 女流五段 |
6年連続(通算6期) | [24] |
女流王位戦 | 第34期 女流王位 |
里見香奈 | 2023年 4-6月 |
里見香奈 女流王位 |
3-1 (五番勝負) |
伊藤沙恵 女流四段 |
5年連続(通算9期) | [32] |
大成建設杯 清麗戦 |
第5期 清麗 |
里見香奈 | 2023年 7-8月 |
里見香奈 清麗 |
3-1 (五番勝負) |
西山朋佳 女流三冠 |
2年連続(通算4期) | [50] |
ヒューリック杯 白玲戦 |
第3期 白玲 |
西山朋佳 | 2023年 9-10月 |
里見香奈 白玲 |
3-4 (七番勝負) |
西山朋佳 女流三冠 |
2期ぶり(通算2期) | [76] |
霧島酒造杯 女流王将戦 |
第45期 女流王将 |
西山朋佳 | 2023年 10月 |
西山朋佳 女流王将 |
2-0 (三番勝負) |
香川愛生 女流四段 |
2年連続(通算4期) | [70] |
リコー杯 女流王座戦 |
第13期 女流王座 |
里見香奈 | 2023年 10-12月 |
里見香奈 女流王座 |
3-1 (五番勝負) |
加藤桃子 女流四段 |
3年連続(通算7期) | [95] |
大山名人杯 倉敷藤花戦 |
第31期 倉敷藤花 |
里見香奈 | 2023年 11月 |
里見香奈 倉敷藤花 |
2-1 (三番勝負) |
西山朋佳 女流四冠 |
9年連続(通算14期) | [86] |
岡田美術館杯 女流名人戦 |
第50期 女流名人 |
福間香奈 | 2024年 1-3月 |
西山朋佳 女流名人 |
1-3 (五番勝負) |
福間香奈 女流四冠 |
3期ぶり(通算13期) | [118] |
その他の女流棋戦
[編集]分類 | 棋戦 | 回 | 優勝者 | 決勝開催日 | 準優勝者 | 備考 | 注 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新人棋戦 | YAMADA 女流チャレンジ杯 |
第8回 | 磯谷祐維 女流初段 |
2024年 1月 3日 |
野原未蘭 女流初段 |
第12回 上州将棋祭り |
[102][135] |
新人棋戦 (非公式戦) |
白瀧あゆみ杯 争奪戦 |
第17回 | 武富礼衣 女流初段 |
2023年 7月17日 |
佐々木海法 女流1級 |
第20回 白瀧文化祭 |
[136] |
LPSA 主催棋戦 |
1day トーナメント |
第81回 | 堀彩乃 女流1級 |
2023年 4月23日 |
田中沙紀 女流1級 |
第3回 卯月カップ |
[137] |
第82回 | 磯谷祐維 女流初段 |
2024年 3月24日 |
田中沙紀 女流1級 |
第17回 武蔵国府中 けやきカップ |
[138] | ||
(非公式戦) | 世田谷花みず木 女流オープン戦 |
- | (2023年以降 棋戦休止) |
在籍クラスの昇級・降級
[編集]順位戦
[編集]
|
|
竜王ランキング戦
[編集]第36期竜王戦ランキング戦・昇級者決定戦
昇級・降級者は各組4名。
次期 クラス |
棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
1組 | 伊藤匠
七段 |
5組 優勝 | 竜王挑戦 |
豊島将之
九段 |
2組 優勝 | [145] | |
佐藤康光
九段 |
2組 2位 | ||
斎藤慎太郎
八段 |
2組 3位 | ||
菅井竜也
八段 | |||
2組 | 三浦弘行
九段 |
3組 優勝 | [146] |
郷田真隆
九段 |
3組 2位 | ||
阿久津主税
八段 |
3組 3位 | ||
近藤誠也
七段 | |||
3組 | 大石直嗣
七段 |
4組 優勝 | [147] |
本田奎
六段 |
4組 2位 | ||
池永天志
五段 |
4組 3位 | ||
佐々木大地
七段 | |||
4組 | 服部慎一郎
六段 |
5組 2位 | [148] |
石田直裕
五段 |
5組 3位 | ||
杉本和陽
五段 | |||
5組 | 出口若武
六段 |
6組 優勝 | [149] |
渡辺和史
六段 |
6組 2位 | ||
狩山幹生
四段 |
6組 3位 | ||
井田明宏
四段 |
次期 クラス |
棋士 | 成績 | 注 |
---|---|---|---|
2組 |
佐藤天彦 九段 三枚堂達也 七段 阿部健治郎 七段 八代弥
七段 |
1組 5位決定戦 初戦敗退 |
[150] |
3組 |
鈴木大介 九段 澤田真吾 七段 佐々木慎 七段 及川拓馬
七段 |
2組 昇級者決定戦 初戦敗退 |
[145] |
4組 |
高橋道雄 九段 野月浩貴 八段 遠山雄亮 六段 飯島栄治
八段 |
3組 昇級者決定戦 初戦敗退 |
[146] |
5組 |
中村太地 八段 西尾明 七段 千葉幸生 七段 小林裕士
七段 |
4組 残留決定戦 敗退 |
[147] |
6組 |
森下卓 九段 瀬川晶司 六段 安用寺孝功 七段 |
5組 残留決定戦 敗退 |
[148] |
女流順位戦
[編集]第3期女流順位戦(2022年10月 - 2023年7月)
次期 クラス |
女流棋士 | 成績 | 注 | |
---|---|---|---|---|
A級 | 塚田恵梨花 | 女流二段 | B03(8-1) | [151] |
石本さくら | 女流二段 | B01(5-4) | ||
B級 | 伊奈川愛菓 | 女流二段 | C02(7-1) | [152] |
和田あき | 女流二段 | C12(7-1) | ||
武富礼衣 | 女流初段 | C01(5-3) | ||
C級 | 大島綾華 | 女流初段 | D12(7-1) | [153] |
渡辺弥生 | 女流二段 | D07(6-2) | ||
内山あや | 女流初段 | D10(6-2) | ||
堀彩乃 | 女流1級 | D17(6-2) |
次期 クラス |
女流棋士 | 成績 | 注 | |
---|---|---|---|---|
B級 | 中井広恵 | 女流六段 | A04(2-7) | [154] |
中村真梨花 | 女流四段 | A09(2-7) | ||
C級 | 千葉涼子 | 女流四段 | B05(4-5) | [151] |
岩根忍 | 女流三段 | B07(2-7) | ||
山田久美 | 女流四段 | B09(1-8) | ||
D級 | 竹部さゆり | 女流四段 | C13(2-6) | [152] |
船戸陽子 | 女流三段 | C14(0-8) | ||
宮宗紫野 | 女流二段 | C19(0-8) | ||
カロリーナ ・フォルタン |
女流初段 | C20(0-0) (2期連続休場) |
引退 | |
順位戦 陥落 |
(該当者なし) |
将棋大賞
[編集]第51回将棋大賞(2024年4月1日発表、同月18日表彰)[155][156]
各賞 | 受賞者 | 受賞 | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最優秀棋士賞 | 藤井聡太 竜王・名人 | 4年連続 4回目 | 46勝 | 8敗(勝率0.852)|||||
優秀棋士賞 | 伊藤匠 七段 | 初受賞 | 51勝17敗(勝率0.750) | |||||
敢闘賞 | 丸山忠久 九段 | 初受賞 | 24勝18敗(勝率0.571) | |||||
新人賞 | 藤本渚 五段 | 初受賞 | 51勝 | 9敗(勝率0.850)|||||
最多対局賞 | 伊藤匠 七段 | 初受賞 | 69対局 (51勝17敗) (持将棋1を含む) | |||||
最多勝利賞 | 伊藤匠 七段 | 初受賞 | 51勝 | |||||
藤本渚 五段 | 初受賞 | |||||||
勝率一位賞 | 藤井聡太 竜王・名人 | 2年ぶり 6回目 | 46勝 | 8敗(勝率0.852)|||||
連勝賞 | 佐々木大地 七段 | 初受賞 |
| |||||
最優秀女流棋士賞 | 福間香奈 女流五冠 | 9年連続 14回目 | 34勝12敗(勝率0.739) | |||||
優秀女流棋士賞 | 西山朋佳 女流三冠 | 3年連続 3回目 | 38勝13敗(勝率0.745) | |||||
女流最多対局賞 | 加藤桃子 女流四段 | 3年ぶり 2回目 | 52対局 (36勝16敗) | |||||
東京将棋記者会賞 | 小林健二 九段 | 初受賞 | - | |||||
小山怜央 四段 | 初受賞 | - | ||||||
升田幸三賞 | 伊藤匠 七段 | 初受賞 | [157] | |||||
升田幸三特別賞 | 村田顕弘 六段 | - | [158] | |||||
名局賞 | ○ 藤井聡太 竜王・名人 ● 豊島将之 九段 |
第71期王座戦 挑戦者決定戦 | ||||||
名局賞(特別賞) | ● 永瀬拓矢 王座 ○ 藤井聡太 竜王・名人 |
第71期王座戦 五番勝負第4局 | ||||||
女流名局賞 | ● 里見香奈 白玲 ○ 西山朋佳 女流三冠 |
第3期ヒューリック杯白玲戦 七番勝負第2局 |
表彰者
[編集](将棋栄誉賞、将棋栄誉敢闘賞、特別将棋栄誉賞、特別将棋栄誉敢闘賞)
昇段・引退
[編集]太字 今年度プロ入り棋士・女流棋士
昇段棋士
| ||||
---|---|---|---|---|
段位 | 棋士 | 昇段日 | 昇段理由 | 注 |
四段 | 小山怜央 | 2023年 | 4月 1日棋士編入試験合格 | [164] |
小山直希 | 第72回奨励会三段リーグ戦1位 | [165] | ||
森本才跳 | 第72回奨励会三段リーグ戦2位 | |||
柵木幹太 | 第72回奨励会三段リーグ戦3位 (次点2回) | |||
宮嶋健太 | 2023年10月 | 1日第73回奨励会三段リーグ戦1位 | [166] | |
上野裕寿 | 第73回奨励会三段リーグ戦2位 | |||
五段 | 山本博志 | 2023年 | 4月17日勝数規定 / 公式戦100勝 | [167] |
冨田誠也 | 2024年 | 3月12日順位戦C級1組昇級 | [168] | |
高田明浩 | 2024年 | 3月12日順位戦C級1組昇級 | [169] | |
藤本渚 | 2024年 | 3月12日順位戦C級1組昇級 | [170] | |
六段 | 金沢孝史 | 2023年 | 4月 1日引退棋士昇段規定 | [171] |
熊坂学 | 2023年 | 4月 1日引退棋士昇段規定 | ||
服部慎一郎 | 2023年 | 4月20日竜王ランキング戦連続2回昇級 | [172] | |
伊藤匠 | 2023年 | 4月20日竜王ランキング戦連続2回昇級 | [173] | |
本田奎 | 2023年 | 5月 1日竜王ランキング戦連続2回昇級 | [174] | |
田中悠一 | 2023年10月12日 | 勝数規定 / 五段昇段後120勝 | [175] | |
古賀悠聖 | 2024年 | 3月 5日順位戦B級2組昇級 | [176] | |
七段 | 野田敬三 | 2023年 | 4月 1日引退棋士昇段規定 | [171] |
伊藤匠 | 2023年 | 8月14日竜王挑戦 | [177] | |
石井健太郎 | 2024年 | 3月 6日順位戦B級1組昇級 | [178] | |
船江恒平 | 2024年 | 3月12日勝数規定 / 六段昇段後150勝 | [179] | |
八段 | 室岡克彦 | 2023年 | 4月 1日フリークラス昇段規定 | [171] |
飯塚祐紀 | 2023年 | 6月 7日勝数規定 / 七段昇段後190勝 | [180] | |
村山慈明 | 2023年 | 6月21日勝数規定 / 七段昇段後190勝 | [181] | |
小林裕士 | 2023年12月12日 | 勝数規定 / 七段昇段後190勝 | [182] | |
千田翔太 | 2024年 | 2月 8日順位戦A級昇段 | [183] | |
増田康宏 | 2024年 | 3月 7日順位戦A級昇段 | [184] | |
九段 | 広瀬章人 | 2023年11月16日 | 勝数規定 / 八段昇段後250勝 | [185] |
昇段(級) 女流棋士
| ||||
---|---|---|---|---|
段(級)位 | 女流棋士 | 昇段(級)日 | 昇段(級)理由 | 注 |
女流2級 | 宮澤紗希 | 2023年 | 7月 1日研修会でB2に昇級 | [186] |
森本理子 | 2023年 | 9月 1日研修会でB2に昇級 | [187] | |
砂原奏 | 2023年 | 9月 1日研修会でB2に昇級 | [188] | |
磯谷祐維 | 2023年 | 9月 1日研修会でB2に昇級 | [189] | |
崎原知宙 | 2023年11月 | 1日研修会でB2に昇級 | [190] | |
伊藤真央 | 2023年11月 | 1日研修会でB2に昇級 | [191] | |
竹内優月 | 2024年 | 3月 1日研修会でB2に昇級 | [192] | |
女流1級 | 岩佐美帆子 | 2023年 | 4月 1日年度成績指し分け以上(8勝以上) | [171] |
磯谷祐維 | 2023年11月17日 | YAMADA女流チャレンジ杯決勝進出 | [193] | |
宮澤紗希 | 2024年 | 1月25日女流王将戦本戦入り | [194] | |
女流初段 | 松下舞琳 | 2023年 | 4月 1日年度成績指し分け以上(8勝以上) | [171] |
今井絢 | 2023年 | 8月20日倉敷藤花戦ベスト4 | [195] | |
磯谷祐維 | 2024年 | 1月 3日YAMADA女流チャレンジ杯優勝 | [102] | |
女流二段 | 安食総子 | 2023年 | 4月 1日引退女流棋士規定 | [171] |
塚田恵梨花 | 2023年 | 5月 8日女流順位戦A級入り | [196] | |
和田あき | 2023年 | 6月 5日勝数規定 / 女流初段昇段後70勝 | [197] | |
大島綾華 | 2024年 | 3月 4日タイトル挑戦 | [121][198] | |
女流三段 | 久津知子 | 2023年 | 4月 1日引退女流棋士規定 | [171] |
山根ことみ | 2023年11月24日 | 勝数規定 / 女流二段昇段後100勝 | [199] | |
山口恵梨子 | 2024年 | 1月31日勝数規定 / 女流二段昇段後100勝 | [200] | |
女流四段 | 伊藤沙恵 | 2023年 | 4月18日勝数規定 / 女流三段昇段後130勝 | [201] |
中村真梨花 | 2023年 | 5月13日勝数規定 / 女流三段昇段後130勝 | [202] | |
加藤桃子 | 2023年 | 7月 3日勝数規定 / 女流三段昇段後130勝 | [203] | |
女流五段 | 西山朋佳 | 2023年10月17日 | タイトル通算7期(女流棋士 転向後) | [204] |
引退者・引退予定者
| ||||
---|---|---|---|---|
引退公表日 | 最終対局日(引退日) | 引退理由 | 注 | |
上野裕和 六段
|
2023年 | 4月 3日2023年 | 5月16日 引退フリークラス規定 | [171][205] |
甲斐智美 女流五段
|
2023年 | 3月 7日2023年 | 7月 3日 引退引退届/一身上の都合 | [206][207] |
北尾まどか
女流二段 |
2023年 | 4月 3日2023年 | 7月10日 引退女流棋士引退規定 | [171][208] |
石川陽生 七段
|
2023年 | 4月 3日2023年 | 9月14日 引退フリークラス規定 | [171][209] |
川上猛 七段
|
2023年 | 4月 3日(2024年度以降) (第38期竜王戦まで現役継続可) |
フリークラス規定 | [171][注 35] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ タイトル戦で1局で2度の千日手成立は史上5度目。
- ^ タイトル戦で指し直し局を含め同日中に3局を実施するのは第93期棋聖戦 第1局以来、史上2度目。
- ^ これまでの名人最年少記録は谷川浩司十七世名人の21歳2か月(第41期名人戦)。
- ^ タイトル七冠保持は、羽生善治七冠のタイトル失冠による六冠後退時(1996年7月30日)以来となる26年10か月ぶり。七冠達成の最年少記録(20歳10か月)は、羽生善治の達成(25歳4か月=1996年2月14日)以来27年3か月ぶりの記録更新。
- ^ 女流タイトル戦を含めると、里見香奈によるデビュー以来14期連続でのタイトル戦番勝負敗退なし(2013年)の記録を10年ぶりに更新した。
- ^ 当該学生の対局中における離席の多さを他の参加者が指摘し、決勝の対局終了直後に運営側が確認した結果、決勝と準決勝の時間帯に忍ばせていたスマートフォンで将棋アプリによるソフト指しをした形跡があることが発覚した。
- ^ 女流棋戦でも2020年度よりタイトル戦の数は8つになったが、同一年度内の全棋戦に同じ女流棋士が登場したケースは2023年度時点まで例がない。
- ^ 4組優勝からの挑戦権獲得は、真田圭一(第10期)、藤井猛(第11期)、渡辺明(第17期)の3例がある。
- ^ 竜王挑戦による七段昇段は糸谷哲郎(第27期)に次ぐ2人目。なお、渡辺明(第17期)は当時の昇段規定(五段昇段後竜王挑戦)により六段昇段。
- ^ 竜王位奪取なら竜王、奪取失敗なら1組在籍。
- ^ 4組から次期1組以上への昇級は、真田圭一(10期4組 - 11期1組)、藤井猛(11期4組 - 12期竜王)、渡辺明(17期4組 - 18期竜王)の3例がある。
- ^ 1組昇級の従来の最速記録は渡辺明の参加4期。
- ^ 伊藤匠は第36期の5組ランキング戦で5勝、本戦で5勝、挑決三番勝負2勝0敗で12連勝を記録(後に七番勝負第1局で藤井聡太竜王に敗戦)。伊藤以外では、第34期で藤井聡太が2組ランキング戦で4勝、本戦で2勝、挑決三番勝負2勝0敗、七番勝負4勝0敗で12連勝を記録している(藤井は次期第35期七番勝負第1局で広瀬章人挑戦者に敗戦)。
- ^ 年未満切り捨ての合計年齢。藤井竜王が21歳(2か月17日)、伊藤七段が20歳(11か月26日)。日単位合計では42歳2か月となる。
- ^ タイトル戦番勝負における対戦棋士の合計年齢の従来の最少記録は、第57期棋聖戦(1990年度後期)第1局時点における 屋敷伸之棋聖(18歳) 対 森下卓六段(24歳) で42歳(年未満切り捨て、日単位での合計では43歳3か月)。
- ^ 藤井竜王、伊藤七段はともに2002年生まれ。
- ^ 従来の記録は羽生善治の21歳11か月(第40期)。
- ^ 棋士によるタイトル全冠制覇は羽生善治(1996年)以来史上4人目(9例目)であり、同記録をプロ入り後史上最速(7年0か月)かつ最年少(21歳2か月)で達成。
- ^ 女流棋士では里見香奈が2022年に達成している。
- ^ 羽生善治以来の内閣総理大臣顕彰受賞で、羽生の受賞は1996年3月21日、タイトル七冠独占を事由としての受賞。
- ^ ただし、第44期新人王戦でプロ入り前の奨励会員である都成竜馬三段が棋戦優勝した例がある。
- ^ これまで日本将棋連盟に記録が残る内の最速記録・最短=最少対局数記録はいずれも森内俊之四段(当時)のプロ入り164日後、15局目[78]。
- ^ 従来の最年少優勝記録は佐々木勇気の19歳2か月(第3期)。
- ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年 第36期竜王戦の連続19期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第36期竜王戦までの連続9期。
- ^ a b 大山康晴の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、1963年 第22期名人戦 - 1966年 第25期名人戦の連続19期で達成。大山の同記録は当時の「全タイトル戦における連続獲得記録」(連続19期)を同時に達成。また、大山の連続19期の記録は「全タイトル戦連続登場記録(連続50期)」の期間に含まれる。
- ^ 「西山朋佳 対 里見香奈」の「同一カード」の対決は、女流タイトル戦8棋戦での実施が決定。これまでの将棋界での最多タイトル戦同一カード対決記録は「谷川浩司 対 羽生善治」の7棋戦(現8タイトル棋戦のうち叡王戦を除く7棋戦)。
- ^ 従来の記録は藤井猛の45歳10か月(第24期、対局日基準)。
- ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年度 第73期王将戦の連続20期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第73期王将戦までの連続10期。
- ^ これまでの同一年度での獲得タイトル数最多記録は7期で羽生善治が2度達成(1994年度(名人、棋聖(2期)、王位、王座、竜王、棋王の計7期)および1995年度(名人、棋聖、王位、王座、竜王、王将、棋王の計7期)。
- ^ これまでのタイトル戦年間最多勝利数記録は羽生善治の27勝(1994年度)。
- ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年度 第49期棋王戦の連続21期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第49期棋王戦までの連続11期。
- ^ 「41歳」は年未満切り捨て。日単位での合計では「42歳2か月」
- ^ 藤井聡太王位は第35期竜王戦(2022年10月開幕)から第36期竜王戦まで、9棋戦連続タイトル戦に登場(竜王戦-王将戦-棋王戦-名人戦-叡王戦-棋聖戦-王位戦-王座戦-竜王戦-王将戦の連続10棋戦)。
- ^ 藤井聡太王位は第35期竜王戦(2022年10月開幕)から第36期竜王戦まで、9棋戦連続タイトル戦に登場(竜王戦-王将戦-棋王戦-名人戦-叡王戦-棋聖戦-王位戦-王座戦-竜王戦-王将戦-棋王戦の連続11棋戦)。
- ^ 第37期竜王戦までの4組在籍および第38期の5組以上が確定し、引退時期は早くとも第38期以降。
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- ^ 甲斐智美女流五段が引退. 日本将棋連盟
- ^ 北尾まどか女流二段が引退. 日本将棋連盟
- ^ 石川陽生七段が引退. 日本将棋連盟
外部リンク
[編集]- 日本将棋連盟サイト
- 2023年のニュース一覧(4月-12月)
- 2024年のニュース一覧(1月-3月)
- 2023年度棋士・女流棋士成績