岩佐美帆子
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岩佐 美帆子 女流1級 | |
---|---|
名前 | 岩佐 美帆子 |
生年月日 | 2005年8月15日(19歳) |
プロ入り年月日 | 2022年2月1日(16歳) |
女流棋士番号 | 76 |
出身地 | 岐阜県岐阜市 |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 豊島将之九段 |
段位 | 女流1級 |
女流棋士DB | 岩佐 美帆子 |
2023年4月1日現在 |
岩佐 美帆子(いわさ みほこ、2005年8月15日 -)は、日本将棋連盟(関西本部)所属の女流棋士。女流棋士番号は76。岐阜県岐阜市出身。鶯谷高等学校在学中[1][2]。豊島将之九段門下[3]。
棋歴
女流棋士になるまで
小学4年生のときに、兄二人の影響で将棋を始めた[3]。
2016年、第10回小学生女子将棋名人戦で3位[4]。
第12期マイナビ女子オープンチャレンジマッチに出場して女流棋士の安食総子を破るが、相川春香に敗れた[5]。翌期の第13期マイナビ女子オープンチャレンジマッチにも出場するが、今度は安食に敗れた[6]。
2019年、第11回中学生女子将棋名人戦で準優勝。決勝では、2年後に自身より少し先に女流棋士になる佐々木海法に大熱戦の末敗れた[7]。
2020年、第36回関西アマチュア女流将棋名人戦で3位[8]。第12回中学生女子将棋名人戦で5位[9]。
2021年、第57回全国高校将棋選手権大会の団体戦で5位[2][1]。
2021年12月12日、東海研修会の定例会で4連勝し、12勝4敗でB2昇級となり、女流棋士(女流2級)になる資格を得た[3][10]。
女流棋士になってから
2022年2月1日付で日本将棋連盟(関西本部)所属の女流2級となった[11]。デビュー戦は3月14日に関西将棋会館で行われた第30期倉敷藤花戦1回戦で、山口絵美菜を相手に終盤まで優位に進めたが、最終盤で手を誤り逆転負けを喫した。岩佐は「終盤の甘さを痛感した」とコメントした[12]。
棋風
人物
- 趣味は音楽鑑賞と読書[11]。
- 祖父母宅が豊島の地元である愛知県一宮市にあり、帰省の際などに直接指導を受けた[3]。
- 岐阜県在住者として初の棋士となった高田明浩ともアドバイスを受けるなど交流がある[14]。
- 先に女流棋士になった山口仁子梨・稀良莉姉妹も岐阜市出身で鶯谷高等学校出身である。特に稀良莉は高校で1つ先輩である。
昇段・昇級履歴
→昇段規定については「将棋の段級 § 女流棋士」を参照
- 2016年[15] 7月 - 東海研修会 入会(F1クラス)
- 2021年12月12日 - 東海研修会 B2に昇級(女流2級資格)
- 2022年[11] 2月 1日 - 女流2級 = プロ入り
- 2023年[16]。 4月 1日 - 女流1級(年度成績指し分け以上・8勝以上 /2022年度9勝9敗)
主な成績
在籍クラス
開始 年度 |
女流順位戦 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
期 | 白玲 | A級 | B級 | C級 | D級 |
|
||||||||||||
2024 | 3 | D27 | 5-3
| |||||||||||||||
2024 | 4 | D12 | 4-4
| |||||||||||||||
2025 | 5 | D16 |
| |||||||||||||||
女流順位戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) |
年度別成績
年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
---|---|---|---|---|---|
2021 | 1 | 0 | 1 | 0.0000 | [17] |
2022 | 18 | 9 | 9 | 0.5000 | [18] |
2023 | 23 | 10 | 13 | 0.4347 | [19] |
2021-2023 (小計) |
42 | 19 | 23 | 0.4523 | |
通算 | 42 | 19 | 23 | 0.4523 | [20] |
2023年度まで |
脚注
- ^ a b “岐阜・鶯谷高校将棋部 男子が初優勝、女子が5位入賞”. 朝日新聞. (2021年9月8日) 2021年12月25日閲覧。
- ^ a b “将棋甲子園、鴬谷高が優勝 男子団体、岐阜県勢36年ぶり”. 岐阜新聞. (2021年8月4日) 2021年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e f “豊島将之九段、師匠になる 初の弟子、岐阜の16歳”. 中日新聞. (2021年12月25日) 2021年12月25日閲覧。
- ^ “第10回小学生女子将棋名人戦・全国大会 棋譜”. LPSA (2016年8月28日). 2022年1月2日閲覧。
- ^ “第12期マイナビ女子オープン<チャレンジマッチ>”. www.shogi.or.jp. 2024年8月27日閲覧。
- ^ “第13期マイナビ女子オープン<チャレンジマッチ>”. www.shogi.or.jp. 2024年8月27日閲覧。
- ^ “第11回中学生女子将棋名人戦・全国大会”. LPSA (2019年8月19日). 2022年2月8日閲覧。
- ^ “第36回関西アマチュア女流将棋名人戦【結果報告】”. 関西将棋会館. 2021年12月25日閲覧。
- ^ “マイナビ杯 第12回中学生女子将棋名人戦 決勝大会”. LPSA (2020年10月18日). 2021年12月25日閲覧。
- ^ “東海研修会B・Cクラス”. 日本将棋連盟. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ a b c “岩佐美帆子さんが2月から女流棋士2級に|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2022年2月1日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ “将棋の岩佐美帆子女流2級、デビュー戦は黒星 「終盤の甘さ痛感」”. 岐阜新聞. (2022年3月14日) 2022年3月16日閲覧。
- ^ “中日新聞のツイート”. Twitter (2021年12月25日). 2021年12月25日閲覧。
- ^ “「藤井キラー」豊島九段の初弟子に 16歳女子高生が女流棋士デビュー”. 岐阜新聞. (2022年1月26日) 2022年2月1日閲覧。
- ^ “東海研修会➞成績一覧表(2016年8月)”. web.archive.org. 2024年8月27日閲覧。
- ^ “昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟. 2023年4月6日閲覧。
- ^ “女流棋士2021年度成績|成績・ランキング”. 日本将棋連盟. 2024年9月30日閲覧。
- ^ “女流棋士2022年度成績|成績・ランキング”. 日本将棋連盟. 2024年9月30日閲覧。
- ^ “女流棋士2023年度成績|成績・ランキング”. 日本将棋連盟. 2024年9月30日閲覧。
- ^ “女流棋士通算成績|成績・ランキング”. 日本将棋連盟 (2024年3月29日). 2024年9月30日閲覧。