そういう心配に対して
「投資とは必ずお金を増やすことを指すのです。お金を減らすことを心配しなくていいのです」と説く記事を読みました。[外部記事]
んー
どうなんでしょう。
投資は増やすことを「指す」と言い切っていいのかな。投資でお金が増えるとは限りません。そこらへんを分かっているから「心配」するわけですね。
今回は、投資の考え方について
含み損で売らなければいい
引用元記事の考え方は強力です。
引用します。
「含み損の時に損を確定しなければ必ず増えるのが『投資』なのです。」
元記事の筆者はFPです。
専門的知識を持っている人が、投資について「必ず増える」という表現を使うことに強い違和感を覚えます。
精神論
元記事は「含み損の確定をしなければ利益が得られる」と説くのですが・・・
それって、諦めなければ夢は叶う、に近いかなという気がします。
ある意味では精神論です。
含み損の確定をしないで、ずーっと我慢して、株価が上がるのをひたすら待つ。忍耐力が必要ですし、必ず株価が戻ると信じる信念も必要です。
忍耐力も信念も、どちらもタフな精神力を要求されますね。
人生、諦めが肝心
人生、諦めが肝心って言葉があります。
好き嫌いが分かれそうな言葉ですが、私はだんだん好きになってます。
信じることと諦めること。
それを分けること。だんだん分かるようになってきました。
大切な人や自分自身に対しては信じることですね。今は上手く行っていなくても、いつかはいい風が吹いてきます。そのときまでしっかり耐えて、信じること。
一方、それ以外の大体のことは諦めることかなと思います。投資もこっちです。
日常のいろんなことは自分の思うようには行きません。上手く行かなくてもしょうがないです。含み損とか、嫌なこととか不安なこととか。
こういうものは、(ある程度で考えることを)諦めるのがいいと思います。
思うこと
元記事は、投資をしたらお金を減らしてしまうのではないかという考え方は間違い。含み損を売らなければお金は増やせる。と説きます。
そうなのかもしれませんが、そんなに簡単な話じゃないと思うんです。
投資は、将来どうなるか予見できないから不安になります。不安の根っこは将来の不確実性ですね。
投資にしても老後の生活にしても、その他のいろんなことも、基本的にはすべて予見不能です。だから、そんなものだと思って飄々と受け入れるのがいいのかなと思います。
必ず、なんてことはないですから。
上手く行けば素直に喜び、上手く行かなければしょうがないと諦める。
それで行けたらと思ってます。
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非常に同意致します。
元記事の人は、投資に対して真摯ではないような気がします。
私も、周りの友達に、インデックス投資を今まで2人ほどに、教えて、2人とも始めてくれたのですが、この方法は長期に渡るほど増えていく可能性は高いけれど、100%ではもちろんなく、マイナスになることは理解しておいてほしいと説明をしています。
投資に限らず、どの事象もそうだと思うのですが、絶対、確実、100%というのはありえないですよね。
FPのただのポジショントークですね。
記事を書いて、そして責任を全く負いませんから、心地よいことだけ書いていればいいだけ。
1桁投資額を増やしてから、どや!って感じならまた別の感想がでてくるのかもしれませんが。
※4097:積立投資家さん
そうですね。元記事の人は、投資に対して真摯ではない気がしますね。
どんな投資でもマイナスになるリスクはありますね。
絶対、確実、100%はありえないですね。確実に利益が出ると断言する人、あるいは断言に近い言葉で説明する人は要注意だと思っています。
※4098:煙々さん
あの記事の責任を全く負わないのはそうですね。
元記事は割とお手軽な記事だなーと思いました。